

トースト機能付きオーブンレンジおすすめ2025年最新版|両面焼き対応の人気モデル徹底比較
目次
はじめに
朝食の定番であるトーストを美味しく焼きたい、でもキッチンスペースは限られている。そんな悩みを解決してくれるのが、トースト機能付きオーブンレンジです。一台で電子レンジ、オーブン、そしてトースターの機能を兼ね備えた便利な家電は、特に一人暮らしや新生活を始める方にとって心強い味方となります。
2025年現在、各メーカーから様々な機能を搭載したトースト機能付きオーブンレンジが登場しています。両面焼き機能やスチーム機能、さらには自動調理機能など、技術の進化により使い勝手も格段に向上しました。しかし、選択肢が増えた分、どれを選べばいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
本記事では、18歳から30代の男性を中心に、初めてトースト機能付きオーブンレンジを購入する方から買い替えを検討している方まで、幅広いニーズに応えられるよう、2025年最新のおすすめモデル11選を徹底的に解説します。各製品の特徴や価格帯、実際の使用感まで詳しくご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。
トースト機能付きオーブンレンジとは
基本的な仕組みと特徴
トースト機能付きオーブンレンジは、その名の通り電子レンジ機能とオーブン機能、そしてトースター機能を一体化した調理家電です。通常のオーブンレンジとの大きな違いは、パンを短時間で美味しく焼き上げるための専用機能が搭載されている点にあります。
電子レンジ機能では、マイクロ波を使って食材を内側から加熱します。これにより、短時間で食材全体を均一に温めることができます。一方、オーブン機能では、庫内の空気を高温に加熱し、食材を外側から焼き上げます。そして、トースト機能は、これらの技術を組み合わせたり、専用のヒーターを使用したりすることで、パンの表面をカリッと、中はふんわりと仕上げることができるのです。
最新のモデルでは、上下のヒーターを独立して制御できる両面焼き機能や、スチームを併用することでよりふっくらとした仕上がりを実現する機能など、従来のトースターを上回る性能を持つ製品も登場しています。
一般的なオーブンレンジとの違い
通常のオーブンレンジでもパンを焼くことは可能ですが、トースト機能付きモデルには以下のような専用の工夫が施されています。
● 専用トーストモードの搭載 トースト専用の加熱プログラムが用意されており、ボタン一つで最適な焼き加減を実現します。温度や時間の細かい調整が不要で、忙しい朝でも簡単に美味しいトーストが作れます。
● 庫内構造の最適化 トーストを効率よく焼くために、庫内の高さや奥行き、ヒーターの配置などが工夫されています。これにより、パン全体に均一に熱が伝わり、ムラのない仕上がりになります。
● 短時間での立ち上がり 専用のヒーターや制御システムにより、予熱時間を大幅に短縮。一般的なオーブンレンジよりも素早くトーストを焼き始めることができます。
● 焼き色センサーの搭載 高機能モデルでは、パンの焼き色を自動で検知し、好みの焼き加減で自動停止する機能も搭載されています。
トースターとの使い分け
単機能のトースターと比較すると、トースト機能付きオーブンレンジには以下のようなメリットがあります。
● 省スペース性 キッチンに置く家電を一台に集約できるため、限られたスペースを有効活用できます。特に一人暮らしの方や、コンパクトなキッチンをお使いの方には大きなメリットです。
● 多機能性 トーストだけでなく、グラタンやピザ、お菓子作りなど、幅広い調理に対応できます。料理のレパートリーを増やしたい方には最適です。
● 大容量対応 庫内が広いため、食パン4枚を同時に焼けるモデルもあります。家族が多い方や、まとめて調理したい方に便利です。
一方で、トースト専用機と比べると、以下のような点で劣る場合もあります。
● 立ち上がり時間 専用トースターの方が、より短時間で焼き始められることが多いです。
● 焼き上がりの質 高級トースターの中には、パン専用に特化した加熱方式を採用し、より理想的な焼き上がりを実現するモデルもあります。
● 価格 多機能な分、単機能トースターよりも高価になる傾向があります。
選び方のポイント
庫内容量で選ぶ
トースト機能付きオーブンレンジを選ぶ際、まず重要なのが庫内容量です。容量は主に以下の3つのカテゴリーに分けられます。
● 20L未満(コンパクトタイプ) 一人暮らしや少人数世帯に最適なサイズです。食パンは2枚程度が同時に焼け、日常的な温め直しや簡単な調理には十分対応できます。設置スペースも比較的コンパクトで、ワンルームマンションなどでも無理なく設置できます。
