地下アイドル・森カノン「流行なんかに流されず、「自分」を貫くひとが好き。」
2013年春、世の中の話題をさらった「株価でスカート丈が変わるアイドル」という珍コンセプトのアイドルユニット「街角景気☆JAPAN↑」。
その主要メンバーとして、そしてトップ地下アイドルユニット「アリス十番」メンバーとしてもキャリアを築きながら、
ライブにグラビア、バラエティ番組と活躍の幅を広げる森カノンちゃんに、そのエネルギー源について語って頂きました!
目次
ライブとは違う「森カノン」を見てほしい。
-撮影はいかがでしたか?
色んなお洋服が着られて、本当に楽しかったです!撮影のお仕事、大好き。
もちろんライブのお仕事も大好きだけど、ライブの私と写真に写る私って、表情が全然違うと思うんです。
もっともっと、いろんな森カノンを見てほしい!
-ファンの方も、喜んでくださるでしょうね。
はい!
撮影会で「ライブの表情と、表情が全然違うね」って、ファンの方に言って頂くことも多くって。
撮影会での私を見てファンになって下さった方もいて、そんな時は本当に嬉しい。
-それは素敵なエピソード!普段、ユニットの中では、どんな存在なんですか?
けっこう「お笑い担当」みたいになっています(笑)。
高校時代から、ムードメーカー的な存在だったかも。
-じゃあ、お笑いも好きだったりするのかしら?
大好きです!小さい頃から、高田純次さんを尊敬しています。
憧れ、なんて言ったら恐縮ですけれど・・・高田純次さんが出演されている番組やDVD、著書も、全部大好きです。
おいくつになられても、ずっと変わらず面白いしぶっ飛んでいるし、すごくかっこいい。
理想は「お腹が痛くなっちゃうくらい、笑わせてくれる人」
-私も高田純次さん大好きです!じゃあ好みのタイプも、面白い人?
そうです!
とにかく「オモシロい人」が大好き!おなかを抱えて笑わせてくれる人が理想です。
昔は「花より男子」に出てくる花沢類のような王子様タイプに憧れたこともありましたけど(笑)。
今は、自分のスタイルやオリジナリティを貫いている人が好き。
-じゃあ、ファッションも個性的な方が好きなのかしら?
基本的に、そんなこだわりはないかな。
でも、個性的でぶっ飛んだファッションの男性を見ると、つい憧れてしまいます!
異性としてというよりは、スゴいなって思うんです。
流行に捉われず、自分の世界を貫く姿勢に憧れてしまうんです。
実は、原宿系の個性派ファッションが大好き!
-カノンさん自身の好みのファッションを教えて下さい。
アイドルとして活動を始めてからは、オーソドックスな洋服を選ぶようになりました。
いつファンの方に出会っても可愛いって思ってもらいたいから!
だから、この夏は白いワンピースばっかり着ていました(笑)
-これから挑戦してみたいファッションはありますか?
実は、原宿系の個性的なファッションが好き!
以前は古着屋を巡って一点モノのリメイクアイテムを探し出したりしていましたね。
人とカブるのは、好きじゃないんです。
だから、きゃりーぱみゅぱみゅさんのファッションは凄いと思うし、憧れます。
これからは少しずつ、自分の個性をファッションにも出していけたらいいな。
上京後は、バイトとアイドル、二足のわらじ。
-そんなカノンさんは、どうしてアイドルになろうと思ったんですか?
歌とダンスが大好きだったことが一番大きいですね。
あと、私は北海道の札幌出身なんですが、その場所に捉われず、どこかへ羽ばたいてみたかった。冒険したかった。
それで高校卒業と共に、上京したんです。
お金がなかったので、はじめはバイトに明け暮れる毎日でしたけれど。
-すごい行動力!どんなアルバイトをしたんですか?
本当にあらゆるバイトをしてきました。
居酒屋のキッチンでも働いたし、工場でも働いたし・・・
-逞しい!バイトしながら、アイドルをやっていたわけですね。
はい。
3年前に地下アイドルを始めて、半年くらい経った頃に偶然アリスプロジェクトに出会ったんです。
まだプロジェクトがスタートして間もない頃だったんですが、これから新しいユニットを作ると聞いて、ぜひ参加したいと思ったんです。
-今では複数のユニットで幅広く活躍なさっていますね。
はい!
