地下アイドル・神谷えりな「そりゃ浮気しちゃうよね。でも、きっと戻ってきてね。」
「Gカップアイドル」として数々の雑誌ページを盛り上げ、世の男性たちの心を掴んで話さない神谷えりなちゃん。
数々のアイドルが所属するアリスプロジェクトの中でもトップクラスの人気を誇り、推しメン数ランキングでは4ヶ月連続一位という驚異的な記録で周囲を驚かせたことも。
その人気の秘密を探るため、お話をお伺いしました。
目次
好みの男性ファッションは、お洒落すぎない感じ。
—撮影はいかがでしたか?
男性の方とのツーショットが、ドギマギしました…はじめはどうすれば良いのか、わからなかったです。
まさかあんなに緊張するなんて思わなかった!
—至近距離ですしね!
そうなんです。難しいです、相手がいると。
—男性モデルさんが着ておられた中で、お好みのコーディネート、ありましたか?
全部シンプルで、好きです。
私、あんまり服装にカッコつけてない男性のほうが好きだから、シンプルなコーディネートが一番いい。
—なるほど。
上はTシャツとかパーカーでユルいんだけど…パンツは細身だったりとか、カッコいいネックレスを付けていたりとか。
一カ所キュッとしていると、素敵だなって思います。
クマさんみたいな、優しそうな人が好き。
—神谷さんも、ふだんはシンプルなお洋服を着るの?
私もユルい服が多いかも。Tシャツにショーパンとか、簡単に着られるワンピースだとか。
—色合いは?
黒系が元々は好きなんですけど、アイドルを始めてからは、明るい色が好きになってきました。
女の子らしいレースのお洋服とか、白いワンピースとか、以前は着なかったお洋服も選ぶようになりました。
—今日のディズニー柄のTシャツ、可愛い!
ホントはリラックマが大好きなんですけど…(笑)
—リラックマはどのあたりが好きなんですか?
クマが大好きなんだと思います。
お母さんがプーさん好きで、物心ついた頃からプーさんが周りにいて…その影響で、クマ好きになって、あるときリラックマに惚れこんでしまいました。
—じゃあ、男性もクマっぽい人が好きなのかしら?
そうかもしれません(笑)。
雰囲気がやさしくて、目がクリクリしている人には、魅力を感じちゃうかも。
でも、犬っぽい人も、好きです(笑)。
—そうだ、大阪に住んだことがあるとのことですが、関西弁の男性はどうですか?
あ、大好きです!
大阪はすごく楽しい想い出が詰まっているし、関西弁の方に会うと、とても親近感が湧くから。
私は静岡出身ですけど、大阪は第二の故郷だって思っています。
大阪時代は宝物。「大阪が地元」って言いたいくらい!
—大阪、すごく楽しかったんですね。
はい!
みんなフレンドリーだし、学校の友達にも恵まれましたし、毎日がすごく楽しくって。
街で歩いている知らない人でさえ、みんな友達って感じがして…大阪が地元ですって言いたいくらい!
—ちなみに、なぜ東京じゃなくて、大阪だったんですか?
親元を離れて自立したかったものの、東京はどうも、怖かったんです。
大きい街だし、ひとりで行ったら怖くて寂しくて泣いちゃう気がして。
—わかります(笑)。どんな勉強をしていたんですか?
エステの学校に通っていました。
とても楽しくて、その道で就職しようかとも考えていました。
だけど、学んでいくうちに「何か違うな」って思い始めて…そんな時にアリスプロジェクトに出会ったんです。
—なるほど。
私、アリスプロジェクトに出会っていなかったら、今でも大阪にいたかもしれません。
エステの仕事はしていなかったと思うけど、大阪で生きていたような気がする。
東京に出てくる時、大阪を離れること、大阪で出会った友人と離れるのが、本当に寂しくて、ツラかったのを覚えています。
アイドルになったキッカケは、ちょっと不純かも(笑)
—芸能活動には、もともと興味があったんですか?
