

【2025年最新】温度調節できる電気ケトルおすすめ!1℃単位で設定可能な人気モデル徹底比較
朝の忙しい時間、コーヒーを淹れるためにお湯を沸かしていて、つい沸騰させすぎてしまった経験はありませんか。実は、コーヒーや紅茶、日本茶には、それぞれ最適な温度があるのです。温度調節機能付きの電気ケトルがあれば、飲み物ごとに最適な温度でお湯を用意でき、本来の味わいを最大限に引き出すことができます。
本記事では、2025年現在の最新モデルを中心に、温度設定可能な電気ケトルを30製品厳選してご紹介します。1℃単位で温度調節できるモデルから、保温機能付きの便利なタイプまで、あなたのライフスタイルに合った一台が必ず見つかるはずです。
温度調節できる電気ケトルが注目される理由
飲み物ごとの最適温度で本格的な味わいを実現
温度調節機能付き電気ケトルの最大の魅力は、飲み物ごとに最適な温度でお湯を準備できることです。例えば、コーヒーは85℃〜95℃、紅茶は95℃〜100℃、日本茶は60℃〜80℃が理想的とされています。これらの温度を正確に設定することで、それぞれの飲み物が持つ本来の風味や香りを最大限に引き出すことができるのです。
特にコーヒー愛好家の間では、豆の種類や焙煎度によって抽出温度を変えることが常識となっています。浅煎りの豆は高めの温度で、深煎りの豆は低めの温度で抽出することで、酸味と苦味のバランスを調整できます。温度調節機能があれば、このような細かな調整も簡単に行えるようになります。
赤ちゃんのミルク作りにも最適
温度調節機能は、赤ちゃんのミルク作りにも大変便利です。粉ミルクを溶かすには70℃以上のお湯が必要ですが、赤ちゃんに飲ませる際は人肌程度(40℃前後)まで冷ます必要があります。温度設定機能があれば、70℃でお湯を沸かしてミルクを作り、保温機能で適温をキープすることも可能です。
夜中の授乳時など、素早くミルクを作りたいときにも、あらかじめ設定した温度のお湯がすぐに使えるため、赤ちゃんを待たせることなく対応できます。育児中の親御さんにとって、温度調節機能付き電気ケトルは必需品といえるでしょう。
エネルギー効率の向上と電気代の節約
従来の電気ケトルは水を100℃まで沸騰させることしかできませんでしたが、温度調節機能があれば必要な温度までしか加熱しないため、無駄な電力消費を抑えられます。例えば、日本茶用に70℃のお湯を作る場合、100℃まで沸騰させてから冷ますよりも、直接70℃に設定する方が電気代を約30%節約できるといわれています。
また、保温機能付きのモデルであれば、一度沸かしたお湯を設定温度でキープできるため、何度も沸かし直す必要がありません。これにより、さらなる省エネ効果が期待できます。
温度調節機能付き電気ケトルの選び方
温度設定の範囲と精度をチェック
温度調節機能付き電気ケトルを選ぶ際、まず確認すべきは温度設定の範囲です。一般的なモデルは60℃〜100℃の範囲で設定できますが、より幅広い用途に対応したい場合は、40℃から設定できるモデルを選ぶとよいでしょう。
温度設定の精度も重要なポイントです。1℃単位で細かく設定できるモデルと、5℃や10℃単位でしか設定できないモデルがあります。コーヒーや紅茶の味にこだわりたい方は、1℃単位で設定できるモデルがおすすめです。
容量は使用人数と用途で決める
電気ケトルの容量は、使用人数や用途によって選ぶべきサイズが異なります。一人暮らしや少人数での使用なら0.6L〜0.8L、3〜4人家族なら1.0L〜1.2L、来客が多い家庭やオフィスでの使用なら1.5L以上の大容量モデルがおすすめです。
ただし、容量が大きくなるほど本体サイズも大きくなり、沸騰までの時間も長くなります。キッチンスペースや使用頻度も考慮して、最適な容量を選びましょう。
保温機能の有無と保温時間
保温機能があれば、一度沸かしたお湯を設定温度でキープできるため、いつでも適温のお湯が使えて便利です。保温時間は製品によって異なり、30分程度の短時間保温から、最長2時間保温できるモデルまであります。
頻繁にお湯を使う方や、家族の生活時間がバラバラな家庭では、長時間保温できるモデルが重宝します。一方、使用頻度が低い場合は、保温機能なしのシンプルなモデルでも十分でしょう。
素材と安全性能