● 20L〜25L(スタンダードタイプ) 最も一般的なサイズで、2〜3人家族に適しています。食パン3〜4枚を同時に焼くことができ、25cmサイズのピザも丸ごと調理可能です。機能と価格のバランスが良く、初めて購入する方にもおすすめです。
● 26L以上(大容量タイプ) 4人以上の家族や、本格的な料理を楽しみたい方向けです。大きなグラタン皿やケーキ型も余裕で入り、パーティー料理なども作りやすくなります。ただし、設置スペースもそれなりに必要になるため、購入前にキッチンの寸法を確認することが重要です。
加熱方式の違い
トースト機能の加熱方式には、主に以下の種類があります。
● ヒーター式 最も一般的な方式で、電熱線(ヒーター)で庫内を加熱します。構造がシンプルで価格も手頃ですが、予熱に時間がかかることがあります。上下にヒーターを配置した両面焼きタイプは、より均一な焼き上がりが期待できます。
● 熱風循環式(コンベクション) ファンで熱風を循環させることで、庫内の温度を均一に保ちます。ムラなく焼き上がり、調理時間も短縮できます。ただし、ファンの音が気になる場合もあります。
● 過熱水蒸気式 100℃以上の過熱水蒸気を使って調理する方式です。外はカリッと、中はしっとりとした理想的な焼き上がりになります。ヘルシー調理も可能ですが、価格は高めです。
● 赤外線式 遠赤外線や近赤外線を使って加熱する方式です。食材の表面を素早く焼き上げることができ、トーストの仕上がりも良好です。
便利機能をチェック
最新のトースト機能付きオーブンレンジには、様々な便利機能が搭載されています。
● 自動メニュー機能 トーストはもちろん、ピザやグラタンなど、よく使うメニューがプリセットされています。ボタン一つで最適な温度と時間で調理できるため、料理初心者でも失敗なく調理できます。
● センサー機能 赤外線センサーや重量センサーなどを搭載し、食材の状態を自動で判断して最適な加熱を行います。焼きすぎや加熱不足を防げます。
● スチーム機能 スチームを併用することで、パンの水分を保ちながら焼き上げます。外はカリッと、中はもちもちの理想的なトーストが作れます。
● お手入れ機能 脱臭機能や自動クリーニング機能など、日々のメンテナンスを楽にする機能も重要です。庫内がフラットなタイプは、拭き掃除も簡単です。
価格帯別の特徴
● 2万円未満 基本的な機能に絞ったエントリーモデルが中心です。トースト機能も搭載されていますが、焼きムラが出やすかったり、時間がかかったりすることもあります。一人暮らしの方や、使用頻度が低い方には十分な性能です。
● 2万円〜4万円 最も選択肢が豊富な価格帯です。両面焼き機能やセンサー機能など、実用的な機能が充実しています。有名メーカーの売れ筋モデルも多く、品質と価格のバランスが良好です。
● 4万円〜6万円 高機能モデルが中心で、過熱水蒸気やスチーム機能など、ワンランク上の調理が可能です。デザイン性も高く、キッチンのインテリアにこだわる方にもおすすめです。
● 6万円以上 最上位モデルで、プロ仕様に近い性能を持ちます。AI搭載で自動調理機能が充実していたり、スマートフォンとの連携機能があったりと、最新技術が詰め込まれています。
おすすめ機種11選
1. パナソニック ビストロ NE-BS8A(実売価格:約68,000円)
パナソニックの最上位モデルであるビストロシリーズの中でも、特にトースト機能に優れた一台です。独自の「両面グリル」機能により、食パンの両面を同時に焼き上げることができ、外はカリッと、中はふんわりとした理想的なトーストが楽しめます。
庫内容量は30Lと大容量で、食パンなら4枚同時に焼くことができます。忙しい朝でも家族全員分のトーストを一度に準備できるのは大きな魅力です。また、64眼スピードセンサーが食品の温度を細かく検知し、ムラなく均一に加熱します。
特筆すべきは「エリア加熱」機能です。庫内を最大4つのエリアに分けて、それぞれ異なる温度で加熱できるため、厚切りトーストと薄切りトーストを同時に、それぞれ最適な焼き加減で仕上げることができます。
スチーム機能も搭載しており、パンの表面に適度な水分を与えながら焼くことで、パサつきを防ぎます。冷凍パンモードでは、凍ったままのパンを解凍しながら焼き上げるため、作り置きしたパンも美味しく食べられます。
お手入れ面では、庫内の天井部分がフラットで、汚れが拭き取りやすい設計になっています。また、自動お手入れコースで、スチームで汚れを浮かせてから拭き取れるため、日々のメンテナンスも簡単です。
2. シャープ ヘルシオ AX-XA30(実売価格:約85,000円)
シャープが誇る過熱水蒸気オーブンレンジの最高峰モデルです。100℃以上に加熱した過熱水蒸気で調理することで、油を使わずにカリッとした焼き上がりを実現します。トーストも例外ではなく、まるで焼きたてのような香ばしさと食感を楽しめます。
30Lの大容量庫内には、2段調理が可能な設計を採用。上段でトーストを焼きながら、下段で目玉焼きやベーコンを同時調理できるため、朝食の準備が格段に効率的になります。
