「尽くして貢いでも振られる」のは悪女を相手にしてるから?

こんにちは、トイアンナです。この世には悪女がいます。あなたにプレゼントを貢がせておきながら、本命彼氏とせせら笑うような女が。海外旅行やブランド物を払わせておいて、土壇場で「やっぱり〇〇君じゃむり」と年収やスペックで別の男を取る女は、います。

女性の一人としてそういう人がいることを大変申し訳なく思いますし、男性から切々としたご相談をいただくたび「その女が寝てる間にハエが口に入る呪い」を飛ばしています。効き目はありませんが気持ちだけでも私からハエを飛ばして欲しい方はご相談あれ。

今回はそんな悪い性根の女性について話すのはよしましょう。相手が悪女でないにもかかわらず「尽くしたし貢いだのにあっけなく振られる」ことはあります。しかも、結構あります。残酷ですがあなたがそうして振られる理由は「貢ぎすぎた」からです。なぜ嬉しいはずの貢ぎものをしすぎてはいけないのか? その秘密をご案内します。

 

女性は貢がれすぎると「怖い」と思う生き物

「貢ぐ」といっても、どれくらい貢ぐかは人それぞれ。私が今までに聞いた一番大きな貢ぎ物はマンションでした。「女と付き合う前からマンションを貢げる男」って、すんごいパワーワードですな。そして案の定、彼は振られています。あまりに可愛そうだ……。

マンションを貢いだのに振られたのは、彼女が普通の女性なら「怖くなった」からです。単純に考えて、あなたがいきなり他人から不動産を貰ったらどう思いますか? 見返りになにか要求されるんじゃないか、詐欺を持ち掛けてるんじゃないか……と、怖くなるはずです。

女性はこの「怖くなる」センサーが男性より低く設定されています。身体的に弱いこともあって、「こんなに貢いだんだからやらせろ」と力ずくで迫られると怖いからです。プレゼントはもちろん、警戒心が強い女性はご飯のおごりも受け付けないことがあります。

ですから大量の高価なプレゼントは、恋愛感情の有無より先に「この人危ないかもしれないから逃げよう!」と思わせてしまうのです。男性は「出会ってすぐの女性がいきなり家へ押しかけて家事全般やってくれて、愛妻弁当まで作られたらどう思うか」で妄想してみてください。たとえ美少女でもちょっとウラを感じて怖くないですか。そういうことです。

 

貢ぎ方が独りよがりでも「怖い」

もうひとつのパターンは、貢ぎ方が独りよがりなケース。私も経験したことがありますが、男性の趣味グッズをひたすら貢がれるとこれまた「怖い」です。これまでに私が恐怖を感じたのは「おすすめの本20冊」「最高のCD5枚セット」「値段も判らないワイン1ダース」など。

これらは金額的には常識(?)の範疇でも、相手の都合を一切考えないで送り付けてくるところに恐怖を感じます。というわけで自分の趣味グッズを貢ぎすぎると、たいていはご丁寧に戻ってくるか、それすら怖いと思われて音信不通となります。

ちなみに私の経験はまともな方で、ある匿名のブログには「男性本人が着ていた中古の服」をプレゼントされて困ったという報告があります。みなさまはさすがにそんなトンチキな失敗をしないと思いますが念のため。メンズファッションプラスの服を女性へ贈らないでください(笑)

 

されて嬉しいのは「男友達にするよりワンランク上の親切」

「じゃあ、何をあげればええっちゅーねん!!」

そう思われた方申し訳ありません、お待たせしました。気になる女性ができて何かあげたいと思ったら「男友達にするよりワンランク上の親切」を狙いましょう。たとえば友達が自分の持っている漫画へ興味を持ったら貸すことはあると思います。女性が興味を持ったら1巻買ってプレゼントしてみましょう。

男友達にいいことがあったら「1杯おごるよ」となるかもしれません。気になる女性へはその「1杯おごるよ」をいつも適用してみましょう。お酒に限らず、コーヒー1杯でもかまいません。

「女性へは全部おごるのが当たり前じゃないの?」と思った方もいるでしょうが、おごりを当たり前に思う女性は冒頭の悪女率も上がるので賢明な殿方は避けて通られたほうが宜しいかと思います。

「男友達よりちょっと上」の親切は、友情の延長っぽく見えて「怖くない」から安心して受け取れます。そして、確実に好感度を上げられます。マンションより漫画1冊、フルコースよりコーヒー1杯の恩義を。お互いにあげたりもらったりしても損しない範囲で、プレゼントを貢ぎましょう。そして彼女も心ある人間ならきっとお返しをくれるはず。

告白までの好感度は少しずつ上げるもの。小さな親切であなたが友情よりちょっと上の好意を抱いていると、シグナルを送ってあげてください。