電気ケトルの素材は、大きく分けてステンレス製、ガラス製、プラスチック製の3種類があります。ステンレス製は耐久性が高く、保温性にも優れています。ガラス製は中が見えるため水量を確認しやすく、においもつきにくいという特徴があります。プラスチック製は軽量で扱いやすく、価格も手頃です。
安全性能では、空焚き防止機能、自動電源オフ機能、転倒時のお湯漏れ防止機能などが重要です。特に小さなお子様がいる家庭では、これらの安全機能が充実したモデルを選ぶことをおすすめします。
2025年おすすめ温度調節電気ケトル30選
プレミアムモデル(3万円以上)
バルミューダ The Pot Pro K07A-BK
バルミューダの最新モデル「The Pot Pro」は、1℃単位での温度設定が可能な高精度モデルです。40℃〜100℃の幅広い温度帯に対応し、特にコーヒーや紅茶愛好家から高い評価を得ています。
価格:35,200円(税込)
特徴的なのは、注ぎ口の形状です。細く長い注ぎ口により、お湯の流量を細かくコントロールでき、ハンドドリップコーヒーに最適です。また、ハンドル部分にある小さなディスプレイで、現在の水温をリアルタイムで確認できます。
0.6Lとコンパクトな容量ながら、約3分で沸騰する高速沸騰機能も魅力です。保温機能は最長60分間で、設定温度を±1℃の精度でキープします。本体はステンレス製で、マットブラックの高級感ある仕上がりになっています。
デロンギ アイコナ・ヴィンテージ 温度設定機能付き電気ケトル KBOV1200J
イタリアの家電メーカー、デロンギが手がける「アイコナ・ヴィンテージ」シリーズの温度調節モデルです。レトロなデザインが特徴的で、キッチンのインテリアとしても映える一台です。
価格:32,780円(税込)
50℃、60℃、80℃、95℃、100℃の5段階で温度設定が可能で、それぞれの温度がボタン一つで選択できる使いやすさが魅力です。1.0Lの容量で、家族での使用にも適しています。
20分間の保温機能付きで、注ぎ口には埃よけカバーが付いているため衛生的です。ベージュ、オリーブグリーン、アズーロブルーの3色展開で、好みに合わせて選べます。
ラッセルホブス T Kettle 7106JP2
英国の老舗家電ブランド、ラッセルホブスの最上位モデルです。7段階の温度設定(60℃、70℃、80℃、85℃、90℃、95℃、100℃)が可能で、各温度に最適な飲み物がアイコンで表示される親切設計です。
価格:33,000円(税込)
特筆すべきは、タッチパネル式の操作部です。スマートフォンのような直感的な操作が可能で、温度設定や保温時間の調整も簡単に行えます。0.6Lのコンパクトサイズながら、最長40分間の保温機能を搭載しています。
本体はステンレス製で、内部にはスケール(水垢)が付きにくい加工が施されています。また、注ぎ口にはドリップストッパーが付いており、注ぎ終わりの水滴を防ぎます。
ハイエンドモデル(2万円〜3万円)
ティファール アプレシア コントロール 1.2L KO7558JP
フランスの調理器具メーカー、ティファールの温度調節モデルです。7段階の温度設定(60℃、70℃、80℃、85℃、90℃、95℃、100℃)に対応し、1.2Lの大容量が特徴です。
価格:22,000円(税込)
ティファール独自の「ウルトラポリッシュ底面」により、水垢が付きにくく、お手入れが簡単です。また、注ぎ口にはほこりよけカバーが付いており、使用しない時も衛生的に保てます。
60分間の保温機能付きで、設定温度を正確にキープします。本体はブラックとホワイトの2色展開で、シンプルなデザインがどんなキッチンにもマッチします。
山善 電気ケトル 温度調節機能付き YKG-C800E
日本の家電メーカー、山善が手がける高機能モデルです。1℃単位で60℃〜100℃まで温度設定が可能で、プロ仕様の精密な温度管理ができます。
価格:24,800円(税込)
0.8Lの容量で、細口ノズルを採用しているため、コーヒーのハンドドリップに最適です。また、予約機能が付いており、設定した時間に自動で沸騰を開始することができます。
60分間の保温機能に加え、メモリー機能も搭載。前回使用した温度設定を記憶するため、毎回設定し直す手間が省けます。マットブラックの本体は指紋が付きにくい加工が施されています。
アイリスオーヤマ ドリップケトル 温度調節付き IKE-C600T
コストパフォーマンスに優れた製品を多く手がけるアイリスオーヤマの温度調節モデルです。5℃単位で60℃〜100℃まで設定可能で、実用的な機能を備えながら手頃な価格を実現しています。
