

【冬のメンズファッション講座】はずさない定番アイテムの選び方とトレンドプラスの簡単ステップアップ術
アウターが手放せなくなる寒い冬の時季になると、洋服選びも一気に難しくなるものです。
気づけばいつも同じコートを着ている、コーディネートがワンパターン化しているという男性も多いでしょう。
「無難こそ一番カッコいい!」を提供している当サイトが、そんなお悩みを解決します!
毎年使える定番アイテムを基本に、ほんの少しだけ旬のアイテムをプラスする。
実は、こんな簡単な方法で、驚くほど簡単に冬のファッションコーデは完成します。
持っていれば必ず使える、コーディネートに困らない定番アイテムの選び方と、トレンドアイテムを手軽に取り入れるコツをご紹介します。
また、この冬流行のキレイめストリートなど、スタイル別のファッションコーデも併せてご紹介します。
定番のコーディネートをしっかりとマスターし、目立ちすぎない、着心地、居心地のいい冬のファッションを実現しましょう。
このブログは、下記の記事の「オシャレの法則」に基づいてお話しています。
メンズファッションの冬服が気になる方はこちらをチェックください✅
目次
流行に左右されない冬ファッション定番アイテムのそろえ方
冬のファッション選びは確かに難しいものですが、定番アイテムを一通りそろえてしまえば、後は着回しがぐんと楽になります。
ここでは、アウター、トップス、ボトムス、シューズ別に、まずそろえるべき定番中の定番をご紹介します。
【アウター】ベーシックカラーの質の良いコートとカジュアルアウターの2枚持ち
アウターとは、寒い季節に羽織るジャケットやコートなどの総称です。
言わば、冬ファッションの最重要アイテム。
アウターの良し悪しで、コーディネート全体の印象が大きく違ってきます。
おすすめしたいのは、“長く使える質の良いキレイめコート”と“カジュアルアウター”の2枚持ち。
冬はイベントが多く、出掛けることが増えるため、雰囲気の違うコートを2枚持っておくことで着回しの幅が広がり、場面に合わせたピッタリの着こなしを楽しむことができます。
以下、2つのカテゴリーから、好みに合わせて1枚ずつ選んで持っておけば、どんなシーンにも対応できて安心です。
丈については、ロングとショートを1枚ずつ持っておくのもおすすめですが、膝下までかかる超ロングコートは全体のバランスが取りにくく、着こなしが難しくなるため避けた方が賢明です。
質の良い、ベーシックコート
Pコート
10,400
元々はイギリス海軍の軍服だったというPコート。
ダブルブレストといって前身頃が広く、2枚の生地を重ねてボタンを2つ付ける防寒性に優れたデザインが特徴です。
カジュアルにもキレイめにも対応できる優秀アイテム。
コーディネートの幅が広く、着こなしを楽しみたい人にピッタリです。
ダッフルコート
18,700
北欧の漁師の仕事着だったというダッフルコート。
分厚い毛織の生地でフード付き、穴に差し込むタイプのボタンではなく、ループ状のひもにトグル(棒状のボタン)で留めるのが特徴です。
幅広い世代に人気の定番コートで、色や丈感によってガラッと印象が変わります。
カジュアルアウター
ダウンジャケット
19,200
生地の内部にダウンフェザー(羽毛)を詰めたものがダウンジャケット。
防寒に優れ、軽く着心地が良いコートの代表格。
手軽さを求める人におすすめのアイテムです。
モッズコート
9,250
丈が長く、ファー付きフード、フィッシュテール(二股に割れた後ろの裾)、フロント部分のジッパーを隠す比翼などが特徴のモッズコート。
ややワイルド感のあるコートなので、男らしい印象を出したい人におすすめです。
丈が長いため防寒性にも優れ、1枚羽織ればバシッと決まります。
MA-1
6,300
アメリカ空軍が開発したフライトジャケットが起源。
主にナイロン素材で作られ、ウエスト丈、左上腕部のシガーポケットなどシンプルで機能的なデザインが特徴です。
ショート丈なので幅広いコーデが楽しめるアイテム。
防寒性を考えると、中綿のあるタイプの選択をおすすめします。
【トップス】1枚でもサマになる防寒性に優れた薄手ニットやシャツ、トレーナー
トップスとは、セーターやシャツなど上半身に着る洋服を指しますが、素材や形の種類が多く、どれを選べばよいか悩むことも多いはずです。
アウターが冬ファッションの重要アイテムであることは間違いないものの、いざ屋内に入ればトップスがファッションの主役。
このことをよく頭に入れて、“1枚着るだけで主役になれるかどうか”をイメージして選ぶとよいでしょう。
ボリュームがあるものもありますが、着膨れを防ぐためにも、薄手で防寒性に優れたものを選ぶことが大切です。
サイズも、体にほどよくフィットし、キレイなシルエットを演出してくれるアイテムを選べば、重ね着をしても着膨れが気になりません。
冬の定番トップスは、ニット、シャツ、トレーナーの3つ。
この中から1枚ずつ選んで持っておけば、着回し力が格段にアップします。
ニットセーター
ラウンドネック
4,700
