年上好きな彼女を心変わりさせる方法は〇〇にあった

こんにちは、トイアンナです。恋愛で年上が好きな女性は約70 %いると言われます。調査では「10歳上までOK」と答えた女性も3割弱。10歳差といえば、間に小学校4年生の子供がすっぽり収まる年月。こういう数字があるからには、若い女性と結婚したいおじさんが希望を抱く気持ちもわからないでもありません。

しかし世間を見渡すと、そこまで40代男性と20代女性との結婚って目にしませんよね。実は「結婚相手へ希望する年齢差」で調査すると、一転して「3~4歳年上」までに限定する女性が7割を超えるのです。

なぜ恋愛では対象内の10歳上の男性が、結婚枠では外されてしまうのか。この謎を解明するべく我々スタッフ一同はアラサーの女子会へ飛びました。

 

年上好きは、どこかで「年下好き」に変わる

今回内情を教えてくれたのは、28歳の役員秘書、ナミさん(仮名)。ナミさんはもともと年上男性が好き。高校時代には25歳・社会人の彼と付き合います。そのまま大学でも年上好きは継続。35歳の男性とお付き合いしていたそうです……が、25歳を超えて急に年下が気になりだしたそう。

トイ: 年上が好きだったのに、年下好きに変わったきっかけはあったんですか?

ナミさん: 自分が元彼の年齢に達したのが大きかったですねぇ。高校3年のころ付き合ってた元彼がそのとき25歳でした。相手のご両親にもご挨拶をしていましたし、結婚も考えてました。プロポーズとか、結納とか将来を考えてくれる彼ってほんと大人だし素敵だなぁって思ってたんですよ。その話は無くなっちゃったんですけど。

トイ: それは大変でしたね……。

ナミさん: いいんですよ、終わった話なんで。で、私が25歳になって。元彼のことを振り返ったときに「あのときのアイツ、ノリで結婚しようって言ってただけじゃね?」って気づいた(笑) 結婚しようって顔合わせとかやった割には、生活費とか具体的な話が一切無かったし、考えたらアイツ当時無職だったし。無職の男が嫁候補連れてきたら、そりゃ親もいい女連れてきたって勘違いするわ~って。

トイ: 年齢関係なく、無計画な人は無計画だと。

ナミさん: そうなんですよ! それから「年下好きの男って、年齢差を理由にして俺が俺がってプライドばっか高くて、未熟な人も多いな」って。そう思ったらなんか、年下と付き合いたくなってきたんですよね。

トイ: ナミさんにとっては、年上男性へいい意味で失望する機会となったんですね。

ナミさん: はい。それまで会社の上司とかも、年上だから尊敬しなきゃとか思っちゃってたんですよ。親も私より年上だから世間を知ってるだろうとか。そういう枷? みたいなのが外れたのが良かったですね。もっと自分で考えようって。

 

彼女を口説くなら、年上へ幻滅するタイミングを狙おう

ナミさんのように幻滅したきっかけを明確に語ってくださる女性は少数派ですが、年上好きの女性にはどこかで「年上もくだらない人は、本当にダメだな」と我に返る瞬間があります。そのタイミングなら別の年上男性が彼女をかっさらう前に、あなたも口説くチャンスが生まれるのです。

彼女を口説くなら、まずは年上男性へ失望する瞬間を身逃さない程度には仲のいいグループに入っておきましょう。その上で「彼ってこういうところが人としてできてなくて」と愚痴る瞬間を待つのです。

いざ口説くチャンスが訪れても、自分が大人だと売り込まないよう注意しましょう。「大人ぶった同年代」と「大人ぶった年上男性」では実年齢が上の方に軍配が上がるからです。

それよりも、「ほんとそうだよね。俺も前は先輩の男を尊敬してたんだけど、あるとき思ったより子供だなって思っちゃったんだよ」と、共感できる話を盛り込みます。自分も同じように年上へ幻滅したことがある、と語ることで「年上男性=自分より大人で、世間のことを分かっている」という幻想を壊すのです。

 

ずっと年上好きの女性もいる

ここまでアプローチすれば、多くの女性は年上への幻想を打ち壊し、同年代や年下を検討します。ただしほぼ永続的に年上が好きな女性もいます。恋人へ父性を求めるタイプです。

幼少期に父親が不在だった女性の一部は、彼氏へ「父親の代わり」を求めます。こういうタイプは付き合う相手も5歳、10歳どころではなく20歳年上がザラにいます。

彼女が本質的に欲しているのは彼氏ではなく、なんでも受け止めてくれる父親です。対等なパートナーでは物足りないので、底なしの包容力が求められます。それでもいい、彼女を包み込んでみせると覚悟できるなら、話を聞いて抱き留めてあげてください。父親代わりを一生勤めるのは楽な恋路ではありませんが、そう言われて止まれないのもまた恋なのですから。

参照:
実際どう?「年上男性との年の差恋愛」のメリット・デメリットを女子に本音で聞いてみました

「年の差婚」の希望と現実:研究員の眼