炊飯器のおすすめ人気ランキング10選【3食自炊したくなる炊飯器の選び方】

売れ筋の人気炊飯器10商品を徹底的に比較しました!

日本人の食卓と切っても切れない食材と言えば、やはりお米です。
しっかり炊きあげた白米は、それだけで食べたくなるほど美味しいものです。

しかし、美味しい白米に仕上げるには炊飯器(炊飯ジャー)選びや炊き方のコツを抑えることが欠かせません。
お米そのものの質ももちろん重要ですが、炊くためのツールも重要なポイントです。

とはいえ炊飯器はデザインや形が似ていて「どの製品を選べば良いのかイマイチ分からない」という方も少なくないはずです。

そこでこの記事では、それぞれの自炊習慣に合った炊飯器選びのコツをご紹介します。
また、必要十分な機能を持つおすすめ炊飯器の10選をご紹介します。

ベストな炊飯器を手に入れて、3食すべて米食にしたくなるような美味しいお米を炊いてみるのはいかがでしょうか?

炊飯器の選び方

お米が炊ければ炊飯器としての役割は果たしていますが、美味しく仕上げたいのであれば、お米に熱を通す仕組みや炊きたい量を意識して炊飯器を選ぶ必要があります。
必ず抑えておくべき選び方のポイントを2点見てみましょう。

【加熱方法で選ぶ】お米の仕上がり具合に合わせて

最も重要と言えるポイントの1つは、炊飯器の加熱方法を知ることです。
炊飯器は内釜の中のお米と水に熱を加えて、柔らかい白米に仕上げています。
そのため加熱方式はお米のでき具合に影響します。

炊飯器の加熱方式は様々ありますが、大きく分けると「マイコンタイプ」「IHタイプ」の2種類が挙げられます。
またIHタイプには「圧力IHタイプ」という進化系タイプも存在します。

コスト重視なら「マイコンタイプ」


参照:Amazon

マイコンタイプは内釜の下にあるヒーターで内釜の底に熱を伝えます
加熱部分が偏っているため、炊きムラが出やすい半面、コンパクトで取り扱いが楽というメリットもあります。

「とにかく安ければ良い」「お米の仕上がりにはこだわりがない」という方にはマイコンタイプがおすすめです。
安いものであれば4千円~5千円台で手に入れることができ、低コストが魅力です。

また、マイコンタイプのものは3合位までの小サイズが主流で、一人暮らしでの自炊やお米を頻繁に炊かない家庭での調理に向いています。
保温機能はあまり期待できないこともあり、炊いてからすぐに食べる使い方が良いです。

シャキッ&ふっくら食感なら「IHタイプ」


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IHタイプは「IH(Induction Heating:電磁誘導加熱)」と呼ばれる仕組みを使って加熱します。
外釜に付けられたIHコイルによって、電流と磁力の作用で熱を内釜に伝えるのが特徴です。
マイコンタイプとは異なり、内釜全体が熱を帯びるため、炊きムラが少ないです。

炊きムラが少ないIHタイプは、シャキッとお米1粒1粒を立たせて、全体をふっくら仕上げたい方におすすめです。
釜全体が内部のお米と水に熱でアプローチしているため、どこからよそっても美味しいです。

お米を毎日炊くなど自炊頻度が高い家庭であれば、IHタイプを選んでおくと無難です。
お米の量が多くてもしっかり炊きあがるため、大容量の製品がラインナップされています。
4人以上の家族がいても問題ありません。

保温機能も高いので、炊きあがりから食べるまでの時間がかかる時にも重宝します。

もちもちのお米が好きなら「圧力IHタイプ」


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IHタイプの進化系である「圧力IHタイプ」は、上記のIHの仕組みに加えて釜内部に圧力も加える方式です。
圧力を加えると水の沸点を上げて、米の芯まで短時間で熱を伝えられます。

IHの上位機種としてラインナップされる圧力IHタイプは、もちもちしたお米も食べたい方におすすめです。
芯へ確実に熱を伝えて甘さや旨味を引き出すので、お米が大好きな方にはうってつけです。

