こんにちは、トイアンナです。５人に１人。これは独身30代で彼女がいたことのない男性の割合です。ただし「30代」のくくりだと39歳まで入ってしまうため、お見合い結婚や婚活をしていない男性が多いであろう20代の数字を見ると、なんと41.6％もの独身男性が「異性との交際経験ナシ」。道端でヒアリングしたら、ほぼ半分の男性が「彼女がいないし、いたことすらない」話になります。

男性は恋愛相談をしづらい環境にある

けれど独身男性のみなさまには、女性と大きな違いがあります。恋愛の話をしないのです。女性は「今日は天気に恵まれましたね」くらいの無難な話題として恋愛話を繰り広げる習慣があります。いろいろな話を聞きすぎて耳年増になるリスクはあれど、同性へ自分の悩みも相談しやすい土壌があるのです。

一方、男性の恋愛トークは「彼女できた」「結婚する」などの”事後報告”が主たる内容。どうやったら彼女ってできるんだろう……？　２回目のデートに続かないのはなぜ？　といった悩みを相談する環境がありません。その結果、男性は「なぜちゃんと恋愛できないんだろう？」と自問自答し「俺に恋愛なんてする資格ないんだ」とあきらめてしまうことが多いのです。

あなたがモテないのは、素質が悪いからじゃない

しかしもしあなたの恋愛が「素質不足」ではなく単に「コツを知らない」だけだったらもったいなくありませんか。特に女性はフィードバックを苦手とする方が多いので、男性へ改善してほしい点があっても「傷つけたくないし、黙って連絡を絶とう……」と関係ごと消滅させてしまうことが多いもの。

些細な言葉遣いやファッションの変化でいくらでもモテる男性が多いのに、「俺がブサイクだから・低学歴だから・リア充じゃないから」とあたかも生まれながらにダメかのような誤解をしてしまう男性は少なくありません。

特に女性は外見よりも社会性を意識する方が多いので「ブサメンだから無理」ということはほとんどありません。清潔感がある服装を用意して、シャワーを浴びて、ワックスをつけて、歯を磨き、爪を切る。無難なランチ1,000円台のイタリアンで２時間ご飯を食べ、話の聞き役に徹し、解散する。これだけでアッサリと進展するデートのなんと多いことでしょうか。あなたがモテないのは素質ではなく、たった5mmの爪が伸びているせいかもしれないのです。もったいない！

自分や女性への呪いを、まずは解き放とう

30代で０からの婚活をスタートするなら、まずは「自分を呪わず、女性を呪わず」を徹底しましょう。あなたに彼女がいないのはあなたに欠点があるわけでもなければ、女性が浅はかだからでもありません。テクニックを使ってこなかったからです。

たとえ話をしましょう。あなたの前に、初めてプログラミングを学ぼうとしている方がいます。「ひととおり何でも構築できるプロのエンジニアになりたい」と願う人がいたら、あなたは「まずは失敗してでもいろいろプログラムを作ってみて、学んだ方がいいじゃない」とアドバイスするはず。恋愛も同じです。「今自分がモテないのは、テクニックが足りないからだ。きちんと学べば普通に彼女ができるんだ」と自信をもってください。

この「根拠なき自信」は持っているだけでモテへ繋がります。「私なんかを好きになる人がいるわけない。そんな人がいたら、よっぽど変な人だわ」という女性へはこちらからもデートに誘いづらくなりますよね。それより「私は魅力的だし、それを分かってくれる人と付き合いたい」と言われた方が、誘う方も自信が持てます。男女逆転してもそれは同じ。「俺なんかと付き合う女はいない」と普段から言う男性は、それだけで女性から誘われる可能性を減らしているのです。

自分への呪いを解くには「小さな世界でてっぺんを取れ」

「俺はモテなくて当たり前」と自分を呪ってしまうなら、まずは恋愛以外のフィールドで成功体験を積みましょう。趣味や仕事で自信を持っている人は、デートで「失敗しても俺はひとかどの人間だから」と自信を維持できます。よく「お金持ちはモテる」と言いますが、あれは半分嘘です。収入や資産がある男性は「失敗しても俺は金持ちだからいいや、という自信を持っている」のが女性に伝わるからモテるのです。

とはいえ金持ちになるのは簡単なことではありませんから、もっと身近な領域で「てっぺん」を目指しましょう。ある男性は「エロゲの知識なら日本一」と言われるくらいまで知識を手にしたことで自信を持ち、そのネタでなんと女性からもモテていました。女性から嫌がられるジャンルであっても「俺が一番できる」と信じられる要素さえあれば、自信がついて恋愛がうまくいきやすくなるのです。

30代で0から婚活を始めるなら、まずは「俺は●●で頑張っているぞ」と恋愛以外の分野で自信を抱いてください。そうすれば婚活で苦戦しても「大丈夫。どこが改善点かだけチェックしていけば、必ず彼女ができる」と自分や女性を呪うことなく、継続できるでしょう。

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