童貞が求める「清純な女性」の正体を知るため、本物の清純女子に話を聞いてきた

こんにちは、トイアンナです。以前「清純派女子は単なる富裕層に過ぎない」と身もふたもない主張をしました。しかし一つ謝りたいことがあります。「清純派女子」と、「清純な女子」は別モノと書き忘れておりました。

清純派女子とは、男性がぱっと見「清純そう」と思いそうな服を着ている女性です。真っ白なワンピース、黒髪ナチュラルメイク、控えめなネイル……。中身が何であれ、これらを身にまとえば「清純派女子」なわけです。

一方、本当に男性経験のない「清純な女子」のご相談を伺うと、たとえばこんな外見をしています。

・中学から使い続けているシワシワの服
・剃られることを知らずそそり立つムダ毛
・目立たないことに特化した服の色
・手入れされずもさっと伸びた髪
・女性らしさを見せないズボンやスニーカー

清純な女性に多い項目を一言でまとめれば「男受けが悪い外見をしている」のです。男受けを全力で狙った服装をしていれば、貞節を守る方が難しくなります。ですから本当に清純な女性は男性の目に留まらないほど控えめな服装をしています。

※ただし上記に当てはまる服装をしているからといって処女だと決めつけないでください。処女・非処女であからさまに差別するなら気になる彼女の真実がどちらであれ、あなたの評価は地に落ちます。

大事な点はただ一つ。恋愛慣れしていない男性が「彼女は清純だろう」と思う女性の大半はむしろ男受けするファッションで固めた「清純派女子」です。そして本当の清純な女性は、あなたの目に留まりません。

 

ホンモノの清純な女性は、どう恋をしているのか

ではなぜ、恋愛慣れしていない男性はいとも簡単に「清純派女子」へ引っ張られてしまうのでしょうか。餅は餅屋、ここは話をホンモノの「清純な女性」に話を聞いてみました。

お話を聞かせてくださったのはこれまでお付き合いした男性0名、本物の清純女子ことサヤカさん(仮名・27歳)です。

サヤカさん:男性との経験? ないない、ないです。そもそも出会いがないですし。私、女子校出身ですし。

トイアンナ:あ、でも事前資料を見ると大学は共学だったんですよね?

サヤカさん:でした、ねー。ただ、入学してすぐに同じサークルの先輩を好きになっちゃって。それからずっと片思いしてたんで、先輩が卒業する3女になるまで何もなかったですね。(※1)

トイアンナ:その先輩とは進展なかったんですか?

サヤカさん:いやぁあ!! 何言ってるんですか! ありえないですよそんなの!

トイアンナ:とおっしゃると、3年生になるまで何をされていたんですか?

サヤカさん:先輩の取っている大講堂の授業を調べました。同じ授業に出席して「いま同じ空気を吸ってる……!」って満喫してましたね。あと先輩の苗字と自分の名前で(結婚したら名字が変わるという設定に浸って)姓名判断を受けました。もし2人に子供が生まれたらって、名付けの候補も調べましたね……あれはさすがに自分でもヤバかったな。

トイアンナ:アッ、ハイ。っと、大学4年生でその先輩が卒業されてからは?

サヤカさん:一時はショックで先輩の内定先に自分も就職しようとまで思ったんですけど、さすがに現実を見ようと思って。それから同級生と付き合いました。

トイアンナ:え、付き合ったんですか?

サヤカさん:えと、一応。ただどうしても「そういうこと」は怖かったので……っていうかもともと不感症なんですかね。その直前まで行ったんですけど、気持ちよくなくて。というかキスが痛くて。「痛っ」って言っちゃったら彼が傷ついちゃって。3ヶ月くらいで別れました。それ以外にも(理由は)いろいろあったんですけど。

トイアンナ:なんか、もしかすると相手が技術不足だけだったかもしれないので、不幸な事故ですね……。

サヤカさん:うーん、私も経験ないんで、私がやっぱり悪かったのかなって。キスで痛いなんて話聞いたことないし。ドラマとか録画して首の傾け方とか勉強したんですけど。

トイアンナ:首のかたむけ……?

サヤカさん:あっはい。キスって首を少し傾けないと相手の鼻と正面衝突しますよね。それどうやったら避けられるんだろうって首を横に曲げてキスする練習してましたね。鏡の前で。

トイアンナ:親に見られたら爆発四散しますね、それ……。

 

清純女子に出会いたくば、とにもかくにも受け身を捨てよ

今回ご協力くださったサヤカさんのケースは特殊事情ではありません。むしろ「清純女子あるある」が詰まったエピソードです。片思いした男性に自分からアプローチすることはなく妄想で満足し、いざ誰かと付き合ってもハードルにぶち当たると「自分が悪いのかな」と自己解決しようとする……だからこそサヤカさんは清純女子であり続けたのでしょう。

サヤカさんがいい・悪いという話ではありません。ただあなたが清純な女性とお付き合いしたいなら、オクテが多い彼女らをリードする必要があるのです。「清純派」ではなくホンモノの清純女子を求める男性は、ご自身も恋愛経験が少なくオクテな傾向があります。しかしそのままではオクテ vs オクテ。恋の炎も立ち消えするでしょう。

「清純気取りの女なんて嫌だ! 俺はホンモノの清純な女性に出会いたい!」と思うなら……まずは学校や職場にいるオクテ女子を探してみましょう。彼女が片思いの真っ最中ならアプローチしても望み薄でしょう。けれど彼女が「好きな人? いないよ~」と語っているのなら? 話しかけるだけでも、可能性は広がるはず。

最後に、「ただしイケメンに限るんでしょ」と思った男性はこちらをご覧ください。モテはファッションで手に入ることを、証明してみせましょう。

※1 3回生…大学の学部3年生のこと。