AIoT機能により、スマートフォンと連携することで、外出先からでも調理の予約や確認ができます。また、使用履歴から好みを学習し、おすすめのメニューを提案してくれる機能も搭載。毎日の献立に悩む時間を減らせます。
「あぶり焼き」機能では、食材の表面を高温で素早く焼き上げることができ、トーストの耳の部分だけをよりカリッとさせたい時などに便利です。また、「ソフト蒸し」機能を使えば、しっとりとしたフレンチトーストも簡単に作れます。
省エネ性能も優秀で、センサーが食材の量や温度を検知して、必要最小限のエネルギーで調理します。電気代を気にする方にも安心して使っていただけます。
3. 東芝 石窯ドーム ER-XD3000(実売価格:約52,000円)
東芝の石窯ドームシリーズは、その名の通り石窯のような高温調理が可能なオーブンレンジです。最高温度350℃という業界トップクラスの高温により、パンの表面を一気に焼き上げ、プロのような仕上がりを実現します。
トースト機能では、遠赤外線と近赤外線を組み合わせた「ハイブリッド加熱」を採用。パンの中心部までしっかりと熱を通しながら、表面は香ばしく焼き上げます。厚切りトーストでも中までふんわり、外はカリカリの理想的な食感になります。
30Lの庫内は、ドーム型の天井設計により熱の対流が効率的に行われます。これにより、庫内のどこに置いても均一に焼き上がり、複数枚のトーストを同時に焼いても品質にばらつきが出ません。
「ねらって赤外線センサー」は、食品の表面温度を正確に測定し、焼きすぎを防ぎます。好みの焼き色を3段階から選択でき、毎回同じ仕上がりを再現できるのも魅力です。
付属の深皿を使えば、グラタンやラザニアなどのオーブン料理も得意です。休日にはトースト以外の本格的な料理にも挑戦できる、料理好きな方にぴったりの一台です。
4. 日立 ヘルシーシェフ MRO-W10A(実売価格:約45,000円)
日立のヘルシーシェフシリーズは、健康志向の方に人気の高いオーブンレンジです。独自の「Wスキャン」機能により、食品の重さと温度を同時に測定し、最適な加熱を自動で行います。
トースト機能では、「熱風2段オーブン」により上下から均等に加熱。食パン4枚を2段に分けて同時に焼けるため、大人数の朝食にも対応できます。焼きムラも少なく、全てのトーストが均一な仕上がりになります。
特徴的なのは「ベーカリー機能」です。パン生地の発酵から焼き上げまでを自動で行えるため、手作りパンも簡単に楽しめます。朝起きたら焼きたてのパンが食べられる予約機能も便利です。
300種類以上の自動メニューを搭載し、トースト以外の料理も充実。特に「ノンフライ調理」では、油を使わずに唐揚げやコロッケなどが作れるため、ヘルシーな食生活を心がけている方におすすめです。
お手入れは、外して丸洗いできるテーブルプレートと、庫内の汚れを分解する「清掃機能」により簡単です。忙しい方でも清潔に保ちやすい設計になっています。
5. 三菱電機 レンジグリル ZITANG RG-HS1(実売価格:約38,000円)
三菱電機のZITANGシリーズは、コンパクトながら本格的な調理ができることで人気です。独自の「レンジ→グリル自動リレー調理」により、食材を裏返すことなく両面をきれいに焼き上げることができます。
トースト機能では、上部のグリルヒーターが炭火のような遠赤外線を発生させ、短時間で香ばしく焼き上げます。予熱不要で、忙しい朝でもすぐにトーストが焼けるのは大きなメリットです。
13Lとコンパクトな庫内ですが、食パン2枚は余裕で焼けます。一人暮らしや少人数世帯には十分なサイズで、キッチンスペースが限られている方にも設置しやすいです。
「フルオート調理」機能では、冷凍・冷蔵・常温を自動で見分けて最適な加熱を行います。冷凍パンもそのまま入れるだけで、解凍から焼き上げまで自動で完了します。
デザイン性も高く、ブラックとレッドの2色展開でキッチンのインテリアに合わせて選べます。操作パネルもシンプルで直感的に使いやすく、機械が苦手な方でも簡単に操作できます。
6. アイリスオーヤマ スチームオーブンレンジ MO-F2402(実売価格:約25,000円)
コストパフォーマンスに優れたアイリスオーヤマの人気モデルです。24Lの庫内容量で、基本性能をしっかり押さえながら、手頃な価格を実現しています。
トースト機能は、上下のヒーターでしっかりと焼き上げます。自動トーストメニューでは、1〜4枚の枚数を選ぶだけで、最適な時間で焼き上げてくれます。焼き色も3段階から選択可能です。
スチーム機能を搭載しているのもこの価格帯では珍しく、パンの乾燥を防ぎながら焼き上げることができます。また、スチームを使った茶碗蒸しや蒸し野菜なども作れるため、料理の幅が広がります。
20種類の自動メニューには、日常的によく使う料理が網羅されています。温め直しから本格調理まで、これ一台で対応できる万能性が魅力です。