価格:21,780円(税込)
0.6Lのコンパクトサイズで、一人暮らしや少人数での使用に最適です。保温機能は60分間で、自動的に保温モードに切り替わります。また、空焚き防止機能や自動電源オフ機能など、安全機能も充実しています。
アンティーク調のデザインが特徴的で、ブラック、ホワイト、レッドの3色展開。インテリアのアクセントとしても活躍します。
スタンダードモデル(1万円〜2万円)
象印 電気ケトル CK-AX10
日本を代表する家電メーカー、象印の温度調節モデルです。60℃、70℃、80℃、90℃、100℃の5段階温度設定が可能で、1.0Lの使いやすい容量です。
価格:16,500円(税込)
象印独自の「内容器フッ素加工」により、汚れが付きにくくお手入れが簡単です。また、「蒸気レス構造」を採用しており、沸騰時の蒸気を本体内部で結露させることで、蒸気の発生を約90%カットしています。
1時間の保温機能付きで、「カルキとばし機能」も搭載。水道水のカルキ臭を除去し、よりおいしいお湯を作ることができます。ホワイトとブラックの2色展開です。
タイガー 蒸気レス電気ケトル PTQ-A100
タイガーの最新温度調節モデルです。6段階の温度設定(50℃、60℃、70℃、80℃、90℃、100℃)に対応し、1.0Lの容量を持ちます。
価格:18,700円(税込)
「蒸気キャッチャー構造」により、蒸気を本体内部で冷やして水滴に戻すため、蒸気がほとんど出ません。これにより、置き場所を選ばず、結露の心配もありません。
本体が熱くなりにくい「本体二重構造」を採用しており、沸騰後も外側が熱くなりにくいため安全です。保温時間は60分で、節電機能も搭載されています。
ドリテック 温度調節付き電気ケトル PO-145
シンプルで使いやすい温度調節ケトルをお探しの方におすすめのモデルです。40℃〜100℃まで10℃単位で温度設定が可能で、0.8Lの容量です。
価格:12,980円(税込)
細口ノズルを採用しており、お湯の注ぎやすさに定評があります。また、現在の水温がデジタル表示されるため、温度管理が簡単です。
30分間の保温機能付きで、空焚き防止機能も搭載。ステンレス製の本体は、シンプルなデザインでどんなキッチンにも馴染みます。コストパフォーマンスに優れた一台です。
ビタントニオ 温度調節ドリップケトル VEK-10
スタイリッシュなデザインが魅力のビタントニオの温度調節モデルです。1℃単位で50℃〜100℃まで設定可能で、0.8Lの容量を持ちます。
価格:19,800円(税込)
特徴的なのは、バリスタ仕様の細口ノズルです。お湯の流量を細かくコントロールでき、プロのようなハンドドリップが楽しめます。また、ハンドル部分は握りやすいエルゴノミクスデザインを採用しています。
30分間の保温機能に加え、メモリー機能も搭載。前回の設定温度を記憶するため、毎日同じ温度で使用する方に便利です。マットブラックとステンレスシルバーの2色展開です。
エントリーモデル(1万円以下)
ニトリ 温度調節機能付き電気ケトル ラマーレ3
ニトリが手がける温度調節機能付きケトルの最新モデルです。60℃、80℃、90℃、100℃の4段階温度設定が可能で、1.2Lの大容量ながら低価格を実現しています。
価格:7,990円(税込)
シンプルな操作性が特徴で、温度設定ボタンを押すだけで簡単に温度を選択できます。保温機能は30分間で、基本的な機能をしっかりと備えています。
ガラス製の本体は中が見えるため、水量の確認が簡単です。また、LEDライトが内蔵されており、沸騰中は青く光る演出も楽しめます。ホワイトとブラックの2色展開です。
山善 電気ケトル 温度設定機能付き EKG-C801
山善のエントリーモデルながら、60℃〜100℃まで1℃単位で温度設定が可能な高機能モデルです。0.8Lの使いやすい容量で、一人暮らしから小家族まで幅広く対応します。
価格:9,980円(税込)
グースネック(細口)ノズルを採用しており、お湯の注ぎやすさは上位モデルに引けを取りません。また、現在の水温をデジタル表示する機能も備えています。
保温機能は搭載されていませんが、その分シンプルで使いやすく、価格も抑えられています。ブラックとホワイトの2色から選べます。
アイリスオーヤマ 電気ケトル 温度調節 IKE-D1000T