そうですね…はじめに憧れたのは、小学生の頃です。
「天才てれび君」に出たくて、憧れて、親にそのことを伝えたら「アンタに出来るわけない」って一刀両断されて(笑)。
親の承諾が無いと何もできない年齢だったし、ああ、私じゃダメなんだなって諦めたんです。
—それが、大阪で再び芽生えたわけですね。
そうなんです。「エステは少し違うかも」って思い始めて、進路を迷っていた時に、ふと思い立ったというか。
その瞬間までは、頭から完全に消え去っていました。
—それで、アイドルになろう! と?
いえ、もともとは女優になりたかったんです。綾瀬はるかさんがすごく好きで。
女優って、いろんな人間になれるじゃないですか。
違う人間性を演じて、そのたびに違う世界に入り込んでいく…すごく面白そうだと思った。
それで事務所を探し始めた時に、たまたまアリスプロジェクトを見つけて。
「レッスン代がタダ」という条件に魅力を感じたんです(笑)
—なるほど!(笑)
ぶっちゃけて言うと、そうなんです。
アイドルっていうものを私は殆ど知らなくて。地下アイドルという存在も、まったく知らなかったんです。
—レッスンを受けに、大阪から上京していたの?
そうです、学校を卒業するまでは、週末のたびに夜行バスに乗って来ていました。
撮影会に参加したり、先輩のライブを見たり、レッスンを受けたり。そして、卒業とともに上京したんです。
飽きっぽい私が、こんなにハマってしまうなんて。
—アイドルという世界は、どうでしたか?
「こんな世界があるんだ…!」って、めちゃくちゃ驚きました!
—歌とかダンスとかは、躊躇なく出来たんですか?
いえ、全然。今でも苦手です。
高校の時は一応ダンス部だったんですけど、ダンスも歌も、本当にヘタクソなんです…自分が生きてきた中で、一番苦手な分野かも。
だから今自分がアイドルやっているなんて、本当に信じられない。
—ええええ!不思議。
「本当に私ムリです」って言うと、「練習すれば出来るようになるから」って事務所の方に励まされながら、今に至る感じです。
今でも、「ああ私、やっぱりニガテだ!」って拒否反応が出ることも(笑)。
苦手意識がすごいあるんです。
—ツラくないですか?
それが、全然。
自分でも不思議なくらい、この場所に惹き付けられているんです。
私って、すごい飽きやすい性格で、熱しやすく、すぐ冷める。習い事も全く続かない人でした。
それなのに2年も続いている…しかも、今なくなったら、どうしていいかわからないくらい、この場所が好き。
—その理由は、何故だと思いますか?
メンバーやファンの方々のおかげだと思っています。
メンバーやファンの方々の顔を見ると、めっちゃくちゃ嬉しくなる。
こんなに熱中できるのは、何より私を支えてくれる「人」のおかげだと思います。
Twitterってスゴいなって思いました。
—デビュー以来、一気に人気に火がつきましたよね。個人的な活動も沢山されていて、スゴい。
キッカケがあるんです。
ちょうど東京に出てすぐの頃、「ラジオ会館カレーまつり」というイベントに出展されていたふなつ一輝先生の料理マンガ「華麗なる食卓」のブースで、キャラのコスプレをさせていただいたんです。
その時の私の写真が、Twitterで広がって…それを機に多くの人に知っていただけました。
—スゴい!なんだかシンデレラストーリーですね。
その時に私を知ってくださった方が、P.A.R.M.Sに来てくださることも多くて、すごく感謝しています。
—一気に名前が広がった時、どんな心境でしたか?
嬉しくて、シアワセだなって思う反面、なんだか怖かったですね。
—どうして?
今でも私、自分がアイドルだっていう実感が無いんです。
AKB48さんとか、モーニング娘。さんとかとは全く違う世界にいると思っているし、アイドルって何だろうか…って考え込んでしまうことも。
私って、すぐに悪い方向にものごとを考えてしまうクセがあるんです。
—そういえば「ネクラ」だという噂が…!
(笑)そうなんです、まさしく。
ネガティブ&ネクラです。
—どんな時に「自分はネクラだ!」って思いますか?