フラットテーブル設計で庫内に凹凸がなく、お手入れが簡単なのも嬉しいポイント。価格を抑えながらも、必要な機能はしっかり搭載された、初めての一人暮らしにぴったりのモデルです。
7. バルミューダ The Range K04A(実売価格:約47,000円)
デザイン家電メーカーとして人気のバルミューダから登場したオーブンレンジです。シンプルで美しいデザインは、キッチンに置くだけでインテリアの一部になります。
18Lとコンパクトながら、庫内は広々とした設計。トースト機能では、独自の温度制御により、パンの水分を保ちながら表面をカリッと焼き上げます。操作音も楽器のような美しい音色で、使うたびに心地よさを感じられます。
操作はダイヤル式で直感的。モードを選んでダイヤルを回すだけのシンプルな操作性は、複雑な機能が苦手な方にも使いやすいです。
カラーバリエーションも豊富で、ブラック、ホワイト、ステンレスの3色から選べます。どれもマットな質感で高級感があり、キッチンの雰囲気を格上げしてくれます。
機能面では他社の高機能モデルに比べるとシンプルですが、必要十分な性能を持ち、何より使う喜びを感じられる製品です。デザインにこだわる方には特におすすめです。
8. ツインバード センサー付フラットオーブンレンジ DR-F871W(実売価格:約22,000円)
新潟県の家電メーカー、ツインバードが手がける実用性重視のモデルです。18Lのコンパクトサイズながら、赤外線センサーを搭載し、自動で最適な加熱を行います。
トースト機能は、上下のヒーターで均等に加熱。フラットな庫内底面により、パンくずの掃除も簡単です。冷凍トーストモードも搭載し、作り置きしたパンも美味しく焼き上げます。
特徴的なのは「お弁当あたため」機能。コンビニ弁当などを、おかずとご飯で温度差をつけて加熱できるため、より美味しく温め直せます。一人暮らしの方には嬉しい機能です。
静音設計により、動作音が静かなのも魅力。深夜や早朝でも、周囲を気にせず使用できます。また、省エネ設計で待機電力も少なく、電気代の節約にもつながります。
シンプルな機能に絞ることで、この価格を実現。余計な機能はいらないという方や、セカンド機として使いたい方におすすめです。
9. 象印 EVERINO ES-GT26(実売価格:約35,000円)
炊飯器で有名な象印が作るオーブンレンジは、日本の食文化に合わせた機能が充実しています。26Lの庫内で、家族4人分の調理にも対応できます。
「うきレジ」機能により、庫内の底面から食品を浮かせて加熱することで、底面もしっかり加熱できます。トーストも裏面までカリッと仕上がり、ひっくり返す手間がありません。
トースト専用の「サクレジ」モードでは、レンジ加熱で中を温めてから、グリル加熱で表面をカリッと仕上げます。冷めたピザやフライドポテトも、まるで揚げたてのような食感に復活します。
「芯までレジグリ」機能は、厚切り肉や魚を中までしっかり火を通しながら、表面は香ばしく焼き上げます。トースト以外の料理でも活躍する、実用的な機能です。
ボウルでの調理に対応した自動メニューも豊富で、鍋を使わずに煮物や蒸し物が作れます。後片付けの手間を減らしたい方にぴったりです。
10. コイズミ オーブンレンジ KOR-1602(実売価格:約18,000円)
エントリーモデルとして人気の高いコイズミのオーブンレンジです。16Lのコンパクトサイズで、限られたスペースにも設置しやすいのが特徴です。
基本的なトースト機能をしっかり搭載し、食パン2枚を同時に焼くことができます。ヒーター出力も十分で、5分程度でこんがりとしたトーストが完成します。
11種類の自動メニューには、日常使いに便利な機能が揃っています。解凍機能も3段階に分かれており、食材に合わせて最適な解凍ができます。
重量センサーにより、食品の重さを自動で検知して加熱時間を調整。温めすぎや加熱不足を防げます。シンプルながら、必要な機能はしっかり押さえています。
この価格帯では珍しく、庫内灯も搭載。調理中の様子を確認でき、焼き加減を見ながら調整できます。初めてオーブンレンジを購入する方の入門機として最適です。
11. 山善 オーブンレンジ YRP-F180V(実売価格:約15,000円)
圧倒的なコストパフォーマンスで人気の山善モデルです。18Lの庫内容量で、一人暮らしから二人暮らしまで幅広く対応できます。
トースト機能は、上部ヒーターでしっかりと焼き上げます。両面焼きではありませんが、途中でひっくり返すことで、両面をきれいに焼くことができます。タイマー機能も充実しており、好みの焼き加減に調整可能です。
18種類の自動メニューを搭載し、この価格帯としては充実した内容です。特に「飲み物あたため」機能では、コーヒーや牛乳を適温に温められ、朝食時に便利です。
フラットテーブル設計で、庫内の掃除がしやすいのも魅力。ターンテーブル式と違い、大きな皿も置きやすく、使い勝手が良好です。
