「ボールド・ルック」ってどんなスーツスタイル?

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ボールド・ルックは、過去にアメリカで素晴らしく流行したスーツスタイルのことです。また、肩パッドを多く入れて肩をいからせるなどの男らしさを強調するスタイルも特徴となっています。

ボールド・ルックとは?

ボールド・ルックといえば、1940年代頃にアメリカにおいて大流行したスーツスタイルのことを指します。「ボールド」とは日本語に訳すと「大胆な、際立った」などの意味になります。そのため、男性らしさの際立つスーツスタイルをボールド・ルックと呼びます。そのスーツは、ストライプ柄であり、肩パットを多く入れて男性っぽさを表現します。肩幅にしろ、ネクタイやラペルにしろ、その幅が広く取られているのも特徴的です。さらに、少し目立つような派手なカラーによって製作されていることもあります。それに、アル・カポネ・スタイルにつながるようなちょっと素敵な品の悪さも兼ね備えたスーツとなっています。

ボールド・ルックが日本でもトレンドになった理由とは?

1946年の日本は、戦後の苦難期となっていました。物資が充分にない日本に対して、アメリカが救援物資などを送ってくれていました。たとえば、食料や薬などの生活に必要な様々なものが日本に届けられました。もちろん、衣料品も様々な種類のものがアメリカから日本に届けられています。実は、この頃アメリカで流行っていたのがボールド・ルックでした。幅の広いネクタイやラペルなどを特徴とするボールド・ルックのスーツスタイルは、アメリカから救援物資として日本に届けられたために自然と日本の男性たちにも流行るようになっていきました。

ボールド・ルックの魅力とは?

ボールド・ルックの魅力には、男性的な力強さが感じられるスーツスタイルであることが挙げられます。おそらく、この時代のアメリカでは男らしい男性が女性に人気があったのだと考えられます。昔の日本でも、ボールドルックは流行りましたが、もし今の時代にボールド・ルックが入ってきてもあまり人気にならなかったかもしれません。今の日本では、中性的な雰囲気の男性がモテることが多いからです。しかし、ボールド・ルックに見られるような肩をいからせた男っぽさは、男性たちがこの時代を生き抜くには必要なような気もします。悩みや問題を抱えている人が多い時代ですから、今でも男性が力強さを発揮するには精神的なボールド・ルックが必要かもしれません。また、アメリカで大流行したというボールド・ルックの真の魅力もその辺りにあるのではないかと感じられます。