趣味に「カフェめぐり」って書く女、ほぼ全員カフェめぐってない法則

こんにちは、トイアンナです。婚活アプリやサービスを使う男女も増えまして、どなたも困るのが「プロフィール(自由記入欄)」と「趣味」じゃないでしょうか。ここへ迷わず語れることがある人はそこそこ尖った個性をお持ちでしょうからよいものの、人類の大半は「努力せず尾田栄一郎と櫻井翔になりたい」と願うフツーの人でございます。

 

女は趣味欄に迷走すると「カフェめぐり」と書く

かといって自己紹介欄へ「明日朝起きたら櫻井翔になってないかなと思いながら帰宅後すぐ布団でゴロゴロして、まとめサイト見ながら寝落ちしてます」とは書かないでしょう。(もし書いているなら、悪いことは言わねえ、やめておけ)

さて、フツーの人が「趣味」の項目に悩むと何をするか。答えは「同性のプロフィールを参考にする」、です。あなたと同じように無趣味な女子たちは、ここで同性を検索します。そして当たり障りのないものを選んで書き込むのです。

そして選ばれる「当たり障りのない趣味」がこれだっ!

<趣味に悩んだ女子が書き込む「当たり障りのない趣味」>
・カフェめぐり
・食べあるき
・ウインドウショッピング

これらの趣味には「とりあえず社交性があることは伝えなきゃ……」という感情こそあれ、「カフェが好きで好きで、都内なら100件は周りました」なんてガチ勢は含まれません。そもそもカフェ「めぐり」って何だ。たとえば1日に5軒のカフェをリストアップして、rettyにレビューを投稿しているプロのカフェラー女子がいると思えますか。存在はするでしょうが、人口100人くらいです。(ソース:私の直感)

食べ歩きだって考えれば変なもんです。どこの表参道に「よし、次は角のクレープ屋へ行くぞ。最短距離はこの経路だ」と計画的に歩いている女子がおりますか。

 

ディープな話は嫌われる

なぜここまで断言するか。それは、本気で好きなら自己紹介欄へたっぷり書くことがあろうからです。

「コーヒーにはまっています。今では一周回ってブルーマウンテンやっぱいいな、と再評価しています」「好きな食べ物はイノシシ肉、でも旬の食材が一番です。この時期ならレンコンと春菊推し」とか、知らない人が見たらドン引きしかねないコクのある情報が載るでしょう。婚活というTPOを重視したくてもできない、それが趣味沼にハマった人の宿命であります。

つまり「カフェめぐり」「食べあるき」と書く人は、沼には浸かっていない可能性が高くなります。ですからあなたがもし本気でカフェをめぐっていたり、グルメ沼にハマっているとしても「おっ、同じ趣味の人だ!」と喜んではいけません。

こういった女性へうっかり「奇遇ですね! 僕もカフェが好きで、コーヒー豆が特に気になります。ラ・エスメラルダ・ゲイシャがある「ツエーンコーヒー」なんか今のベストですけど、〇〇さんはどこの農園で生産された豆が好きですか?」なんて聞こうものなら、相手は「えっやばい、なんかこの人、ガチじゃん」とひきつった笑いだけを返してくれるでしょう。

 

「嫌いじゃない」くらいのとっかかりにせよ

では、こういう女性へどう話のとっかかりを作ればいいか。まずは、女性がプロフィールを粉飾決算した理由を考えてみましょう。無難な趣味を出してきた時点でまじめで協調性が高く、それでいて実はインドアな方でしょう。なぜインドアかというと、ほかにアウトドアな趣味を持っているなら、趣味欄へ書かれることが多いからです。

しかも「読書、クラシック鑑賞」などと教養高い系の趣味を書かないということは……結構な確率でゲーム、アニメ好きです。もしくは宝塚やジャニーズなど「男性が見たら引きそうだなあ」と想像される趣味を持っています。

といっても彼女たち、「嫌いなこと」はさすがに趣味へ書きませんから、カフェめぐりや食べあるきは「嫌いではない」はず。デートのきっかけとして「よければ新しいカフェへ行ってみたいんですけど」と話のとっかかりに使うのは大正解です。

しかしそこでディープなカフェマニア話をするのではなく「実は僕もカフェ巡りが好きって言っちゃったんですけど、ぶっちゃけインドア派なんですよね~」くらいにカマをかけてみましょう。もし相手女性に沼があるなら、そこで心を開いてくれるかもしれません。

 

同じ沼の主になるより、社会性を優先しよう

とはいえ、どんな女性もチェックしているのはあなたの「社会性」です。沼が同じだからといって、初対面でズケズケと踏み込むのはやめておきましょう。

ある女性は「私、BL(ボーイズラブ)が好きなんですけど、恋活アプリで同じカップリングが好きな人に会ったんですね。それで彼は盛り上がっちゃって、恥ずかしくて消えたかった。わざわざ隠してるんだから、こっちが秘密にしたいって気持ちを大事にしてほしい」と語っています。同志だからといって即・付き合えるとは限りません。

むしろ「僕もそういうの知ってます。いいじゃないですか、そういう趣味」くらいの冷静なコメントで済ませるのが、彼女作りへの第一歩。彼女が心を開いたら、おのずとあなたへカミングアウトしてくれるはず。それまでは清潔感ある服装と丁寧な態度を心がけ、本命女子との距離を詰めていきましょう。