「スリッポン(slip-on)」って何?

スリッポン(slip-on)の由来

スリッポンとはslip-on(スリップオン)が短くなったもので、靴ひものない靴のことを指します。スリップオンは直訳をすると、「すべりこむ」という意味になります。その名前の由来の通り、スリッポンは靴ひもがないために、着脱が簡単にできるのが魅力です。その手軽さゆえに、中学生や高校生を中心に流行り出しました。今ではスリッポンを愛用する若者も増え、男性のマストアイテムとなりつつあります。別名、ローファーやスリップオンシューズと呼ばれているようです。

スリッポンの特徴

スリッポンは何と言ってもはきやすいという点が特徴です。それを実現するために、甲の部分が深くなっており、途中で脱げてしまうリスクを軽減しています。そのため、安定した装用感が魅力でもあります。しっかりとスリッポンを履くために、甲の部分にゴムをあしらうことも多いようです。

スリッポンに使用される素材やシーン

スリッポンに使われている素材は実に多様化しています。主にスリッポンという名前を普及させたスポーツシューズメーカーでは、丈夫な布を使ったものが数多く販売されております。そのため、スリッポンと呼ばれるものは、ジーンズや撥水加工のされた布製品を指すことが多いようですが、ローファーなどのスリッポンの一種では革や合皮などを使用しています。ローファーはビジネスシーンに多用されており、フォーマルな場所でも着用することが可能です。スリッポンは使用されてる素材やデザインによって、どんなシーンでも身につけることができるマルチなファッションアイテムと言えるでしょう。