声優・内田真礼「実は男っぽい私。お揃いG-SHOCKが、理想的だな。」
「小鳥遊六花・改 ~劇場版 中二病でも恋がしたい!~」で、主人公「小鳥遊六花」役の声優を努める内田真礼さん。
“まあや”の愛称で多くのアニメファンに親しまれている彼女は、その演技力に加え、アイドル顔負けのキュートなヴィジュアルも後押しし、実写版作品やグラビアまで幅広く活躍中です。
その可愛らしい表情の下に隠された、意外な素顔とは?
目次
憧れは、所ジョージさんのスタイル!
—とってもキュートな内田さんですが、普段も可愛い系のお洋服が好きなんですか?
もちろん可愛い系のファッションも大好きですけど、基本的には私、男子趣味なんですよね(笑)。
時計も、ゴツいG-SHOCKが好きですし。
実は、所ジョージさんに憧れているんです。ファッションもライフスタイルも、全部かっこいい!
—意外ですね!
以前テレビ番組を見ていたとき、所ジョージさんのご自宅を拝見したんですけれど、ホントにかっこ良くて。
ズラリと置かれているフィギュアとか車とか、私が大好きなものが溢れていたんです。
—じゃあ、男性のファッションも所ジョージさんのようなスタイルが理想?
いえ、現実には、所さんみたいな方っていませんよね(笑)。
そうだな・・・でも、爽やかな白いTシャツは好きです。
それにでっかい緑色のカーディガン羽織って、腕にはG-SHOCK、なんてスタイルが理想的!
ワークっぽくてラフだけど、汚くないスタイルが理想です。
—一緒にお買い物行けたりすると、楽しそうですね。
そうですね。
でも・・・弟の買い物によく付いて行くんですけど、私はロックっぽいモチーフが好きだから、そういうアイテムを勧めるんです。
星条旗のTシャツとか!すると「姉さんの色に染めないで」って言われます(笑)。
デートなら、白いワンピースが着たいかも。
—もしデートに着ていくなら、どんなスタイルを選びますか?
白いワンピースですね。
この間現場に着て行ったら「これからデートですか?」って聞かれました(笑)。
白いワンピースは好きなので、沢山持っています。
—似合いそう!これから挑戦したいスタイルはありますか?
この秋は「メルヘン」で行こうかと!
動物柄のアイテムを、少しずつ揃えています。
馬とかオオカミとか・・・最近はペンギン柄のストールを手に入れました。
今、いろんな動物が私の家の中にいます。
—面白い!個性的。
雰囲気で固める、というよりも、「好き!」と思って惚れ込んだアイテムを身につけるのが好きなんですよね。
でも、好みがどんどん変わるので困っています(笑)
ドクロ好きかと思えば、突然ロリータにハマっちゃう。
—(笑)。最近の好みの変遷を教えて下さい。
去年は、めちゃくちゃドクロマークの服を着ていました!
それから去年の冬は「エロ可愛い」を目指して黒いピタッとした服を着ていたんですけど、そのあと、春にはロリータにハマって。
夏、すこしカジュアルになったと思えば、この秋はメルヘン(笑)。
—凄い!
私の家を見たら、「何人の人が住んでいるんだろう」って思うはずです。
ドクロのバッグの横に、フワフワしたリボンのバッグが並んでいたりするので(笑)。
「これじゃなきゃイヤだ!」という感覚は、ないんですよね。
—コスプレがお好きだった、というのが分かるような気がします。
今でも好きです!コスプレ。
今はお仕事でいろんな格好が出来るので楽しいですね。でも、一番ハマっていたのは高校生の頃かな。
—今、やってみたいコスプレは?
包帯グルグル巻きのmummyかな(笑)。
ハロウィンに向けて。一緒にやってくれる人いないかな~って思っています。
自宅はまるで「ヴィレッジヴァンガード」!
—家の中、すごく面白そう!
R2D2のゴミ箱があったり、ネオンの時計があったり・・・インテリアもすごく男子っぽいかも。
スピーカーとかヘッドホンもすぐに買っちゃうから、沢山あるし。
—音楽好きなんですね!最近ハマっている音楽は?