基本性能に絞ることでこの価格を実現していますが、日常使いには十分な性能。予算を抑えたい方や、サブ機として使いたい方におすすめです。
使い方のコツ
美味しいトーストを焼くための基本テクニック
トースト機能付きオーブンレンジで美味しいトーストを焼くには、いくつかのコツがあります。まず重要なのは、パンの置き方です。庫内の中央に置くことで、熱が均等に伝わりやすくなります。複数枚焼く場合は、パン同士の間隔を適度に空けることで、熱の循環が良くなり、ムラのない焼き上がりになります。
パンの厚さによって焼き時間を調整することも大切です。4枚切りのような厚切りパンは、6枚切りや8枚切りに比べて長めの時間が必要です。最初は低めの温度で中まで温め、最後に高温で表面をカリッとさせると、理想的な食感になります。
冷凍パンを焼く場合は、専用の冷凍トーストモードがあればそれを使用しますが、ない場合は解凍モードで軽く解凍してから通常のトーストモードで焼くと良いでしょう。または、前日の夜に冷凍庫から冷蔵庫に移しておけば、朝にはちょうど良い状態で焼くことができます。
バターやマーガリンを塗るタイミングも重要です。焼く前に塗ると、より香ばしい仕上がりになりますが、焦げやすくなるので温度設定は低めにします。焼いた後に塗る場合は、熱いうちに塗ることで、バターが適度に溶けて美味しくなります。
パンの種類別焼き方ガイド
食パン以外にも、様々なパンをトースト機能で美味しく焼くことができます。それぞれのパンに適した焼き方を知ることで、朝食のバリエーションが広がります。
● バゲット・フランスパン 硬めのパンは、表面に霧吹きで軽く水をかけてから焼くと、外はカリッと中はもっちりした食感になります。厚めにスライスした場合は、低温で長めに焼くことで、中まで温かくなります。
● クロワッサン バターが多く含まれているため、焦げやすいのが特徴です。アルミホイルで軽く包んでから焼くと、焦げを防ぎながら中まで温められます。最後の1分だけホイルを外すと、表面もサクサクに仕上がります。
● ベーグル 密度が高いベーグルは、横半分にスライスしてから、切り口を上にして焼きます。スチーム機能があれば活用することで、もちもちした食感を保ちながら表面をカリッとさせられます。
● イングリッシュマフィン フォークで周囲を刺してから手で割ると、独特の凹凸ができて美味しく焼けます。この凹凸にバターやジャムがよく絡みます。両面をしっかり焼くことで、カリカリの食感を楽しめます。
● ライ麦パン・全粒粉パン 水分が少なく硬めのパンは、焼く前に表面に少量のオリーブオイルを塗ると、しっとりとした仕上がりになります。チーズをのせて焼けば、簡単なオープンサンドイッチにもなります。
トーストアレンジレシピ
基本のトーストをマスターしたら、様々なアレンジレシピに挑戦してみましょう。トースト機能付きオーブンレンジなら、トッピングをのせたまま焼けるので、手軽に豪華な一品が作れます。
● ピザトースト 食パンにピザソースを塗り、お好みの具材とチーズをのせて焼くだけ。オーブン機能を使えば、チーズがとろけて具材にも火が通ります。朝食にもおやつにもぴったりです。
● フレンチトースト 卵液に浸したパンを、オーブンレンジで焼く方法もあります。フライパンと違い、ひっくり返す必要がなく、失敗しにくいのがメリット。仕上げに粉砂糖やメープルシロップをかければ、カフェのような一品に。
● チーズトースト 数種類のチーズを組み合わせることで、より深い味わいになります。モッツァレラでとろける食感を、パルメザンで香ばしさを、ブルーチーズでアクセントを加えるなど、組み合わせは無限大です。
● アボカドトースト 最近人気のヘルシーメニュー。トーストしたパンに、つぶしたアボカドをのせ、レモン汁と塩コショウで味付け。ポーチドエッグをのせれば、栄養バランスも完璧です。
● シナモントースト バターを塗ったパンに、シナモンシュガーをたっぷりかけて焼きます。シナモンの香りが広がり、甘くて香ばしい仕上がりに。コーヒーや紅茶との相性も抜群です。
朝食以外の活用法
トースト機能付きオーブンレンジは、パンを焼くだけでなく、様々な料理に活用できます。オーブン機能を使いこなすことで、料理の幅が大きく広がります。
● グラタン・ドリア ホワイトソースとチーズの組み合わせは、オーブン料理の定番。具材を変えることで、バリエーション豊富に楽しめます。冷凍のグラタンも、オーブンで焼き直すことで手作りのような仕上がりに。
● ローストチキン・ローストビーフ 本格的な肉料理も、温度管理ができるオーブンレンジなら簡単です。低温でじっくり焼くことで、ジューシーな仕上がりになります。野菜も一緒に焼けば、付け合わせも同時に完成。
● 焼き魚 グリル機能を使えば、焼き魚も美味しく作れます。皮はパリッと、身はふっくらとした理想的な焼き上がりに。においも抑えられるので、室内でも気軽に魚料理が楽しめます。
