擦れてない子を求めて年下を狙っても無意味!女の純粋さは「年より育ち」

こんにちは、トイアンナです。年を取ってくると、若い子が純粋に見えませんか? 甲子園球児、感謝状を渡される子供と「若い子は純粋」アピールはいたるところに見られます。アニメでもよく、純粋無垢な少年少女に世界の宿命を背負わせます。

フィクションでも初代『ゴジラ』の平和への祈りから『魔法少女まどか☆マギカ』まで、世界は児童に何度も救われてきました。穿ったモノの見方でよくご批判をいただく私ですら「若い子は純粋」と刷り込まれている気がします。

あるいはその対比構造として「汚い大人」を観すぎたのかもしれません。ハイスペックの男でなくては満足できないアラサーを描く『東京タラレバ娘』から、タワマン主婦のマウンティング合戦を描く今期ドラマ『砂の塔』まで、年を取った女性は男を肩書きや年収でジャッジする醜い姿で登場します。

純粋であろう読者のみなさまにおかれましては、そりゃ「擦れたアラサーより、若くて純粋な女子○生がいい」と言いたくもなるでしょう。

 

周りの環境で、人はスれていく

でも、ご自身の昔を思い出してもらうと、決して「若い子は純粋だ」なんて言えなかったんじゃないでしょうか。学校にはイジメがひとつやふたつはあったでしょうし、もしかするとあなたも被害に遭われたかもしれない。

私が女子高生()だったころ、学校でイジメられていた子の顔写真と携帯電話番号、そして「一晩一緒に過ごしてください♡ ホテル代込1万円」と書かれた紙が街中に貼り出されました。すぐに学校側が気づいて撤去しましたが、ついに貼った真犯人は判らずじまいでした。こういった残酷さを発揮するのは、得てして若い子です。

では、どういった子がトラブルを起こすのか。私がヒアリングをした経験から判ったのは、親から虐待を受けていた、いじめられっ子だったなど「ひどい目に遭わされた」と感じている子が今度は加害者になりやすいという構造でした。

逆にあなたが周りを見渡して、天真爛漫ないい人に話を聞いてみると驚くほど「私の周りにいるのはみんないい人だ」と信じていることに気付かされます。裏切られた経験、理不尽にいじめられた経験が少ないことで年齢に関係なく純粋な人はいます。逆に、幼少期からひどい目に遭わされてきた子はスれやすくなります。「年より育ち」という、残酷な理由によって純粋さは決まりやすいのです。

 

純粋な同年代の見つけ方を考えよう

もちろん、それ以前に若い子がいい理由もあると思います。特に日本では「○○歳以上はBBA」とネット上ならカジュアルに発言できるので、その風潮が強い。でもこれは恐ろしい指摘です。同じように若い女の子から見れば「○○歳以上の男はジジイ」という事実に他ならないのですから。

たまに年の差婚をつかむ男性もいますが、あくまで例外。結婚したカップルのうち、9割弱は年齢差5歳以内の女性と結婚しています。若い子至上主義は、何も男性だけではありません。同じ厳しい目で、女性からもアラサー男性は断絶されるのです。

「女子高生と付き合えないなら彼女なんていらない!」という方以外は、同年代の純粋な人と出会う方法を考えたほうが現実的です。

 

純粋な女性ほどプロテクトが固い

では、純粋な女性はどうやって見分けられるのでしょうか? 特徴はプロテクトの固さです。口説きに応じにくい、ボディタッチを露骨に嫌がる、苦手な男性とは自然と疎遠になる。こういった女性は年齢を重ねても純粋な率が高くなります。

意外かもしれませんが、あなたの話をうんうんと聞いてくれて、手を繋いだくらいじゃ嫌がらず、せっせと好みに合わせて服を変えてくれる子ほど純粋さを失いやすくなります。なぜなら、男性へ迎合すればするほどあなたとは違って悪意のあるクズ男からひどい目に遭わされ、スれてしまう率が高くなるからです。

「門限があるんで、帰ります」と20歳を超えてもかたくなに飲み会で途中退席する。セクハラ上司をおだてられず苦労している。自分を含め、男性が挨拶をしてもそっけない。そんな女性こそプライベートでは「職場で気になる人がいて……片思いで半年過ぎちゃったよ! どうしよう、彼女いるのかな?」なんてピュアピュア発言をしている可能性が高いのです。

 

断られる前提で誘ってみよう

純粋な子は先述のとおりガードが固いので、デートにいきなり誘っても断られる率が高くなります。ましてや「どうせ彼氏いたことないんでしょ?」などと誘えば思いっきり嫌われるでしょう。

ですから純粋な子と付き合いたいなら「承諾してくれたらラッキー」くらいの気持ちで軽いご飯に誘うのがベストです。彼女が純粋なのは、ひとえにこれまで難攻不落だったからです。恋愛慣れしていない男性にとって、純粋な女性と付き合うのは厳しいハードルかもしれません。でも、好きなものは好きなんだからしょうがない。あなたのその恋、応援しています!