インスタ運用代行メリットデメリットとは?副業のやり方や費用相場まですべて解説!
収入を増やせるだけでなく、スキルアップや人脈づくりなど多くのメリットがある副業。
自分もやってみたいと思う一方、いったい何からはじめたらいいのかわからないという人も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、副業の中ではまだまだ新しい「インスタ運用代行」について解説します。
インスタ運用代行を副業にするメリット・デメリット、案件の探し方、依頼料の相場など、気になるところをすべて解説しているので、ぜひ最後まで読んでみてください!
目次
インスタ運用代行とは?メリットとデメリット
まずはインスタ運用代行がどういった業務内容なのかを見ていきましょう。
仕事にした場合のメリット・デメリットも解説していきます。
インスタ運用代行は副業としても人気
インスタ運用代行は名前の通り、インスタの運用を代行する仕事です。
会社もしくは個人としてSNSを伸ばしていく重要性は感じているが、「自分でやるにはリソースが足りない」「SNSに詳しくない」といった理由で誰か代わりに運用してくれる人に任せたい!というのが需要の根源です。
インスタを含むSNS運用代行は依頼主のSNSアカウントとパソコン、インターネット環境さえあれば場所や時間の影響を受けることが少ないため、個人の副業としても注目されています。
一つひとつの作業も比較的簡単なものが多いため、スキマ時間でも対応可能です。
インスタ運用代行のメリット
副業でインスタ運用代行を選ぶメリットは、需要が高く案件を獲得しやすいという点でしょう。
総務省が発表した「令和3年通信利用動向調査」によると、20~49歳で約90%、60代でも70%と、ネットユーザーのほとんどがなんらかのSNSを利用しているという結果が出ています。
未経験や在宅勤務ではじめられるという点も、副業という意味では魅力です。
Instagramに普段から馴染んでいれば、操作方法を一から覚える必要もありません。
また、Instagramはサービス内にアナリティクス(分析)機能も備わっており、いいね数やフォロワー数、再生数といった数字が確認できるため、運用成果がわかりやすいという点も初心者向けといえます。
インスタ運用代行のデメリット
一方デメリットは、ライバルが多いことです。
「未経験可」や「在宅可」、「スマホのみでOK」といった案件も多く、新規参入のハードルが低いため、副業にしたいという人も増えています。
また、ネットのトレンドに左右されるため、変化が激しい市場という点も苦労するポイントかもしれません。
片手間でできる案件もありますが、つねに最新のトレンドをチェックし、クライアントからの要望に適切に応えていくスキルも求められます。
もう少し大きな話になると、新しいSNSが注目されインスタのアクセス数そのものが増えない可能性もあります。
Instagramというサービス依存の業務だということを忘れないようにしましょう。
インスタ運用代行の作業内容
ここからは、具体的なインスタ運用代行の業務内容を解説します。
普段、何気なく楽しんでいるInstagramですが、仕事としての作業を整理してみると、思った以上に多いことがわかります。
自分の得意や好きと感じる作業と、苦手や難しそうと感じる作業をしっかりと把握しておくことが大切です。
初期設定
ひとつ目は、「初期設定」です。
しっかりと成果につなげるためには、アカウント開設やプロフィール設定だけでなく、アカウントのコンセプト設計(どんな情報や価値を発信するのか)やペルソナ設計(具体的な人物像)が重要です。
副業で請け負う場合は、事前に依頼主や担当マーケターが設計している場合もありますが、説明されたときに理解できる程度にはしておきましょう。
コンテンツ制作
SNSに投稿するコンテンツの制作業務です。
依頼主から送られてきた写真や動画素材を加工する場合もあれば、自分で撮影する場合もあります。
文章力のほかに、全体の構成力やデザインスキルを必要とする場合もあるでしょう。
コンテンツ制作だけを専門で請け負うフリーランスもいるほど、奥が深い業務です。
投稿
3つ目は、「投稿」に関する業務です。
基本的な写真からストーリーズ、リールなど、Instagramにもさまざまな投稿タイプがあります。
最もよく見られる時間帯や曜日などに絞って指定されるケースも多く、スケジュール管理も必要です。
コメントやいいね、フォローやDMといった対応も業務に含まれます。
アナリティクス
アナリティクスとは「分析」という意味です。
運用の成果を測定するための分析レポートを作成したり、改善施策を模索したりといった業務が含まれます。
どちらかというと初心者には難しく、依頼主やマーケター、ディレクターが担当するケースも多いですが、自分で請け負うことができると、より高いレベルの運用スキルを身につけることができるでしょう。
その他
アカウントによっては、ショッピング機能の設定やキャンペーンの実施、広告配信の代行といった業務が発生するかもしれません。
それぞれ異なるスキルが必要になるため、ここではこういった業務があることだけ知っておいてください。
インスタ運用代行に必要なスキル
ここからは、インスタ運用代行業務に必要となるスキルを見ていきましょう。
未経験でも着手しやすいものから、ある程度経験や技術が必要となるものもあります。
SNS全般やインスタグラムの知識
ひとつ目は、最も基本となるInstagramの知識です。
アカウントの操作方法や写真投稿のやり方、いいね、フォローといった基本的な操作や仕組みが分からなければ仕事になりません。