最近借りたのは、ユニコーンさん、スピッツさん、SURFACEさんのアルバムです。
あと野猿さんとか、SMAPさんもしょっちゅう聞いています。
ちょっと懐かしい曲が、聴きたい気分なんですよね。
テレビつけながら音楽聴いたり、家の中では聖徳太子状態!
—家の中で、かなりアクティブに動いているんですね(笑)
そうですね、でも最近は、もう少し自分自身のケアに時間を使わなきゃって思っています。
ちゃんと髪の毛乾かして寝よう、とか(笑)。
コスメも大好きなんですけど、ついつい家に帰ったらゲームしちゃって、封を開けずに溜まっていく一方(笑)。
実は、舞妓さんに憧れていたことも。
—好奇心旺盛な内田さんが、声優になろうと思ったきっかけを教えて下さい。
昔は本当に色んなものに興味がありました。
舞妓さんになりたかったこともあるし、バスガイドの職業体験に参加してみたこともあるほどです。
—それは知りませんでした!
でも、大好きなゲームに関係する世界で生きていきたい、という気持ちが一番強くて。
学生時代に演劇部に所属していたこともあり、声優にチャレンジしようと思ったんです。
—それで、養成所に入られたんですね。大変なことも多かった?
なかなかオーディションに受からなかったのは大変だったことのひとつです。
あと、自分が何をしていったら仕事が増えるのかがわからなくて、とにかく夢中でした。
でも、だからといって悩むのではなく、ひたすらやりたいことを、やりたいように表現してきました。
あまりブレたりはしなかったと思います。
群れるのは苦手。悠々と、自由に生きていたい。
—ポリシーはありましたか?
長女だからなのかもしれませんが、いつでも一歩下がったところから全体を見ようとしているかもしれません。
自分が目立つことより、全体の中で自分はどうあるべきか、いつも考えています。
—冷静ですね!
これも少し男子っぽいんですけど、群れている女子の団体が苦手で(笑)。
わりと自由に、ひとりで悠々と生きてきたタイプなんです。
「中2病でも恋がしたい」は、やっぱり特別な作品。
—自分自身を変えてくれた、そんな風に感じた仕事はありましたか?
どれと言われると難しいんですけど…
「中2病でも恋がしたい」は、1年以上出演させて頂いて、劇場版にも参加できて、キャストの4人とはすっかり家族のような関係になれました。
ひとりで悠々と生きてきた私を、彼女たちには見せることができるし、ラジオでもいいコンビネーションを発揮できる。
だからこの作品はとても大切です。
—素敵ですね。
終わってしまう、と思うと涙が出て来るんです(笑)。
今、劇場を回って舞台挨拶をさせて頂いているんですけれど、この前も感極まってウルウルしてしまいました。
「ここまでやってきて、本当によかった・・」なんて思って。
ほんと、涙腺が弱くなりました。
—かわいい!
今朝もお風呂で「大舞台でスピーチしている自分」を妄想しながらスピーチして、感極まって号泣していました(笑)。
これ、すごいすっきりしますよ(笑)。
朗読に、挑戦してみたい。
—今後、挑戦してみたいお仕事はありますか?
朗読をやってみたいです。
私、ファンの皆さんの熱量を感じながら演じるのがすごく好きなんです。
イベントも大好きですけど、朗読ならもっと私たちのスキルを発揮できるし、絵がない状態で、声だけで感動を届けられたら幸せです。
—ファンの方々も喜んで下さるはずですね。
はい、そうだと嬉しいですね。
ファンの方々がいるから、私がここにいられる。
まだまだ私のいろんな表情を見て頂きたいし、期待していて欲しいって思います。
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グラビアショット
編集後記
「実は人見知りなんです」と笑う真礼ちゃんは、人見知りとは思えない明るい調子で場を盛り上げてくれる配慮に溢れた女性でした。
印象的だったのは、離れて住む家族に頻繁に電話で近況報告をしたり、弟とショッピングに出かけたり…といった家族にまつわるエピソード。
いつも可憐で華やかな真礼ちゃんの笑顔は、そんな家族想いの優しい気持ちから育まれているのかなあ、と感じ、こちらまで優しい気持ちになりました。
りえそん
※この記事は2013年にインタビューされたものです。
・プロフィール http://uchidamaaya.jp/
・Twitterアカウント https://twitter.com/maaya_taso
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