ニットセーターは首元のデザインによって印象が変わります。
首元の形が丸首型のものがラウンドネック、V字型のものがVネック。
いずれもデザインがシンプルなため、どんなアウター、パンツとも相性が良く、1枚でもキレイに着こなせる優秀ニットの代表です。
タートルネック
5,150
筒状の襟を折り返して着るタートルネックは冬の定番。
襟元が開いたチェスターコート、Pコートなど定番アウターとの相性が抜群で、シンプルながらオシャレに決まります。
防寒性が高く、大人っぽく見えるのも特徴です。
ケーブル編みニット
5,300
少し存在感のあるニットを選ぶなら、ケーブル編みニットがおすすめ。
縄編みともいわれ、縄のような模様の編み方が特徴です。
温かみがあり、冬ニットの王道的存在です。
オシャレな印象が強く、1枚で十分にサマになるアイテムです。
シャツ
無地のシャツ
4,150
無地の他、チェック柄やストライプなど、シンプルながら使いやすい柄も多いのがシャツの特徴。
生地もさまざまあり、ハリとコシのあるオックスフォードシャツ、柔らかい肌ざわりのフランネルシャツ、デニム生地を使ったデニムシャツなどがあります。
1枚で主役になれるのはもちろんのこと、きちんと感と大人っぽさを出したいときにも重宝します。
重要なのは、サイズ感。
肩幅がピッタリと合っていることが重要なので、ジャストサイズを選ぶようにしましょう。
トレーナー
無地の定番カラーのトレーナー
19,130
スウェット生地で作られた、スポーティーさが特徴のトレーナー。
カジュアル感を出したいときにおすすめです。
シャツなどとの組み合わせを考え、無地の定番カラー(グレー、ブラック、紺)を選ぶことをおすすめします。
【ボトムス】定番デニムパンツにプラス!使える黒パンツは体形に合わせて選んで
ボトムスとは、上半身に着るトップスの下に合わせるパンツなどのこと。
定番のデニムパンツは、冬の着こなしにももちろん活用できます。
その上で、どんなアウター、トップスとも相性が良く使い回しがしやすい黒パンツを買い足し、こちらも2点持ちしておけば安心です。
シルエットは、どちらも細身がおすすめ。
【シューズ】使い勝手のいいキレイめシューズとスニーカーを使いこなす
定番の冬ファッションをそろえるとき、意外と困るのがシューズという人も多いのではないでしょうか?
数ある靴の種類の中で、ファッション上級者でなくても取り入れやすいのが、革靴とスニーカー。
ビジネス用の革靴ではなく、あくまでもカジュアルに履ける革素材の靴は、使い勝手が良くカジュアルファッションの定番靴です。
スニーカーは、スポーティーな素材ではなくキャンバス地を選ぶと、キレイめスタイルにも対応できます。
色はブラウン、ブラックのどちらかを選んでおくと間違いありません。
革素材の靴
10,400
ドレス感のある革靴よりもスエード素材のシューズを選ぶと、カジュアルにもキレイめにも対応可能。
秋冬ならではのショートブーツや両サイドに伸縮性のある生地が施されたサイドゴアブーツなどもOKです。
キャンバススニーカー
7,750
スニーカーはキャンバス素材のものを。
こちらも、カジュアルからキレイめスタイルまで幅広いコーディネートと相性がよく、コーデにさりげなく抜け感をプラスしてくれる優秀アイテムです。
2022-2023冬のトレンドを取り入れて簡単ステップアップ
定番アイテムが一通りそろったら、トレンドを少し取り入れてみましょう。
こなれ感が出て、簡単にオシャレ度をアップさせることができます。
難しく考える必要はありません。
今年のトレンドアイテムから1つか2つ取り入れてみるだけです。
毎日のコーデがほんの少し楽しくなること間違いなしです。
【アイテム】コーチジャケットやスウェットパーカーで今年らしく
コーチジャケット
10,400
この冬トレンドのコーチジャケット。
ナイロン素材の生地に、シャツ襟、ひもで絞れる裾などが特徴ですが、ナイロンではない暖かい素材のものなど種類も豊富に出ています。
着回しができるアウターとして人気です。
【カラー】トレンドカラーのブラウン系やパープル系などを上手に活用
この冬のトレンドカラーは、ずばり「ブラウン系」
32,680
生成りのようなベージュからチョコレートのような濃いブラウンまで、さまざまな色みのブラウンを取り入れたファッションが流行しています。
その他、パープル、レッド、イエロー、カーキなどもトレンドカラーですが、ファッション上級者以外には少しハードルが高めです。
取り入れるなら、インナーや小物類など差し色として活用するのがいいでしょう。
まずは手軽に取り入れやすい「ブラウン系」をどこかに持ってくると、“今年らしさ“が一気に増すのでおすすめです。
【柄・素材】流行のチェック柄やボアはショップのマネキンに注目
この冬トレンドのボア素材
31,230
この冬トレンドのチェック柄、ボア素材も、取り入れることにぜひチャレンジしたいアイテムです。
ただ、どのように着こなせばよいか自信がない、どれを選べばよいのかわからない、という人は、ショップなどの「マネキンにならう」ことをおすすめします。
