2013年10月27日、地下アイドルユニット「スライムガールズ」のお姉さんユニット「ぱー研！」へと昇格を果たした窪田美沙ちゃん。
8月にステージデビューを果たしてから僅か3ヶ月の間に、沢山のファンの心を掴んできた彼女は、とっても行動派&ポジティブガール！
「大好きな動物はサメ」なんて言っちゃう、個性的な美沙ちゃんの素顔をのぞいてみました。

追われるより、追いかけたいタイプです。

—窪田さんの心をつかむ男性ファッションは？

白いシャツにニットを重ねるような、シンプルなスタイルです。
でも一番好きなのは、赤いチェックのシャツ！
赤いギンガムチェックが似合う男性は、何でも似合うような気がします。

—じゃあ、性格でいうと、どんな男性が好み？

冷めた感じの人が好きなんです、私。
愛嬌は要らない（笑）！追われるより、追いかけたいタイプなんです。

—へえ！さみしくないですか？

うーん…やっぱり、時々優しくしてくれると、嬉しいな（笑）。

大雑把だから、定番はワンピース！

—窪田さん自身は、どんなファッションが好き？

私って、大雑把な性格なんです。
だから重ね着とかは得意じゃないし、好きじゃないかも。
だから一枚でかわいくなれる、ワンピースが大好き！

—やっぱり、女の子らしいワンピースですか？

はい！フワフワした、ガーリーなワンピースが好き。

—女の子らしい、と言えば「デコアート」もお好きみたいですね。

そうなんです！
細かい作業が得意だから、ついつい没頭しちゃいます。
携帯とかユニットの名札とか、デコりまくっています（笑）。
ファンの皆さんに覚えて頂くのにも、効果的だと思うし。

個人プレーより、チームプレーが好き。

—じゃあ、学校の教科は美術が好きだったとか？

いえ、体育が一番好きでした。
好きなだけで、得意なわけではないんですけど（笑）。
個人プレーより、チームプレーが好きです。

—そうなんですね。ほかにはどんなチーム活動をしましたか？

中学生の時は吹奏楽部、高校の時は軽音楽部でバンドを組んでいました！
どちらもドラム担当です。チームでひとつの音を作り上げるのが、本当に楽しかった！

「人生賭けよう」そう決めた瞬間。

—じゃあ、このお仕事はピッタリですね！はじめからアイドルを目指していたんですか？

もともとは女優さんに憧れていました。
以前は別の事務所に所属していたんですけど、たまたま、アリス十番さんの「全開ヒーロー」のPVを見てしまったんです！
特に、立花あんなさんが本当に可愛くて、カッコ良くて…衝撃を受けました。

—運命的ですね。

PVを見たのが、今年の5月のこと。
興奮しながらアリス十番さんについて調べていたら、6月にオーディションが開催されるという情報を発見！

「これに、人生賭けよう」って思いました。
これまで持て余していたパワーを、全部注ぎ込もうって思ったんです。

—それで、すぐにオーディションを受けたんですか？

はい！
オーディションに合格して、AJ（アリス嬢）に仲間入りしました。

上京してきたのが8月だったんですけど、6月、7月は週に1回、実家がある京都から上京していました。
夜行バスだったから疲れる時もあったけど「はやく追いつきたい」って気持ちが強くて。

決断したら、即行動！

—すごいスピード感ですね！

私、こうと決めたら、すぐに行動しちゃうタイプなんです。

—親御さんは、心配なさったんじゃないですか？

いえ、いつも応援してくれます。
ただ、ちょうどその頃、母が病気にかかって手術をすることが決まっていたんです。
ホントは、そばにいたかった。

—それはツラい決断でしたね。

だけど母はいつも「やりたいことやって、夢、かなえておいで」って言って、後押ししてくれるんです。
反対されたことなんて、これまで一度もありません。
だからこそ、私はここまで走って来られた。

—優しいお母様ですね。

はい。
この前、母と妹がドッキリでライブを観に来てくれたんです！
手術後だったのに…本当に嬉しかった。
今は成長したいから休みなんて要らないけど、家族と過ごしたいという気持ちは、いつでも心のどこかにあります。

