【オシャレマニュアルVol.1】メンズファッションのオシャレの考え方と取り入れ方

オシャレに興味はあるけれど、どんなコーデをしたらいいかわからない。
そもそもオシャレって何? 男性にも必要なもの?
オシャレに見える人と見えない人の違いって何だろう?
簡単にオシャレに見られるコツを知りたい。

メンズファッションのオシャレについては、人それぞれ、さまざまな思いや考えがあるでしょう。
自分にはオシャレは無縁と思わずに、オシャレについてのアンテナを張ってみませんか。

ここではオシャレの基本的な考え方や自分に合うオシャレを見つける方法、オシャレに見せるコツなどについて、具体的に紹介します。

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男にオシャレは必要!メンズファッションのオシャレってどういうこと?

メンズファッションにおけるオシャレとは

「オシャレ」と聞いてどのような人を思い浮かべますか?

ファッションショーから出てきたような、個性的で奇抜なアイテムをバランスよく着こなす人。
シンプルで周囲に支持されやすい好印象コーデの人。
服装や髪形、身なりが垢ぬけていて気が利いている人。

オシャレの意味を辞書で引くと、身なりに気を配ること、洗練されていること、などと書かれていますが、漠然とし過ぎていて、よくわかりませんね。
 
 
オシャレな人といっても、人それぞれ、思い浮かべる姿、理想とする姿は違います。
「派手で奇抜で個性的なファッション」を好む人もいれば、「シンプルで大人っぽいファッション」を好む人もいます。
どちらがいい悪いではなく、前者は「自分が好きでその恰好をしている」、後者は「客観的な情報を参考にして、大多数の意見を取り入れた格好をしている」という特徴があります。

メンズファッションにおけるオシャレを考える上では、まず自分がどのようなオシャレを望むのか、見極める必要があります。

自分に合うオシャレを見つける方法

自分に合うオシャレを見つけるためには、具体的にどうすればよいのでしょうか。

ファッションユーザーのタイプを3段階に分けた以下のポジショニングマップを見てください。
以下の3つのタイプのうち、自分はどれに当てはまるのか、自分が望んでいるオシャレがどのタイプなのか、理想を明確にしましょう。

①ファッションリーダー ・個性的・奇抜・流行をいち早く取り入れる
・自分のセンスに自信がある
・他者の目は気にならない
②ファッション上級者 ・高級ブランド・ファストファッションなど、さまざまなジャンルから流行を取り入れ、自分流のオシャレを楽しむ
・他者からもオシャレと認められたい
③程よいオシャレがしたい ・流行を追うよりは、「キレイに、無難に」が大事だと考えている
・他者から好感を持たれたい
・オシャレし過ぎるのは恥ずかしい

流行を伴った特定のアイテムを取り入れる場合、ポジショニングマップのどこに位置するのかによって、取り入れるタイミングが違ってきます。
例えば、コートとカーディガン両方の特徴を持つ「コーディガン」は、1年前までは①のファッションリーダーの間では定番でしたが、今年は②のファッション上級者も取り入れています。
一方、③の程よいオシャレがしたい層は、もう少し様子を見てから取り入れた方がいいかもしれません。

ポジショニングマップのどこに位置するかによって、参考にすべき情報源も違ってきます。

①ファッションリーダーを理想とする場合は、以下のアパレル関連の情報サイトがおすすめです。

②ファッション上級者が理想であれば、雑誌やSNSなどで、アパレルショップやメーカーなどの発信する流行を参考にするのがおすすめです。

  • 20代後半:「MEN'S NON‐NO(メンズノンノ)」(集英社)など
  • 20代前半~後半:「men's FUDGE(メンズ・ファッジ)」(三栄書房)など
  • 30代前半~40代前半:「UOMO(ウオモ)」(集英社)など

③程よいオシャレがしたい層は、「キレイで、無難なファッション」「シンプルで大人っぽいファッション」が大事だと考えています。
そんな人にこそ参考にしてほしいのが、「無難カッコいい」をテーマとしている当サイト「メンズファッションプラス」です。
全身コーディネートの写真がたくさん掲載され、コーディネートの提案ごと購入できる「マネキン買い」もあります。

メンズファッションプラス

ここからは、③程よいオシャレがしたい方に参考となるオシャレに見えるために重要視すべきポイントについて、具体的に紹介します。

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オシャレに見えるための4つの「感」は流行よりも重要視しよう