● お菓子作り クッキーやマフィン、パウンドケーキなど、様々なお菓子が作れます。温度設定が正確なので、レシピ通りに作れば失敗も少ないです。休日の趣味として楽しむ方も増えています。
● 野菜のロースト じゃがいも、にんじん、パプリカなどの野菜を、オリーブオイルと塩で味付けして焼くだけで、素材の甘みが引き出された一品に。肉料理の付け合わせや、サラダのトッピングにも最適です。
メンテナンス方法
日常的なお手入れ
トースト機能付きオーブンレンジを長く快適に使うためには、日常的なお手入れが欠かせません。使用後は庫内が冷めてから、柔らかい布で拭き取ることを習慣にしましょう。
パンくずは使用するたびに取り除くことが大切です。庫内に残ったパンくずは、次回使用時に焦げて煙やにおいの原因になります。また、ヒーター部分に付着すると、加熱効率が落ちることもあります。
扉のガラス部分も忘れずに掃除しましょう。油分や食品の飛び散りで汚れやすい部分ですが、きれいに保つことで庫内の様子が確認しやすくなります。中性洗剤を薄めた水で拭き、その後水拭きで洗剤を完全に取り除きます。
週に一度は、より丁寧な掃除を行いましょう。取り外し可能な部品は外して洗い、庫内の隅々まで拭き掃除をします。この際、金属たわしや研磨剤は使用せず、柔らかいスポンジを使うことで、庫内のコーティングを傷めません。
頑固な汚れの落とし方
長期間使用していると、どうしても頑固な汚れが付着することがあります。そんな時は、以下の方法で対処しましょう。
● 重曹ペーストで掃除 重曹に少量の水を加えてペースト状にし、汚れた部分に塗ります。30分ほど放置してから、濡れた布で拭き取ると、焦げ付きも落ちやすくなります。重曹は食品にも使われる安全な素材なので、庫内の掃除に最適です。
● スチーム掃除 耐熱容器に水を入れて、5分程度加熱します。発生した蒸気で汚れが柔らかくなるので、その後拭き取りやすくなります。レモンを入れると、消臭効果も期待できます。
● 市販のオーブンクリーナー 頑固な汚れには、専用のクリーナーも効果的です。ただし、使用後は必ず水拭きを繰り返し、洗剤成分を完全に除去することが重要です。食品を扱う機器なので、安全性には十分注意しましょう。
● クエン酸での臭い取り 魚などのにおいが残った場合は、クエン酸水(水200mlにクエン酸小さじ1)を耐熱容器に入れて加熱します。クエン酸の消臭効果で、嫌なにおいを取り除けます。
長持ちさせるコツ
トースト機能付きオーブンレンジを長く使うためには、正しい使い方と定期的なメンテナンスが重要です。
● 過度な連続使用を避ける 連続して長時間使用すると、本体が過熱して故障の原因になります。取扱説明書に記載された連続使用時間を守り、適度に休ませながら使用しましょう。
● 定格容量を守る 庫内に入れる食器や食材の量は、定格容量内に収めます。無理に詰め込むと、熱の循環が悪くなり、故障や事故の原因になることがあります。
● 金属製品の使用に注意 電子レンジ機能使用時は、金属製の食器や、アルミホイルは使用できません。火花が飛んで故障の原因になります。オーブン機能時のみ使用可能です。
● 定期的な点検 異音がする、加熱にムラがある、扉の閉まりが悪いなどの症状が現れたら、早めに点検を受けましょう。初期の段階で対処すれば、大きな故障を防げます。
● 設置場所の確認 本体の周囲には適切な空間を確保し、換気を妨げないようにします。また、直射日光や湿気の多い場所は避け、安定した場所に設置することで、故障のリスクを減らせます。
購入時の注意点
設置スペースの確認
トースト機能付きオーブンレンジを購入する前に、必ず設置スペースを確認しましょう。本体のサイズだけでなく、放熱スペースも考慮する必要があります。
一般的に、本体の上部には10cm以上、左右には各5cm以上、背面には10cm以上の空間が必要です。これは熱を逃がすための重要なスペースで、これを確保しないと故障の原因になったり、周囲の家具を傷めたりする可能性があります。
扉を開けた時のスペースも忘れずに確認しましょう。前方には扉の開閉に加えて、食品の出し入れに必要なスペースも必要です。特に熱い料理を取り出す際は、安全のために十分な作業スペースが欲しいところです。
コンセントの位置も重要です。延長コードの使用は推奨されないため、設置場所の近くにコンセントがあることを確認します。また、電子レンジは消費電力が大きいため、他の家電と同じコンセントで使用すると、ブレーカーが落ちることもあります。
キッチンの動線も考慮しましょう。頻繁に使用する家電なので、使いやすい高さと場所に設置することで、日々の調理がスムーズになります。
電源容量のチェック
オーブンレンジは消費電力が大きい家電です。購入前に自宅の電源容量を確認し、安全に使用できるかチェックすることが重要です。
