地下アイドルという新しいカルチャーの中でも、ダントツトップに君臨しているユニット「アリス十番」。
そのセンターとして活躍している立花あんなちゃんに、オシャレについて、これからの夢について語って頂きました。
「ポジティブ」で底抜けに明るいあんなちゃんの素顔、ぜひたっぷり、覗いてみてください。

恥ずかしかったけど、写真の私、自分じゃないみたい。

—撮影はどうでしたか？

撮影の仕事に、もっと挑戦してみたいと思いました！
新たな自分の道を開拓できた、そんな気持ちです。

—どのコーディネートがお気に入り？

赤のギンガムチェックの水着です！
撮影前は水着なんて恥ずかしくて、誰にも見てほしくない！なんて思っていたんですけど…すごく可愛いので、ぜひ見てもらいたいです！
自分じゃないみたい（笑）。

ファンの方に頂いたキャップが、今のお気に入り。

—普段、どんなお洋服を身につけることが多いですか？

夏はワンピースばっかりでした。花柄が多かったかな。
でも、ファンの方にメンズっぽいキャップを頂いて、それがすごくお気に入り！
そのキャップに合わせて、Tシャツとかジーンズとかも着るようになりました。

—似合いそう！これから挑戦してみたいスタイルは？

まだちょっと勇気がないんですけど、実はフェアリー系の、ぶっ飛んでるスタイルに挑戦してみたいんです。
ピンクのパニエとか！妖精みたいで、可愛いですよね。

ディズニーランドで、耳を付けてくれる人がいいな。

—男性のファッションなら、どんな雰囲気が好みですか？

男性のファッションは疎いんですけど、やっぱりシンプルなスタイルがいいかな。
ちなみに、半ズボンより、長いパンツのほうがカッコいいなって思っちゃう。
チェックシャツとか、パーカーも好き！お揃いのパーカーなんて、憧れます。

—好みのタイプは、どんな人？

面白い人！
芯はしっかりしているんだけど、いつまでも高校生のような茶目っ気を持っているような人が理想です。
ディズニーランドで一緒にミッキーの耳を付けてくれたら、きっとすごく喜んじゃいます（笑）

—それは愉快な人ですね！

私のお父さんが、そんなタイプなんです。
私が子どもの頃、ディズニーランドに一緒に行くたび、本気ではしゃいでくれました。

濃いお化粧を脱いだ時、私は大きく変わりました。

—とっても素敵なお父様！あんなさん自身も、すごくポジティブで明るいですね。

はい、かなりのポジティブです。

—それは小さい頃からですか？

いえ、2年前くらいまでは、そうでもありませんでした。
その頃は、自分の見た目がすごくコンプレックスで。
前に出ていく勇気もなくて、動員対決でも全然成果が出なくって。

自信がなくなると共に、お化粧も、どんどん濃くなっていきました。
だけどある時、こう思ったんです。
「顔じゃなくて、ステージを見てもらって、ファンになってもらおう」って。

—そんな時期があったんですね。

そうなんです、それで一気にお化粧を薄くして、ステージに立ってみました。
そしたら、いきなりファンが増えたんです！
東京だけじゃなく、関西でも動員数が増えました。
「あんな凄かったね」って、スタッフさんにも言って頂けるくらい。

—変化する勇気が、カッコいい！

自分で自分を余計ブサイクにしていたんだなって気が付きました。
その頃はじめて、「私も捨てたもんじゃないな」って思えたし、自信がついてきたんです。
ファンの方々の応援に後押しされて、いつのまにか、ハイパーポジティブになっていました（笑）。

—ファンの方々のパワーも、凄い！

私が変われたのは、ファンの方々のおかげです。
今のわたしのポジティブは、ファンの方々によって作られた、最強のポジティブ！

人生は一度きり。憧れだけで、終わりたくなかった。

—アイドルになろうと思ったきっかけを教えて下さい。

小学生の頃、モーニング娘。さんにすごく憧れたのがキッカケです。
歌とダンスも大好きで、振りも完璧にコピーしていましたし、絶対に入ろうと思っていました。

—じゃあ、オーディション受けよう！って思った？

いえ、オーディションには年齢制限があって、中学生にならないと受けられなかったんです。
そうこうしているうちに、読者モデルに憧れたり、女優さんに憧れたり・・・
夢を思い描いているうちに、なんとなく学生時代が過ぎていってしまいました。

—そんな中、どんなキッカケで行動を起こしたんですか？

短大に入って１年目、就職活動が始まってから、はじめて真剣に将来を考えました。
私って、なりたいと心から思った職業は、すべて芸能界だな…そう改めて気づきました。
人生一回きり、どうせなら、一度チャレンジしてみよう！
そう思って入ったのが、アリスプロジェクトだったんです。

