リア充女子は怖くない!すんなり行きすぎてビビるほど簡単な口説き方
こんにちは、トイアンナです。以前、はあちゅうさんがインタビューで「スクールカーストは下からだけ見えるもので、上からは見えない」とおっしゃっており、なんたる名言……! と感動しました。
私は度重なる転校でスクールカーストの上から下までまんべんなく経験してきた人間ですが、カーストの下にいるときはリア充の輝きがまぶしすぎて死にそうなのに、いざ上っぽいところにいると「スクールカースト? そんなもんないでしょ? ウチのクラス、全員仲いいし!」なんて無責任に思っていました。喉元過ぎれば熱さを忘れる、スクールカーストを上がれば下を忘れる。ひどい話です。
リア充女子には、スクールカーストが見えない
そしてスクールカースト上位にはたいてい、成績が上位でファッションに気をつかっている女子が固まっていました。校則で黒髪と決まっているからこそ毎月ヘアサロンでトリートメントをしている子と、適当にひっつめたポニーテールの差は歴然と分かります。私の住んでいた地方では特に雑誌に掲載されているようなブランドの服を手に入れたくば片道数時間は電車に乗っていかねばならず、必然的に「そこまでしてでも外見に気を遣いたい女子」と「それ以外」の線引きは明確でした。先生に怒られない範囲の薄化粧もまた、カースト上位の印でした。
と、ここまで並べるとあたかもスクールカースト最上位のリア充女子は外見へ気を遣うことで優越感をアピールしていたかのように見えますが、本人がただ好きでオシャレしているだけということも多々ありました。ネイルをやってみたらのめり込んでアマチュア・ネイリストのようになってしまった、いいシャンプーを探して気づけばサラサラヘアにたどり着いた……など、カースト上位にたどり着いたのもただ「好きなことをやっていたから」というシンプルな理由で輝いていたのです。
一部のマウンティング大好きなタイプはさておき、スクールカースト上位のリア充女子にとっては他の女子も「別の何かにハマっている子たち」でしかありません。そこにあるのは純粋な「違い」であり、上位・下位ではなかったのです。
ストレートな好意を、さわやかに伝えよう
ですからリア充女子と仲良くなるには簡単で、自分さえスクールカーストを意識しなければ自然と仲良くなれます……。「ってそんなことできたら苦労しないわ!」と思いますよね。ストレートに好意をぶつけて、もし「あんたみたいなザコが私に告白とかありえない!」とスクショ回されたらどうしよう、それでクラスにいられなくなったら……。と考えるだけで死にたくなるじゃありませんか。
けれど、断言しましょう。あなたが好意を伝えたからとLINEのスクショをクラス中に回して身の程知らずを思い知らせようとする女性は、スクールカースト云々以前に性格が最悪なだけではないでしょうか? あなたの好きな子は、そんなことをする可能性が万に一つでもあるんでしょうか。だとしたら、あなたの女性を見る目に問題がありそうです……。
とはいえ、女性は男性と比べて告白されたことを友達に相談しやすいのは事実です。じゃあ万が一友達がLINEのスクショでさらし者にしたら? そんな性悪の友達を持っている時点であなたが好きな女の子もお察し案件なのでは……? というわけでやはり、あなたが好きになるような子がそこまで最悪の女性だとは思えないのです。
好意のさわやかな伝え方には訓練あるのみ
と、ここまでをうのみにして告白しに行くのはちょっと待ってください。いきなり告白するのは全くもって「ストレートな好意」ではありません。いきなり重すぎる愛情をぶつけるのは、前触れなく憎しみをぶつけるくらい暴力的です。それが許されるのは、中学生までと心得てください。いきなり告白、いきなりプレゼント、いきなりボディタッチ、どれも恐怖しか与えません。
では女性へどう好意をさわやかに伝えればよいのでしょうか? このへんは、男性の師匠に従ったほうがよさそうです。個人的なオススメは水野敬也さんの書籍『LOVE理論』。行動ベースでどうふるまえば好意をさわやかに伝えられるかを徹底的に研究した本です。たとえば「女性の話題を『でも、それって大変じゃない?』と反応することで自然と愚痴を引き出して仲良くなる」なんてのは、誰でも今すぐ実践できる水野敬也さんテクだと思います。
恋愛初心者の男性がリア充女子に逃げられてしまうのは、あなたがカースト下位だからでも非イケメンだからでもありません。たいていはアプローチが重すぎるからです。最初は相手の愚痴を引っ張り出せるくらいの関係になり、そこからランチやお茶に誘いましょう。徐々に割り増ししていく好意なら、安心して受け取れます。
そしてリア充女子だからこそ、あなたの好意に応えられなくとも激しい拒絶はしてこないでしょう。リア充というものは、円満にNOを伝えられる断り上手でもあるのですから。いきなり告白するわけでなし、飲み会で愚痴を引き出しても失うものはありません。少しずつ段階を踏むことで着実に好感度を上げていきましょう。