一般的なトースト機能付きオーブンレンジの消費電力は、電子レンジ機能で1000W〜1400W、オーブン機能で1000W〜1300W程度です。これに加えて、他の家電も同時に使用することを考えると、契約アンペア数が十分かどうか確認が必要です。
一人暮らしの場合、20A〜30Aの契約が一般的ですが、エアコンや電気ポット、ドライヤーなどと同時使用すると、ブレーカーが落ちる可能性があります。使用する家電の組み合わせを考えて、必要に応じて契約アンペア数の見直しも検討しましょう。
専用回路がある場合は、そちらを使用することで、他の家電との干渉を避けられます。キッチンには専用回路が設けられていることが多いので、確認してみてください。
アース線の接続も忘れずに行いましょう。万が一の漏電時に感電を防ぐ重要な安全装置です。アース端子がない場合は、電気工事店に相談することをおすすめします。
保証・アフターサービス
高額な家電製品だけに、保証内容とアフターサービスの充実度は重要な選択基準になります。
メーカー保証は通常1年間ですが、量販店や通販サイトの延長保証を利用することで、3年〜5年まで延長できます。特にトースト機能付きオーブンレンジは構造が複雑で、故障のリスクもあるため、延長保証の加入を検討する価値があります。
保証内容も確認しましょう。自然故障だけでなく、落下や水濡れなどの物損も対象になる保証もあります。ただし、保証料金と補償内容のバランスを考えて選択することが大切です。
修理体制も重要です。大手メーカーは全国に修理拠点があり、迅速な対応が期待できます。一方、海外メーカーや新興メーカーの場合、修理に時間がかかることもあるので、事前に確認しておきましょう。
消耗品の入手しやすさも確認ポイントです。庫内灯やパッキンなど、定期的に交換が必要な部品が、長期間入手可能かどうかも重要です。
カスタマーサポートの評判も参考になります。取扱説明書だけでは分からないことも多いので、電話やメールでのサポートが充実しているメーカーを選ぶと安心です。
よくある質問(Q&A)
Q1:トースト機能付きオーブンレンジと普通のトースター、どちらが電気代が安いですか?
A:使い方によって異なりますが、一般的には専用トースターの方が電気代は安くなる傾向があります。専用トースターは立ち上がりが早く、短時間で焼き上げるため、消費電力量が少ないです。一方、オーブンレンジは予熱に時間がかかることもあり、その分電気代がかかります。
ただし、トースト以外の調理も含めて考えると、複数の家電を使うよりも一台で済むオーブンレンジの方が、トータルでは経済的になることもあります。また、最新モデルは省エネ性能も向上しており、以前ほど差はなくなってきています。
Q2:冷凍パンはそのまま焼いても大丈夫ですか?
A:多くのトースト機能付きオーブンレンジには、冷凍パン専用のモードが搭載されており、凍ったままでも美味しく焼けます。専用モードでは、最初に低温で解凍しながら中心部まで温め、その後高温で表面をカリッと仕上げます。
専用モードがない場合は、前日の夜に冷蔵庫に移して自然解凍するか、電子レンジの解凍機能で軽く解凍してから焼くことをおすすめします。凍ったまま通常のトーストモードで焼くと、表面は焦げているのに中は冷たいという状態になりやすいです。
Q3:パンくずトレイがないモデルでも大丈夫ですか?
A:最近のフラットテーブル式のオーブンレンジには、パンくずトレイがないモデルも多いです。これらのモデルでは、庫内底面がフラットで拭き掃除しやすい設計になっているため、使用後にさっと拭くだけでパンくずを除去できます。
むしろトレイがない分、掃除の手間が減ったという声も多く聞かれます。ただし、使用後すぐに掃除する習慣をつけることが大切です。パンくずを放置すると、次回使用時に焦げて煙やにおいの原因になります。
Q4:オーブンレンジでトーストを焼くと時間がかかると聞きましたが?
A:確かに一般的なポップアップトースターと比べると、やや時間がかかる傾向があります。しかし、最新のモデルでは予熱時間の短縮や、効率的な加熱方式の採用により、5分程度で焼き上がるものも増えています。
また、複数枚を同時に焼ける、厚切りパンも均一に焼ける、トッピングをのせたまま焼けるなど、専用トースターにはないメリットもあります。時間よりも仕上がりの良さや多機能性を重視する方には、十分満足できる性能です。
Q5:スチーム機能は本当に必要ですか?
A:スチーム機能があると、パンの水分を保ちながら焼けるため、外はカリッと中はもちもちの理想的なトーストが作れます。特に、前日の残りパンや冷凍パンを焼く際には、その効果を実感できます。
ただし、スチーム機能付きモデルは価格が高くなる傾向があり、給水の手間もあります。毎日焼きたてのパンを買う方や、シンプルなトーストで満足な方には、必須機能ではないかもしれません。自分の使い方と予算を考慮して選択しましょう。
Q6:両面焼き機能のメリットは?