しばらくソロで活動した後、「アリス十番」を結成して、その後は派生グループの「ぴゅあふる」、今年からは「街角景気☆JAPAN↑」としても活動を始めました。
ライブはもちろんですが、バラエティ番組への出演やグラビアなど、活動の幅が広がっていっています。
-複数のユニットで活動するのは、大変じゃないですか?
ユニットごとにコンセプトが全く違いますし、すごく楽しいです!
私、めちゃくちゃ好奇心旺盛で、常に興味津々!
タレントとして番組収録に行っているのに、「番組制作も面白そうだな・・・」と覗き見してしまうくらい。
昔からそういうタイプなんです。
1日24時間なんて足りない!好奇心で生きています。
-好奇心旺盛!(笑)
水泳、エレクトーン、書道、英会話、そろばん、ブラスバンド、テニス・・・習い事も本当にたくさんしてきました(笑)。
その全てが面白かったし、友だちと遊ぶ時間以上に、なにか新しいことを学ぶ時間が楽しくてしょうがなかったんです。
「思い立ったが吉日!」的な性格なので、学生時代も、思い立ってすぐに東京へ遊びに来たりしていました。
行動せずにはいられないんです。もっともっと時間がほしい!
-じゃあ、今、お休みがとれたとしても、家でじっとはしていられない?
その通りです(笑)。
家で寝ているだけなんてもったいないから、必ず外に出かけると思います。
仮に長いお休みがあるとしたら、海外を旅したい!
あらゆる国の景色を見て、いろんなことを感じてみたい。
あと、ゆっくり読書する時間も好きです。
大好きなカフェが下北沢にあるんですけど、そこで大好きなタコライスを食べて、ゆっくり本を読みたいな。
ミステリーからエッセイまで、何でも読みます。読書は大好き!
北海道での凱旋ライブを、必ず実現させたい。
-挑戦してみたいことも、沢山ありそうですね。
本当に沢山あります!
まずはライブ活動をもっと広げて、いつか北海道で、凱旋ライブをしてみたい。
まだ九州と北海道ではライブをしたことがないんです。
あとグラビアのお仕事も沢山経験してみたいし、もちろんバラエティ番組にも、もっと出てみたい!
-年末には、武道館ライブも控えていますね。
はい!
シドさんをはじめ、有名なバンドの皆さんと出演させていただくんです。すごく楽しみ!
でもいずれは、アリス十番の、単独武道館ライブを実現させたい。
常設劇場のP.A.R.M.Sにいつも会いに来てくださっているファンの方々を、もっともっと大きな会場へ連れていきたい!
あの悔しかった日々も、ファンの方々に支えられました。
-ファンの方への想いが、とても伝わってくる言葉ですね。
はい。本当に、ファンの方々に支えられています。
私、アイドルとして活動しはじめて、大きなケガばかりしているんですね。
骨折だとか、交通事故だとか・・・・治療中はライブに出演できず、握手会や物販会場にしか出ることができませんでした。
でも、その数分のために会いに来てくださったファンの方々がいたんです。
その気持ちが本当に嬉しくて、感謝してもしきれないくらい。
-嬉しいですね。言葉もかけてくれたのかしら?
「毎日、ライブ楽しいけれど、カノンちゃんがいないP.A.R.M.Sは、ミッキーマウスがいないディズニーランドと同じだよ」と言って下さったファンの方がいました。
それは心から感激したし、嬉しかったですね。
ファンの皆さんの存在は、何よりも大切です。
感謝の気持ちを、パフォーマンスで最大限、届けたい。
-最後に、ファンの皆さんへメッセージをお願いします!
いつも応援して下さって、本当にありがとうございます。
ファンの皆さんがいるから、私はいつも明るく元気に、笑顔でステージに立つことができる。
どれだけツラくても、勇気をふりしぼって前を向くことができる。
これからも頑張りますので、応援、よろしくお願いします!
-ありがとうございました!
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グラビアショット
編集後記
「いつか世界を旅してみたい!」と瞳を輝かせながら語ってくれた森カノンちゃんは、とにかく好奇心旺盛!
ライブ、グラビア、バラエティと活躍の幅を広げている彼女ですが、その細いからだの内側には、まだまだ恐ろしいほどのパワーが眠っている様子でした。
そのパワーを使って、果たしてどんな爆発を見せてくれるのか・・・底知れぬカノンちゃんの未来の可能性に乞うご期待です!
編集:りえそん
※編集部注:この記事は、2013年にインタビューされたものです。
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