またInstagramはSNSのため、他のユーザーとの適切なコミュニケーション力や「炎上しないための〇〇」、「嫌われないor好かれる立ち振舞」といった空気感を知っていることもポイントです。
Instagramが持つ特性や担当する業界によって、マナーやルールというものも異なるため、積極的に学んでいく姿勢が大切となります。
コンテンツ制作スキル
ふたつ目は、コンテンツ制作のスキルです。
ここでは具体的な技術のことを指します。
文章の書き方や写真・動画編集スキルなど、スマホやパソコンを操作して、いかに適切なコンテンツが制作できるかが重要です。
「インスタ運用代行の作業内容」でも解説したように、分業が進んでいるチームでは、この作業を専門で請け負う人もいます。
WebやSNSのマーケティングスキル
3つ目は、WebやSNSのマーケティングスキルです。
いつも同じ内容の投稿を続けても意味がありません。
トレンドやユーザーの視点に立って興味を惹く投稿を作り続ける力と、それを形にする力が必須です。
依頼主やマーケター、ディレクターなどが担当するケースもありますが、個人単位でこのスキルを持っていると仕事の幅も大きく広がります。
機会があればぜひ挑戦してみましょう。
インスタ運用代行の費用相場
ここでは、インスタ運用代行の依頼料相場を見ていきましょう。
個人で請け負う場合のほかに、専門家たちによる運用代行サービス(代理店)の費用相場も併せて紹介するので、比較してみてください。
初期費用
インスタ運用代行をアカウントの開設やコンセプト設計、企画などから担当した場合の初期費用です。
インスタ運用代行の初期費用
個人:3~15万円
代理店:10~30万円
業務内容別の費用
各業務内容に分けた費用相場です。
未経験者の場合は、この中のひとつ~複数個だけを請け負うところからスタートするケースが多くなります。
インスタ運用代行の費用相場(月額)
・コンサルティング:10万円~(代理店)、数万円~10万円(個人)
・投稿制作:10~50万円(代理店)、数万円~20万円(個人)
・投稿代行:3~10万円(代理店)、数千円~5万円(個人)
・Instagram広告運用:運用費の15%~20%(代理店、個人)
※あくまで参考金額になります
ここで紹介した業務をすべて請け負う場合は、運用代行というよりもSNSコンサルティングと呼ぶべきかもしれません。
副業の場合は、コンテンツ制作や投稿管理などから徐々にスキルアップを目指すのがおすすめです。
インスタ運用代行案件の探し方
最後に、インスタ運用代行の案件の探し方を見ていきましょう。
本記事では次の4つを紹介します。
・クラウドソーシングサイトで探す
・SNSで探す
・副業エージェントサービスで探す
・直接営業してみる
クラウドソーシングサイトで探す
クラウドソーシングサイトとは、企業や個人がインターネットで仕事を発注・受注できるサービスです。
仕事の契約や依頼、納品、支払いなどをすべてサービス上で行うことが可能なため、未経験者でも扱いやすいサービスといえます。
「ランサーズ」「クラウドワークス」といった総合型サービスから、ライターやWeb系、イラスト(デザイン)などの特化型までたくさんのクラウドソーシングサイトがあります。
SNSで探す
SNSでもインスタ運用代行の副業案件を見つけることが可能です。
運用がうまくいってなさそうなアカウントや、自分ならもっと伸ばせそうだと思うアカウントをチェックしておき、DMするのがおすすめです!
副業エージェントサービスで探す
副業エージェントサービスとは、担当エージェントが希望に合った副業案件を紹介してくれるサービスです。
クラウドソーシングは自分でプロフィールを設定し、自ら営業していくのに対し、副業エージェントサービスは、担当者が間に入ってくれるため、自分のスキルや経験などを考慮して案件を探してくれたり、キャリアサポートがあったりといったメリットがあります。
その分、しっかりした経験やスキルを持っていないと、思うように仕事を紹介してもらえません。
仲介料が発生してしまう点もデメリットといえます。
直接営業してみる
ある程度実績や経験を積んだ人なら、インスタ運用代行を探している企業などに直接営業してみるのもおすすめの方法です。
市場のリサーチから担当者とのやり取り、依頼料の交渉、業務内容のすり合わせなど、すべてひとりで行わなければならないため、未経験者にはハードルが高めですが、本業で営業経験がある人なら、ノウハウを活かして実践してみるのもよい経験となります。
SNS運用代行はまだまだ可能性のある市場
人気の副業「インスタ運用代行」のやり方について紹介しました。
SNS運用代行は年々ニーズが高まってきており、まだまだ可能性のある市場です。
コンテンツを作成するプレーヤーからディレクターまで、スキルを活かせる幅も広いため、インスタ運用で学んだことは他のコンテンツビジネスでも十分役に立ってくれます。
今回はひとりで副業ビジネスをスタートする方法を紹介しましたが、インスタ運用を教えてくれるスクールもあります。
「スキルスキップ」はWEBやSNSマーケティングが学べるオンラインスクールです。
SNS運用もInstagramからTiktokまで幅広く扱っており、各ジャンルで活躍するインフルエンサーやマーケターが個別指導してくれるカリキュラムで、未経験者でもしっかりと学ぶことが可能です。
ひとりではじめるのが不安な人は、ぜひ検討してみてください!
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