サイズ感:ピチピチもブカブカもせっかくのコーデを台無しに

どんなにオシャレなコーデでも、体にフィットしていなければステキに見えません。
ピチピチだったり、ブカブカだったりすると、借り物のように見えてせっかくのコーデも台無しです。

もし、自分がとても気に入ったトップスやボトムスがあっても、サイズ切れだった場合は諦めましょう。
妥協して体形に合わないサイズを購入することはおすすめできません。

服を選ぶときはトップスもボトムスも「自分の体形に合わせたサイズ感」を大切にしてください。

肩幅や着丈などが体にフィットしている服選び

ベーシックアイテムの王道!無地の長袖Tシャツ

長袖のTシャツは、流行や季節に関係なく、長く使えるアイテムです。
無地を選ぶことによって、シャツやニット、アウターなどを羽織るだけで程よいコーデが完成します。
ベーシックアイテムだからこそ、サイズ選びは慎重に行いましょう。

スタイルよく見えるシルエットが自慢。カツラギパンツ

大抵のトップスに合わせることができるチノパンやデニムパンツ、カツラギパンツなどは、メンズファッションでも数多く取り入れられています。
シルエットをキレイに出すには、サイズ選びは重要です。

清潔感:しわやホコリはオシャレ以前の大問題

どんなにバランスよい着こなしをしていても、しわやホコリだらけの服装の人にどんな印象を受けますか。

洗いたてのパリッとしたシャツを身に着けた人と、ヨレヨレでしわやシミの付いたシャツを身に着けている人を見比べたとき、受ける印象は大分違うのではないでしょうか。
「清潔感」とは、今すぐにできる、最も重要で簡単なオシャレの基本です。

色感:柄や色は使い過ぎない

色や柄をどの程度取り入れればよいか、悩む人も多いのではないでしょうか。
まずはファッションにおけるベーシックカラーについて覚えておきましょう。

【ベーシックカラー】

無彩色 有彩色
  黒   グレー ベージュ ネイビー ブラウン

カラーは無彩色と有彩色に分けられます。
有彩色とは黒と白とグレー以外のもので上記以外の色も全て有彩色です。
ファッションのカラーのバランスを考えるときには、無彩色やベーシックカラーを意識するとバランスが取れた、落ち着いたファッションスタイルになります。

ベーシックカラーを踏まえた上で、これから紹介する3つのポイントを参考に、カラーや柄をバランスよく取り入れましょう。

①取り入れるカラーは無彩色(黒・白・グレー)を入れて3色まで

無彩色を1色以上取り入れ、3色までにまとめると、すっきりとしたコーデになります。

無彩色「白」「グレー」×有彩色「ブルー」を取り入れた3色コーデ

29,350

無彩色「白」のインナーと有彩色「ブルー」のデニムパンツが清涼感を発揮し、
無彩色で濃い「グレー」のジャケットを羽織ることにより、大人らしさがぐっとアップします。

無彩色「白」「黒」×有彩色「ベージュ」を取り入れた3色コーデ

25,700

無彩色「白」と「黒」に、柔らかい有彩色の「ベージュ」を合わせることで、優しいイメージに作り上げることができます。
定番の白Tシャツ×ジャケットスタイルは、高評価が得られる失敗知らずのコーデです。

②3色コーデが難しい場合は2色から始める

3色のコーデに慣れない人は、2色から始めるのもおすすめです。
2色コーデに慣れてきたら1色プラスしてみましょう。

黒とカーキの2色コーデ

19,350

身に着けているアイテムは多いですが、無彩色「黒」と有彩色「カーキ」の2色でまとめています。
ブラックカラーが全体を引き締まった印象にしています。

白とブルーの2色コーデ

29,300

無彩色「白」をインナーとアウターに、有彩色「ブルー」のボトムスで清潔感をプラスした2色コーデです。
流行素材のボアを取り入れる場合でも、2色コーデなら安心してチャレンジできます。

柄を取り入れる場合には1か所使いにする

カラーと同じく、取り入れるのが難しい柄のアイテムは、2つ以上取り入れると失敗する可能性があるので注意しましょう。

マフラー(小物)のみに柄を取り入れる

23,200

スタンダードなコーデに、幾何学柄の大判ストールを合わせることで一気にオシャレなイメージに。
柄のマフラーに注目が集まり、細身のパンツがより脚をスッキリと見せてくれます。