【小物】スヌードやマフラー、色や柄のチョイスでトレンドをプラス
柄のマフラーを合わせてトレンドをプラス
27,800
実は、トレンドを最も簡単に取り入れる方法は、小物類を充実させることです。
スヌードやマフラー、手袋など小物をプラスするだけでオシャレ度はぐんとアップします。
ちなみにスヌードとは、マフラーの両端がくっついていて、輪っか状になっているもの。
マフラーより防寒性に富み、ネックウォーマ―とマフラーの中間のような存在です。
それらの小物に、トレンドカラーを選べば一石二鳥。
そもそも小物類は価格もリーズナブルなものが多いため、取り入れるのも簡単です。
スヌード、マフラー、手袋、ニット帽。
このいずれかにトレンドカラー、または、チェック柄やボアなど流行の素材を持ってくれば、格段にオシャレな着こなしが完成します。
スタイル別のメンズ冬コーデ着こなし講座
ストリートやトラッド、アウトドアカジュアルなど、さまざまなファッションスタイルが存在します。
はずさない定番アイテムを押さえたところで、スタイル別のコーデのポイントを紹介しましょう。
【ストリート】キレイめアイテムをプラス
チェスターコート+パーカーでキレイめストリート
22,480
街中で自発的に生まれたファッションスタイルが「ストリートスタイル」と呼ばれ、自由でラフな着こなしが特徴です。
今年風に着こなすにはキレイめがポイント。
例えば、定番アウターのチェスターコートに、インナーとして今年流行のスウェットパーカーを合わせましょう。
カジュアルファッションのどこかにキレイめを少しプラスするだけで、簡単に流行コーデが完成します。
【スポーツ・アウトドア】都会的アイテムをミックス
スタイリッシュなマウンテンパーカーをコーデ
16,330
寒い冬にこそ、スポーツミックスをうまく着こなすのもおすすめです。
「スポーツミックス」とは、スポーツテイストのアイテムを取り入れたコーデのこと。
どこかワンポイントに都会的なアイテムを組み合わせるのが今年流です。
海っぽいイメージ、山っぽいイメージなどを作るのではなく、あえて都会的な印象をプラスすることで、オシャレ度がぐんとアップします。
【シンプルスタイル】トレンドをプラスして脱ワンパターン
トレンドカラーを靴下に取り入れ脱マンネリ
34,400
流行に左右されないベーシックなアイテムをそろえれば、間違いなく無難に決まってくれる!
そんなありがたいコーデがシンプルスタイル。
最初に紹介した定番アイテムを、何も考えずに組み合わせてさえおけば「ダサくない」ファッションが簡単に仕上がります。
柄ものなどは避けて無地に近いものを選び、カラーも定番色を組み合わせておけば間違いありません。
パンツは細身のジーンズかブラックを選ぶのが一番です。
ポイントは、トレンドをプラスワンすること。
小物などでトレンド感を少し足すだけで、マンネリから脱してコーデの幅が広がります。
【スマートカジュアル】ジャケット or チェスターコートで大人にまとめる
チェスターコート+シャツ+ニットでスマートカジュアル
40,380
「スマートカジュアル」とは、結婚式やパーティーなどの場で用いられるドレスコードの一つで、カジュアル過ぎず、ほどよくきちんと感のあるファッションのことを指します。
なかなか定義が難しい面もありますが、ジャケット着用が基本です。
20代でキレイめなファッションをしたい人には、着るだけで大人っぽさを出せるジャケットは使えるアイテム。
大人の男性でもう少し手軽に楽しみたい場合は、チェスターコートがおすすめです。
冬のアウターの定番となりつつあるチェスターコートは、キレイめにもカジュアルにも着こなすことができる優秀アイテムです。
冬ファッションは購入すべきアイテムも多く、金銭的にも厳しくなりがちです。
はずさない定番アイテムを賢く選び、トレンドを少しだけプラスして、マンネリ化しない冬ファッションを楽しみましょう。
この記事で紹介した定番アイテムの選び方は以下の通り。
- アウター:ベーシックカラーの質の良いコートとカジュアルコートの2枚持ち
- トップス:1枚でもサマになる薄手のニットやシャツ、トレーナーから1枚ずつ選ぶ
- ボトムス:定番デニムパンツと黒パンツの2枚持ち
- シューズ:レザーシューズとスニーカーの2足持ち
- トレンドアイテム:コーチジャケット、スウェットパーカー
- トレンドカラー:ブラウン系
- トレンド柄/素材:チェック柄、ボア素材
- 小物でトレンド感をプラスするのがおすすめ
このポイントさえ押さえれば、ダサくない無難なファッションが完成します。
ぜひ参考にしてください!
早速、具体的な冬のメンズファッションが見たい!というかたはこちらからチェック🥳
19世紀に実在したチェスターフィールド伯爵の名前に由来するといわれるチェスターコートは、丈がやや長めで襟元のVラインが特徴のコート。
見た目は背広に近い印象です。
ロング丈のベーシックコートといえばチェスターコートです。
シンプルにカッコ良く着こなしたい人におすすめです。