また「炊きあがりから保温している時間が比較的長い」という家庭でも、ふっくらした食感を長く楽しめます

また玄米を炊く時ももちもち食感を実現してくれるため、健康志向で玄米メインの食生活をしている方にもおすすめです。

なお圧力IHタイプには、スチーム機能を追加した「圧力スチームIHタイプ」もあります。
このタイプは、高温スチームを使うことでお米を乾燥させずツヤのある仕上がりにできます。また、長い時間保温してもパサパサ米になりにくいのが魅力です。

【炊けるお米の量で選ぶ】家族構成に合わせて

炊飯器を選ぶ時には、どれくらいの量のお米を日ごろ炊くのかも大切なポイントです。

炊飯器メーカーの大手「タイガー」によると、お米を炊く時は実際に炊く量よりも大きめのサイズの炊飯器で炊いた方が味が上がるとされています。
お米と内釜との間に適度なスペースがあることで、お米の対流が起こりやすいためです。

例えば、3合炊くのが習慣であれば5合~5.5合サイズで炊くと上手に仕上がるイメージです。
そのため、何人家族なのか、どれくらいの頻度で自炊をするのか、何合炊くのが習慣かなど、日常的に炊くお米の量を把握してから炊飯器を選ぶと良いです。

1人~2人暮らしなら「3合サイズ」


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3合サイズの炊飯器では、お碗に6膳ほどのお米が炊けます。
1人暮らしの方で比較的お米の消費量が多い場合や、夫婦2人で1~2食分炊きたい場合にちょうど良いサイズです。

ただし、まとめて大量にご飯を炊いて冷凍保存することが多いなら、余裕を持って5合前後のサイズにしておいた方が無難です。

また、炊き込みご飯を頻繁に使う場合、具材でカサが増すことを計算に入れましょう。
2合~3合のお米で炊き込みを作る場合は、3合を超えるサイズの炊飯器を購入したほうが良いです。

4人前後の家族なら「5.5合サイズ」


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5.5合サイズは炊飯器のラインナップで主流のサイズです。
このサイズはお碗に10膳ほどよそえる量なので、核家族など4人前後の家族に向いているサイズです。
「1日2食は米食」というケースや「1食だけ米食で残りは冷凍する」というケースに良いです。

ただし食べ盛りの子どもがいる場合や、家族ではなく大人数人でシェア生活をしている場合など、同じ人数でも各人のお米消費量が多い場合は5.5合を超えるサイズの炊飯器が良い可能性もあります。

3世代家族なら「5.5合~1升サイズ」


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3世代が同居している家庭やまとめ炊きを頻繁に行う家庭では、5.5合~1升サイズが鉄板です。
このサイズであれば最大でお碗に20膳ほどよそえます。

また「頻繁にお客さんや友人が来てご飯を一緒に食べる」といったケースでも、大容量サイズの炊飯器なら問題ありません。
家で消費する以外に弁当に入れるお米もまとめて炊く際にも、1升あれば余裕です。

炊飯器のおすすめ人気ランキング10選

ここまで紹介した炊飯器の選び方を踏まえつつ、炊飯器のおすすめランキング10選を紹介します。
プラスαの機能にも触れつつ、それぞれのメリットを紹介するので、参考にしてください。

1位

「シャキッ」と「モッチリ」を自由自在に炊き分け!大火力で旨味抜群

タイガー魔法瓶 JPG-S100は、280℃の超高温の熱で加熱するのが大きな特長です。
まるでかまどで炊いているかのような火力によって、お米の旨味がしっかり引き出されます。

仕上がりの食感を5段階から選べ、チャーハンに合う「しゃっきり」から弁当に合う「モッチリ」まで、料理に合わせて自由自在に調整できます。

5.5合までの容量がありますが「1合炊き専用土鍋中ぶた付き」を使うことで、1合炊きに特化できるユニークな機能も注目です。

加熱方法 圧力IH
炊けるお米の量 5.5合

2位

2つの対流効果で甘みとモチモチ感を1粒1粒に演出!