チラッと見える襟元のギンガムチェック

43,150

中綿ブルゾンにトレーナーというスタンダートなコーデですが、襟元から少しだけ見えるギンガムチェックがオシャレ。
さりげなく柄を取り入れるのもおすすめです。

季節感:季節に合わせた素材を取り入れるコツ

色や柄を取り入れた後、さらに季節感を出すとオシャレ度がぐっとアップします。

季節感を出すためのポイントは、素材にこだわること。
インナーやアウターなど、同じアイテムでも素材にこだわることで印象が変わります。

春夏向きの素材

  • 麻(リネン)
  • 木綿布(コットン)
  • レーヨン
  • シアサッカー
  • サマーウール
  • ジャージー

綿麻ストレッチ七分袖テーラードジャケット

17,750

綿と麻を使ったジャケットは、通気性がよく快適に着こなせます。
バランスが取りやすい七分丈のジャケットは、羽織るだけで大人っぽく決まるので1枚あるととても便利です。

帆布や木綿布を使ったエスパドリーユ

7,900

帆布や木綿布、底にはジュート(麻)を使ったエスパドリーユシューズは、通気性がよく、軽いのが特徴です。
デザインはナチュラルなレースアップですが、靴の上部やソールに春夏向きの素材を使用していることで、季節感が増します。

秋冬向きの素材

  • ツイード
  • スエード
  • メルトン
  • フランネル
  • フリース

メルトン素材のコーチジャケット

27,450

メルトン素材とは、フェルトのような感触があり、保温性が高く暖かいのが特徴です。
冬の防寒着として、ダッフルコートやピーコートなどに用いられます。

スエード調素材の靴

5,850

スエードの靴は、カジュアルコーデのワンポイントやフォーマルコーデどちらにも活用できるアイテムです。
革の裏を起毛させた素材のため、暖かそうな雰囲気を持つことから、秋冬の素材として重宝します。

季節感のある素材は、その季節を快適に過ごすためにもおすすめです。
快適にオシャレをするためにも、素材に目を向けてみてください。

その年のトレンドはさりげなく取り入れて「今感」を出す

「サイズ感」「清潔感」「色感」「季節感」の4つのポイントを意識するだけで、程よいオシャレにまとまります。

少しだけステップアップを望むなら、そこにトレンドを取り入れてみましょう。
たちまち今年っぽい印象になります。

ひとことで「トレンド」といっても、「トレンドカラー」「トレンドアイテム」「トレンドデザイン」などがあります。
これら全てを一度に取り入れるのは危険です。
自分が取り入れやすいものにするとよいでしょう。
 
 
トレンドカラーなら1色。
トレンドアイテムやデザインに関しては、前述したポジショニングマップのどのタイプの人が取り入れているのかを見て、程よいオシャレをしたい層が取り入れてもいいのか、様子見をした方がいいのか見極める必要があります。

見極めるのが難しい場合は、「無難カッコイイ」をテーマとしているメンズファッションプラスの全身コーデ(マネキン買い)を参考にしてください。
その年のトレンドをさりげなく取り入れた、失敗しないオシャレを楽しめます。

定番スタイルに柄のマフラーを合わせて今感をプラス

29,000

チェスターコートの下に白いGジャンと柄のマフラーを合わせ、今感を出したスタイル。
程よいおしゃれをしたい層に向けた全身コーデなので、自分ではなかなかチャレンジしにくいファッションも、安心して試すことができます。

オレンジのインナーをプラスしてオシャレ度アップ

24,630

黒のワッフルジャケットに、白のプルパーカーを合わせた定番のキレイめカジュアル。
オレンジのインナーを合わせて、襟元からチラッとのぞかせるだけで、オシャレ度がアップします。

オシャレの定義は人それぞれ違います。
自分が望んでいるオシャレはどんなタイプなのかをよく見極め、理想のオシャレを実現しましょう。

この記事で紹介したメンズファッションのオシャレの考え方と取り入れ方は以下の通り。

  • 流行を追うよりは、「キレイに、無難に」が大事だと考えている人は、程よいオシャレを目指すとよい
  • 自分が望むオシャレのタイプを理解し、取り入れるアイテムを見極めましょう
  • サイズ感:自分の体形に合わせたサイズの洋服を選びましょう
  • 清潔感:常に意識しましょう
  • 色感:無彩色と有彩色のバランスを意識しましょう
  • 季節感:素材が引き出す印象を大切にしましょう
  • トレンド感:さりげなく取り入れるのがコツ

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