—人生、大きく変わりましたね！

はい、本当に大きく変わりました。

アリス十番のネットラジオ、お楽しみに！

—今のご活躍についてお伺いさせて下さい。今、一番挑戦してみたいお仕事は？

撮影のお仕事を増やしたい、写真集を作ってみたいって、今回の撮影で心から思いました。
そのための体型づくり、始めようって思っています。

—素敵！嬉しいです。その他にはどうですか？

沢山あります。
バラエティにも挑戦したいし、お芝居にも挑戦したい。芸能界はスゴい方ばかり。
バラエティで活躍なさっているアイドルの方々を見ても、そのコミュニケーション力に圧倒されますし、いろんな役柄を演じ分ける俳優の皆さんにも、本当に驚くばかりです。

—目標は尽きませんね！

はい！あと、ラジオのお仕事も大好きです。
以前「アリス十番のデストロイナイト」という番組があって、それに出演した時があまりにも楽しくて。
その番組は終了したのですが、今度ネットラジオ番組でメインパーソナリティを努めることになったんです！
詳細はまだ未定なのですが、ぜひ、楽しみにしていて下さい！

ポジティブは、強くなる魔法。

—今やセンターというポジションを勝ち取っておられるあんなさん。ユニットの中では、どんな存在ですか？

おちゃらけキャラかな。森カノンさんといっしょに、ペラペラしゃべっています（笑）。
2人が話すのをやめると、楽屋が静かになるんです、それくらい私たち2人がすごくうるさい（笑）。

—さすがポジティブあんなさん！ファンの方も、そんな姿を楽しんでおられるでしょうね。

はい、ファンの方々に「ポジティブなあんなが好き」って言ってもらえるから、笑顔でいられます。
少しくらいツラくったって、笑顔で乗り切ることができています。
本当に、ファンの方々のおかげで、私はどんどん強くなっている気がしています。

—ファンの皆さんも、きっと同じですよ。

そうなんです。
「学校でこんなことがあったけど、あんなのポジティブなツイートを見たら頑張れた」なんてメッセージを頂くことがすごく多くて、幸せです。
私の言葉ひとつが、そんな大きなパワーを生むなんて、本当に凄いことだなと思っています。

—本当に、Twitterでは沢山の言葉が寄せられていますよね。

そうなんです、朝起きたら、すぐにTwitterを開いて、ファンの皆さんがくださったリプライを読んでいます。
その時間が、本当に楽しい！
ファンの皆さんと四六時中いっしょにいるような気持ちで、毎日過ごしています。

—印象に残っているファンの方からの言葉はありますか？

沢山あります。
でもやっぱり「アリス十番のセンターはアリスプロジェクトの顔。あんな推しの俺たちも、本気で応援していく！」って言葉を頂いた時は、嬉しかったし、気持ちが引き締まりました。

「思い出作り」に行くわけじゃない。死ぬ気で挑みます

—1日休みがあったとしたら、何をしたいですか？

ディズニーランドに行きたい！
何度行っても飽きないし、いつきても楽しいですよね。
アイドルに憧れる前は、ディズニーランドのキャストさんになりたかったんです。
今はもうありませんが、シンデレラ城のミステリーツアーの台詞も全部覚えていましたし。

—かわいい！

今は、P.A.R.M.Sを、ディズニーランドみたいに、何度来ても楽しいテーマパークのように盛り上げていくことが目標です。

—12月には武道館ライブも控えているし、パワーいっぱい、頑張って下さいね。

まだ今のままでは、ステージに立てません。
毎日のライブで沢山吸収して、成長して、糧にして、もっともっと成長した立花あんなとして、あのステージに立ちたいんです。

思い出作りに行くわけではないし、必ず次のステップへの足がかりにしたいんです。
二度と立てないかもしれないステージ、死ぬ気で挑もうと思っています。

—期待しています！最後にファンの方々へメッセージをお願いします。

立花あんなが存在できるのは、ファンの皆さんのおかげです。
いつも元気をくれて、本当にありがとうございます。
私はこれから、絶対に、目標の「ダントツ一位！」になってみせます。
皆さん私の背中を押して下さい！

—ありがとうございました！

立花あんなが選んだオススメコーディネート

グラビアショット

編集後記

「ファンの方に、よく抜けてるねって言われるんです」と、優しげな表情で語ってくれるあんなちゃん。
だけど私の目には、すごくシッカリ者に映りました！

変化を厭わず、挑戦をやめず、常に上を目指して頑張るあんなちゃんはキラキラ輝いていたし、同じ女性として、心から尊敬しちゃいました（ずいぶん年上なのに！）。
これからも頑張ってください、あんなちゃん！

りえそん

※編集部注：この記事は、2013年にインタビューされたものです。

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