なぜか恋愛相談には「女性へどう話しかければいい?」に対するいい答えがないよね

こんにちは、トイアンナです。人生相談を600件以上いただいて思うのは、男性の恋愛相談って、アドバイザーの答えが荒っぽいよなあということ。

例えば「彼女が欲しいです。でも女性にどうやって話しかければいいか分からないんです」という草食系男子のご相談に対してよくある回答はこんな感じです。

「人の目は気にせず話しかけろ!」
「自信を持って頑張って」
「ナンパで経験人数を増やせ!」

いやいや、話しかける「勇気がないから相談してるんですけど!」と、私が相談者なら空手チョップで突っ込んでしまうわ。どこの世界に「算数が苦手です」って相談して「算数できるようになれ!」と回答する先生がおりますか。でも、男性の恋愛相談だとなぜかそれが成り立ってしまうんです。

そこで今回は、私が実際にアドバイスしてから成功体験までいただいた、好きな女性へ堂々と話しかけられるトレーニング方法をお伝えします。

 

「拒絶されたらどうしよう」という恐れがハードルを上げている

そもそもなぜ、私たちは好きな人へ話しかけられないのか。それは「嫌われたらどうしよう」と反応が気になってしまうからです。家族や友達ならちょっとやそっとのことで嫌われない自信があるからリラックスして話ができます。

女性は相手がガチガチに緊張しているのを見抜きますから、この状態で挑んでもつられて緊張させてしまうのがオチです。ですから女性と仲良くなるには、友達に話しかけるのと同じくらいリラックスして女性へ話しかけられる自分になることがゴールとなります。

 

拒絶されにくい場所で訓練する

友達と同じように女性へ話しかける自分に変わるためには、「この前話しかけたときは拒絶されなかった」という成功体験が欠かせません。そこで、ゲームでまずはLv.1でも倒せる敵から始めるように、話しかけてもいい状況が揃っている場所で訓練しましょう。

Lv.1 コンビニの店員さんへ道を訊く
以前の記事でも書きましたが、一番簡単なのは業務上相手が絶対に対応してくれる場所で話しかけることです。最寄駅への向かい方など、誰でも答えられそうな場所への道を教えてもらいましょう。

「3日間お風呂に入っていない」「パンツ一丁」などよほどの事情がなければ拒絶されません。強いて言うなら、混雑している時間帯にお願いすると嫌がられるのでレジが空いているか確認してからにしましょう。

Lv.2 女性が1人で入れるバーへ行く
Lv.1を卒業したら、次はバーへ行きましょう。カウンターのあるイタリアンや、マスターが気さくで常連さんの多いバーなどには1人飲みの女性も通っています。そういったバーで自分もお酒を飲みつつ、マスターと気軽に会話しているような女性を見つけてください。そして「いつも来てるんですか?」と話しかけてみましょう。すでにマスターと話している女性ですから、よほどの事情がない限り無視はされません。

なぜ自分がバーへ来たか聞かれたら、率直に「これまでの人生で女性と話す機会がなくて、お酒と会話の練習のつもりで来ました」と言ってしまえばしめたものです。酒のネタにちょうどいい話題として盛り上がります。

ここでうっかりカッコつけて「バーを巡るのが趣味なんです」なんて大嘘をつくと、後で恥をかくだけなので注意してください。また、バーによっては隣のお客さんに話しかけることをタブーにしている場合もあります。カジュアルで、常連同士がわいわいやっているお店を選んでください。

Lv.3 趣味のイベントへ参加する
お酒の力を借りて話せるようになったら、いよいよ普通に女性と会話しましょう。料理教室やハイキングなど女性も参加していそうな趣味のイベントへ行き、同じ場所にいる女性と話してみてください。自分の趣味の延長であれば話題も振りやすくなります。

Lv.2でお酒の力を借りてでもスムーズに話せるのであれば、最終段階も怖くなくなっているはず。そうして女友達が増えるころには「女性と話ができない」あなたは過去のものとなっているはずです。

 

好みでない女性へも話しかけること

こうして徐々にステップアップすれば、Lv.1で店員さんに話しかけられた自分、次にバーで頑張った自分を胸に次の段階へ行けるため緊張しづらくなります。

このやり方なら店員さんやバーで偶然出会った女性など「恋愛対象ではない人」と豊富に会話する経験を積ませてもらえるので、いきなり好きな女の子をデートに誘うより成功するハードルが低いのもメリットです。むしろ初心者のうちは年齢層が好みから外れている女性など、自分が緊張しづらいタイプと積極的に話してください。

最初は自分が話す内容を考えるだけでパツパツになるかもしれません。けれど、そんなあなたが拒絶されにくいどころか「面白い話題を提供してくれてありがとう」と受け入れられやすい場所がこの世にはあります。無理せずできることから、女性慣れしていってくださいね。