パナソニック SR-PW109-Wは、2つのIHコイルを搭載することで内側・外側両方に対流を起こすことができます。
対流でお米を激しく「おどらせ」、1粒1粒に熱を通して甘みやモチモチ感を演出します。

加圧された釜から一気に圧力を抜いてお米を「おどらせ」る可変圧力システムも搭載しています。
これによりお米の粒がふくらみ、食感の豊かさを味わえます。

さらに、保温開始6時間後と12時間後にスチームを自動で吹きかけ、炊きあがりから時間がたってもふっくらしたご飯を楽しめます。

加熱方法 圧力IH
炊けるお米の量 5.5合

3位

圧力とスチームのダブルアプローチで、外側は硬く内側は軟らかい「外硬内軟」を実現

日立 RZ-V100CM Rは、圧力とスチームのダブルの力でお米を炊きます。
最高1.3気圧まで加圧して高温加熱してから、最高107℃のスチームでじっくり蒸らすことで、
で、お米1粒ずつの輪郭がはっきりしていて、甘みが染み出る炊きあがりを実現しています。

白米だけでなく、玄米(発芽玄米含む)や雑穀米・麦ごはん・炊き込みご飯など、様々なタイプの炊飯メニューが用意されているので、バリエーション豊富なお米の食べ方をしたい方にも便利です。

またスチーム機能を活かして長時間お米をしっとりした状態に保てます
最大24時間の保温に対応しているので、前日に炊いたお米でも美味しく味わえます。

加熱方法 圧力&スチームIH
炊けるお米の量 5.5合

4位

かまどの大火力とゆらぎをIHヒーターで再現!弾力と甘み溢れる炊きあがり

象印 「炎舞炊き」NW-KA10-BZは、IHヒーターを3つ搭載したユニークな構造になっています。
これらのヒーターを独立制御して「ローテーション」し、まるでかまどの炎のような「ゆらぎ」を再現しています。

また、この仕組みによって従来製品よりも単位面積当たり4倍以上の大火力を生み出します。
ゆらぎ効果と大火力によって、お米は激しく「舞い上がり」、弾力と甘みがアップします。

またユニークな機能として、炊きあがりに関するアンケートに回答すると、自動で炊き方を微調整して自分好みの炊飯モードを作り上げてくれます。

加熱方法 圧力IH
炊けるお米の量 5.5合

5位

純度99.9%の炭釜で加熱度が抜群!かわいいデザインも◎

三菱 KAMADO NJ-AWA10-Wは、お米に熱を伝えやすい自然素材の炭釜を使っているのが特徴です。

99.9%という高純度の炭釜による高熱伝導率と遠赤外線効果で、高火力で迅速に熱を伝えます。
また、釜の底は大泡を立たせやすい特殊な形状になっていて、激しい熱対流を起こします。
加熱と対流にとことんこだわった仕組みにより、炊きムラのない仕上がりが可能です。

なお真珠をイメージしたかわいらしいデザインも魅力で、キッチンスペースをオシャレにしたい方にもおすすめです。

加熱方法 IH
炊けるお米の量 5.5合

6位

蓄熱性抜群の「四日市萬古焼」と炭化ケイ素効果による高火力で旨味を凝縮

タイガー JPG-X100-WFは、蓄熱性に優れた土鍋「四日市萬古焼」に炭化ケイ素を配合することで、熱伝導率を従来品の約2.5倍に高めています。

また内ふたに親水効果のある加工を施すことで、加熱時には不必要な水分を蒸発させ、保温時は水の膜を張ってしっとり感をキープします。

加熱方法 圧力IH
炊けるお米の量 5.5合

7位

「真空一気ひたし」と大火力で、かまど炊きご飯並みのおいしさを実現

東芝 RC-10VPN-Kは、圧力IHの仕組みに真空技術を組み合わせた新発想の炊飯器です。
内釜を真空にすることで圧力差を発生させ、芯まで一気に水を含ませます
そこに大火力で一気に熱を加えることで、釜内全体が同様にふっくらと炊きあがります。