昇格初日は、少しだけ苦い思い出。

—「ぱー研！」への昇格、おめでとうございます！お母様も喜ばれたでしょう。

ありがとうございます！
だけど「最高のデビュー」とは言えませんでした。
満足のいくパフォーマンスではなかったと反省しています。

「ぱー研！」へのデビューが決まってから新曲の練習をしたんですが、同時に「トッピングガールズFINAL」としての活動もあって…
何から手をつけていいのかわからなくなって、ちょっとパニックになってしまっていたんです。
もっと成長しなきゃ！

—でも、ファンの方々は喜んでくださったんじゃないですか？

はい。
「新曲よかったよ！」って沢山の方が言ってくださったのは、本当に励みになりました。
ファンの方々は私の緊張もすごく理解してくれていて、大声で応援してくれた。幸せです！

—ファンの方々のパワーや熱気は、私も、いつも驚いてしまいます！

「感謝の気持ち」は、絶対に忘れないでいようと心がけています。
ステージ上では、どんなことがあっても、笑顔でいたい。
ファンの方々の存在は、私にとって宝物だから。

サメって、カワイイと思うんです。

—覚悟が決まっていますね。だけどまだ3ヶ月。落ち込むことはありませんか？

時々、あります。
だけど基本的にすごくポジティブなので、平気！
今は沢山の壁があるからひるんでしまうこともあるけれど、ファンの方々の応援を聞けば、前を向くことができます。

—ポジティブ！怖いもの知らずですね。

いえ、オバケは怖いです…！ホラー映画は大嫌い（笑）！
だけど、スプラッター映画とかは全然平気です！
私ジョーズが大好きなんです。サメの鼻先が可愛くて可愛くて…

—ええ！サメってカワイイですか？

はい！一番好きなのは、ホオジロザメです。
時間があれば水族館まで会いに行きたい！

—動物好きってことでしょうか（笑）？

はい！犬や猫も大好き。
もう亡くなっちゃったんですけど、実家でシーズー犬を飼っていたんですね。
「ドリ」って言う名前なんですけど、私が母に怒られていると、私を守ろうとして母に吠えるんです（笑）。

—カワイイ・・・！サメは怖いですけど！

今は、走り続けるだけ。

—窪田さんにとって、今の目標は何ですか？

今は、自分の使命を果たすことに全力を尽くそうって思っています。
ユニットの中で、どれだけ大きくなれるかが大事。

—女優さんの夢は、どうですか？

いつかなれたらいいな。
だけど、今は、目の前にあることを真剣にやるだけです。
どんな時でも最高のパフォーマンスを発揮できるよう、成長しなくちゃ。

—本当に濃厚な3ヶ月ですね。初舞台の時と比べて、どうですか？

初めてステージに立った時は、緊張と不安でいっぱいでした。
今もまだまだ未熟だけど、3ヶ月走り続けてきたことで、少し余裕が出てきたなと思っています！

—堂々としてらっしゃいますよ。では最後に、ファンの方へメッセージをお願いします！

心に頭と体がついていっていない未熟な私だけど、これから誰よりも努力して、
最高のパフォーマンスを見せられるように頑張っていきますので、応援、よろしくお願いします！

—ありがとうございました！

窪田美沙が選んだオススメコーディネート

グラビアショット

編集後記

窪田美沙ちゃんが歩んできた数ヶ月の軌跡を聞くと、驚きの一言。
果たして私が高校生だった頃、ここまでどん欲に行動できただろうか…
そんな考えが頭をよぎって恥ずかしくなると共に、ずっと感心しっぱなしでした。

「今の私に休みなんて要らない」そう言い切った彼女の瞳はパワーに溢れ、燐としていました。
遠く離れて住むお母様を心配しながらも、寂しさにフタをして、夢へと突き進む美沙ちゃん。
これからの活躍、心から応援しています！　　りえそん

※編集部注：この記事は、2013年にインタビューされたものです。

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