A:両面焼き機能の最大のメリットは、パンをひっくり返す手間がないことです。上下のヒーターで同時に加熱するため、均一な焼き上がりになり、時間も短縮できます。
厚切りトーストやフレンチトーストなど、しっかり火を通したい料理では特に威力を発揮します。また、チーズトーストのようにトッピングが崩れやすいメニューでも、ひっくり返さずに済むので便利です。ただし、片面焼きでも十分美味しく焼けるので、必須機能というわけではありません。
トラブルシューティング
よくあるトラブルと対処法
トースト機能付きオーブンレンジを使用していると、様々なトラブルに遭遇することがあります。ここでは、よくあるトラブルとその対処法を紹介します。
● 焼きムラができる 原因として、庫内の汚れによる熱の反射ムラや、食品の置き方が考えられます。まず庫内を清掃し、パンは中央に等間隔で配置します。それでも改善しない場合は、途中で位置を入れ替えるか、アルミホイルで部分的にカバーして調整します。
● 焼き色がつかない ヒーターの劣化や、温度設定が低すぎることが原因です。取扱説明書で推奨される設定を確認し、それでも焼き色がつかない場合は、温度を少し上げるか、時間を延長します。長期使用によるヒーターの劣化の場合は、メーカーに相談が必要です。
● 異音がする ファンの音や熱膨張による音は正常ですが、金属が擦れるような音や、異常に大きな音がする場合は要注意です。庫内に異物がないか確認し、それでも改善しない場合は使用を中止してメーカーに連絡しましょう。
● においが気になる 新品時の機械油のにおいは、数回使用すれば消えます。食品のにおいが残る場合は、重曹やクエン酸を使った消臭を試してみてください。焦げ臭い場合は、庫内の汚れを確認し、徹底的に清掃します。
● 扉が閉まりにくい ドアのヒンジ部分に汚れが溜まっていることが多いです。ヒンジ周辺を清掃し、必要に応じて少量の食用油を塗布します。パッキンの劣化が原因の場合は、交換が必要になることもあります。
エラーコードが表示されたら
最近のモデルでは、トラブル時にエラーコードが表示されることがあります。代表的なものと対処法を紹介します。
● E1、E2などの温度センサーエラー 温度センサーの異常を示しています。一度電源を切って、しばらく待ってから再度電源を入れます。それでも改善しない場合は、センサーの故障の可能性があるため、修理が必要です。
● E3、E4などの加熱エラー ヒーターやマグネトロンの異常です。連続使用による過熱が原因のことも多いので、十分に冷ましてから再使用します。頻繁に発生する場合は、部品の交換が必要かもしれません。
● ドアエラー 扉が正しく閉まっていないことを示します。扉を開け直して、しっかりと閉めます。ラッチやセンサーの汚れが原因のこともあるので、清掃も試してみてください。
エラーコードの詳細は、機種によって異なるため、必ず取扱説明書で確認してください。自己判断で分解したりせず、不明な点はメーカーのカスタマーサポートに相談することが大切です。
修理が必要なサイン
以下のような症状が現れたら、専門家による修理が必要なサインです。
● 加熱しない、または加熱が弱い 電子レンジ機能もオーブン機能も正常に動作しない場合は、マグネトロンやヒーターの故障が考えられます。高電圧部品のため、自己修理は危険です。
● 操作パネルが反応しない ボタンを押しても反応しない、表示が消えるなどの症状は、制御基板の故障の可能性があります。一時的な不具合の場合もあるので、電源を入れ直してみて、改善しなければ修理依頼を。
● 火花が出る 庫内で火花が出る場合は、即座に使用を中止してください。金属製品の置き忘れでなければ、マグネトロンカバーの破損などが原因の可能性があります。
● 異常な振動 本体が異常に振動する場合は、内部部品の故障や脱落が考えられます。そのまま使用すると、さらなる故障や事故につながる恐れがあります。
これらの症状が現れた場合は、安全のため使用を中止し、メーカーや購入店に相談してください。保証期間内であれば無償修理の対象になることも多いので、保証書は大切に保管しておきましょう。
まとめ
トースト機能付きオーブンレンジの選び方まとめ
ここまで、トースト機能付きオーブンレンジについて詳しく解説してきました。選び方のポイントをもう一度整理すると、まず自分のライフスタイルに合った容量を選ぶことが重要です。一人暮らしなら20L以下、家族なら25L以上を目安にしましょう。
機能面では、両面焼きやスチーム機能など、どこまでの機能が必要かを考えます。毎日トーストを食べる方なら、トースト機能が充実したモデルを、料理好きな方なら多機能モデルを選ぶと満足度が高くなります。
予算は2万円から6万円以上まで幅広いですが、3万円前後のモデルが機能と価格のバランスが良く、初めての方にもおすすめです。高額モデルは確かに高機能ですが、使いこなせなければ宝の持ち腐れになってしまいます。
設置スペースと電源容量の確認も忘れずに。せっかく購入しても設置できなければ意味がありません。事前にしっかりと確認しておきましょう。