芯までしっかり水を含ませて炊くことで冷めてもおいしさがキープされるので、おにぎりやお弁当をよく作る家庭にもおすすめです。
また保温時にも内釜の空気を抜いて密閉するため、最大40時間まで色ツヤが保たれます。

加熱方法 圧力IH
炊けるお米の量 5.5合

8位

お任せメニュー豊富で炊き分けも楽々!コスパも◎

アイリスオーヤマ RC-PD50-Bは、お任せメニューが豊富なユーザビリティの高い炊飯器です。
硬さと食感を全部で9パターンから選べたり、丼用やカレー用、すし飯用など料理に合わせた炊き分けができたりと、簡単な操作でベストな炊き方を指定できます。

40の銘柄に合わせた炊き方も可能で、お米の銘柄にこだわりたい方にもおすすめです。
食物繊維を増加させるモードや冷凍ご飯モードなど、ユニークな炊き分けも可能です。

加熱方法 圧力IH
炊けるお米の量 5.5合

9位

連続沸騰技術による効率的な熱伝導でかまどご飯の香ばしさを再現

三菱 NJ-SWB06-Rは、三菱独自の「連続沸騰」テクノロジーを採用しています。
この技術でお米を炊くと、火力ムラなく沸騰状態をキープし続けるため、かまどご飯ばりの香ばしく旨味のある味を楽しめます。

また内側には純度99.9%の炭素材料を採用しており、釜全体を素早く発熱させるほか、炭による遠赤効果で芯まで熱を伝えてふっくらご飯に仕上げます。

加熱方法 IH
炊けるお米の量 3.5合

10位

全面加熱を達成した進化系マイコンでお米がシャッキリ!リーズナブルな値段も魅力

象印 NL-BC05-TAは、1万円という低コストが魅力のマイコン炊飯器です。
従来の底面ヒーターに加えて側面やふた部分にもヒーターを追加し、釜全体から加熱してシャッキリしたお米に仕上げてくれます。

雑穀米や玄米・金芽米を炊ける「健康米メニュー」を搭載していて、健康志向の方にもおすすめです。
なおメロンパンやフォカッチャなどパン類を作ることもできます。

加熱方法 マイコン
炊けるお米の量 3合

おすすめ人気炊飯器比較一覧表

1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位 10位
商品画像
加熱方法 圧力IH 圧力IH 圧力&スチームIH 圧力IH IH 圧力IH 圧力IH 圧力IH IH マイコン
炊けるお米の量 5.5合 5.5合 5.5合 5.5合 5.5合 5.5合 5.5合 5.5合 3.5合 3合
商品詳細 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る

炊飯器のメンテナンスについて

お気に入りの炊飯器で美味しいお米を炊き続けるには、適度なメンテナンスが欠かせません。
お米のでんぷん質と発生する水蒸気が合わさった汚れは炊飯器のあちこちに付着します。

汚れを放置すると雑菌の繁殖を招く恐れがあるため、基本的な手入れ方法を知るのは良いことです。

炊飯器の手入れに必要なツール


参照:タイガー公式サイト

炊飯器はそのまま水洗いするわけにはいかないため、キッチンペーパーや綿棒などを使って汚れをふき取ります。

気になる臭いを落としたい場合にはクエン酸と重曹が便利です。
汚れ取りにはアルコール除菌スプレーが役立ちます。

炊飯器の手入れ方法


参照:タイガー公式サイト

除菌スプレーをキッチンペーパーにかけて、炊飯器の外側と内側を両方キレイに拭きます。
手が届きにくい部分やペーパーが入らない細かな部分は、綿棒で掃除するとスムーズです。
大量の水気が残らない程度にスプレーをかけるようにして、最後はしっかり乾かします。

臭いを取るためには、内釜に水を2合ほどとクエン酸(大さじ2杯ほど)と重曹(小さじ半杯ほど)を入れて、早炊きします。
炊くことで蒸気パワーを利用して臭いをカットできます。

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まとめ

普段食べているお米をより一層おいしく炊き上げるには、炊飯器選びが重要です。
加熱方式と内釜の容量という2つのポイントを意識しつつ、自身の料理習慣にマッチした一台を見つけてみてください。