「ニット素材 」ってどんな素材?
ニット素材のファッションアイテムには、セーターやカーディガンなどが挙げられます。実は、「ニット」というのは編み物全体を指す言葉なのですが、ニット製品といえば特にセーターなどを指すことが多いです。
ニット素材とは?
ニット素材といえば、セーターなどがすぐに思い浮かびます。実は、ニットといえば編み物すべてを指す言葉となっています。現在では、セーターやカーディガンのことをニットと呼んだりします。実は、肌着やストッキング、ジャージなどもニットの一種類です。また、ニットの編み方には、「棒針編み」や「かぎ針編み」「機械編み」といった種類があります。棒針編みは、二本の棒を使って編んでいく方法で、かぎ針編みは、かぎ状に先端がまがっている棒を一つだけ使って編んでいく方法となります。そして、機械編みは機械を使って大量生産するやり方で、セーターなどを編むのに使われています。そのスピードは手で編むのとは比べ物にならないぐらい速いです。
ニット素材の洗濯の仕方とは?
ニット素材のセーターなどを洗濯する時には、必ず製品に付いている絵表示を確認してください。たとえば、洗濯絵表示が「手洗い可」になっていたら、洗濯機のドライコースを設定して洗うこともできます。或いは、手洗いでつけ込み洗いをすれば生地を大切にしながら洗濯できます。もし、ウール50%、アクリル50%などの表示であれば、ウールが縮みやすいことを考慮して手洗いした方が安全かもしれません。また、手洗いするつもりでも、必ず洗剤の色落ちテストをして洗濯が失敗しないように気を配ることが大切です。実際に手洗いで洗濯する場合は、洗濯桶の中に30℃ぐらいのぬるま湯を入れて、やさしく押し洗いすることをおすすめします。
ニット素材の魅力とは?
ニット素材の魅力といえば、体に優しくフィットしてくれることや着心地がよくて暖かいことなどが挙げられます。また、通気性の良さに加えて、様々なカラーバリエーションがあるニットアイテムも多いです。こうしたニットの魅力は、ココ・シャネルのような先進的ファッションデザイナーにも早くに注目されていました。彼女は、ニット素材を使った女性用のスーツなども初期に作っています。また、メンズファッションの分野でも、多くのデザイナーたちがニット素材を使ったファッションを毎年発表しています。現在でも、ニット素材は年々進化し続けていっています。そのため、「形態安定ニット」や「UVカットニット」などといった新しいニット素材も開発されてきています。