メンバーがワイワイ盛り上がっていても、ひとりでどこかに行っちゃう(笑)。
輪の中からいつのまにか居なくなって、ボーっとひとりで考え事をしています。
—ネガティブなことを考えたりもする?
めっちゃネガティブですね。
さきほどもお伝えした通り、ものごとを悪い方に考えるんです。
選択肢や可能性が複数あるとすれば、最低最悪のラインを想定して、選択したり心の準備をしたりするんです。昔からですね、それは。
—その気持ちをエネルギーにしますか?それとも切り替える?
全く違うことを考えて、切り替えるようにしています。
「うどん食べたい、うどん食べたい」って思ってTwitterでつぶやき続けたり…(笑)
でもホントに食べたいものが変わるんです!前の週はうどんだったのに、今週は「餃子食べたい」になっていたり。
最近ハマっているのは、クッキー作り。
—飽き性が出ていますね(笑)
そうなんです!
料理もそう。ハマってしまって、毎日ずっと作る時もあれば、突然なにもしなくなる(笑)
ほんと、気まぐれです。
—最近はどうですか?ハマっているものは?
今はお菓子作りにハマっています!
特にクッキーとスイートポテト。作り方もすごく簡単で、リラックマのクッキーを作ったりしています。
見てください、コレ作ったんです(スマホの写真を見せてくださいました)
—イヤー!めちゃくちゃ可愛い!上手!
チョコペンで顔を描いたんです!
「COOK PAD」のアプリはめちゃくちゃ活用しています。
—気まぐれでも、そんな風に夢中にお菓子作りしている神谷さん、素敵です。
そうですか(笑)
こういう楽しいことで脳を埋め尽くさないと、ネガティブな気持ちに負けてしまうので(笑)
「やっぱりえりながいい」そのコトバが最高に嬉しい。
—それにしても、数々の写真の大人っぽいイメージから一転、本当にカワイイ方ですね。
そうですか?(笑)
でも、確かにメンバーからも「見た目は話しかけづらいけど、実際に会ったら残念な人ですね」って言われます(笑)
—残念ではないけど、ギャップが魅力的!ファンの方もそんな所も含めて、神谷さんを支持なさっているんでしょうね。
そうだと嬉しいです。
私、自分で「Gカップアイドル」って言っているんですけど、私を推してくれるファンの皆さんはよく「えりなはおっぱいだけじゃない!」って言ってくれています。
—それは素敵。ファンの方々から頂いたコトバで、嬉しかったのは?
「えりながいると違うね」とか「えりながいなきゃダメだね」とか、そう言って頂けると、すごく嬉しい。
—お忙しいから、なかなかファンの方に会えないんですもんね。
そうなんです。
正直、私を応援してくださっているファンの方、他のカワイイ子の方に行っちゃったりすると思うんです。
人間だから、ひとりをずっと、なんてムリ。浮気しちゃうと思います。
そもそも私も、ライブになかなか出られないし。
だけど、いつか「やっぱりえりながいい」って思って、戻ってきてほしい。だから、そのコトバが嬉しいんです。
—最後にファンの方々に一言お願いします!
最近は会える機会が減ってしまったけど…カワイイ女の子たちが沢山いる中でも、きっと、私のところに戻ってきて下さい。
よろしくお願いします!
—ありがとうございました!
グラビアショット
編集後記
写真にうつる神谷えりなちゃんは、すごくセクシーで大人な表情で、スキが無い感じ。
だけど、実際にお会いしてみると、とても自然体で、ちょっぴり抜けているところもあって、最高にチャーミングな女性でした。
そのギャップに、私もすっかり大ファンに。
「コレ、みて下さい!」なんて言いながらお手製のリラックマのクッキー画像を見せてくれる時なんて、キュンキュンして心が締め付けられたものです。
男性のみならず女性をも魅了するえりなちゃんの、今後の活躍に期待しています! りえそん
※編集部注:この記事は、2014年にインタビューされたものです。
・オフィシャルブログ https://ameblo.jp/kamiya-erina/
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