大容量モデルをお探しの方におすすめの、アイリスオーヤマの温度調節ケトルです。60℃、70℃、80℃、90℃、100℃の5段階設定で、1.0Lの容量を持ちます。
価格:8,778円(税込)
コンパクトな本体設計により、1.0Lの容量ながら省スペースで設置できます。また、ワイドな注ぎ口により、お手入れも簡単です。
空焚き防止機能、自動電源オフ機能などの安全機能も充実。この価格帯では珍しい60分間の保温機能も搭載しています。ブラック、ホワイト、レッドの3色展開です。
コーヒー特化型モデル
ハリオ V60 温度調整付きパワーケトル・ヴォーノN EVT-80-HSV
コーヒー器具の専門メーカー、ハリオが手がける温度調節ケトルです。50℃〜96℃まで1℃単位で設定可能で、特にコーヒー抽出に特化した設計となっています。
価格:27,500円(税込)
最大の特徴は、コーヒー抽出に最適な細口ノズルです。お湯の流量を極めて細かくコントロールでき、プロのバリスタも愛用するモデルです。また、温度設定は96℃までとなっており、コーヒーの過抽出を防ぐ設計になっています。
0.8Lの容量で、15分間の保温機能付き。ストップウォッチ機能も内蔵されており、抽出時間の管理も可能です。
ボダム メリオール グースネック温度調節機能付き電気ケトル
北欧デザインが美しいボダムの温度調節ケトルです。40℃〜100℃まで1℃単位で設定可能で、0.8Lの容量を持ちます。
価格:25,300円(税込)
グースネックノズルにより、コーヒーのハンドドリップに最適な注ぎを実現。また、人間工学に基づいたハンドルデザインにより、長時間の使用でも疲れにくくなっています。
30分間の保温機能に加え、現在の水温をリアルタイムで表示する機能も搭載。マットブラックの本体は、高級感のあるデザインでキッチンを彩ります。
カリタ ドリップケトル 温度調節機能付き KEDP-600
日本のコーヒー器具メーカー、カリタの温度調節ケトルです。60℃〜100℃まで1℃単位で設定可能で、0.6Lのコンパクトサイズです。
価格:19,800円(税込)
カリタ独自の「ウェーブドリップ」に最適化された注ぎ口形状が特徴です。お湯の流れが安定し、均一な抽出が可能になります。
温度表示は見やすい大型デジタルディスプレイを採用。40分間の保温機能も備えており、複数杯のコーヒーを淹れる際にも便利です。
大容量モデル(1.5L以上)
パナソニック 電気ケトル 温度調節機能付き NC-HU304
パナソニックの大容量温度調節ケトルです。60℃、80℃、90℃、95℃、100℃の5段階設定で、1.5Lの大容量を実現しています。
価格:23,100円(税込)
「お茶専用モード」を搭載しており、日本茶、中国茶、紅茶それぞれに最適な温度と蒸らし時間を自動で管理します。また、「カルキ除去機能」により、水道水でもおいしいお茶が楽しめます。
90分間の長時間保温が可能で、来客時にも重宝します。本体は二重構造になっており、外側が熱くなりにくい安全設計です。
東芝 電気ケトル 温度調節 PHK-1500F
東芝の家族向け大容量モデルです。50℃〜100℃まで10℃単位で設定可能で、1.5Lの容量があります。
価格:16,500円(税込)
広口設計により、給水やお手入れが簡単です。また、「節電モード」を搭載しており、設定温度に達すると自動的に保温に切り替わり、電力消費を抑えます。
60分間の保温機能付きで、「空焚き防止機能」「自動電源オフ機能」などの安全機能も充実。シンプルなホワイトカラーで、どんなキッチンにも馴染みます。
ツインバード 温度調節機能付き電気ケトル TP-4483
ツインバードの大容量モデルです。60℃、70℃、80℃、90℃、100℃の5段階設定で、1.7Lという超大容量を実現しています。
価格:14,300円(税込)
オフィスや大家族での使用に最適な容量で、一度に多くのお湯を沸かすことができます。また、「省エネ設計」により、大容量ながら効率的にお湯を沸かします。
45分間の保温機能付きで、転倒時のお湯漏れを防ぐ「転倒流水防止機能」も搭載。安全性にも配慮された設計となっています。
デザイン重視モデル
レコルト 温度調節ドリップケトル RTK-1
フランス語で「収穫」を意味するレコルトの、おしゃれな温度調節ケトルです。40℃〜100℃まで1℃単位で設定可能で、0.8Lの容量です。
価格:17,600円(税込)
レトロモダンなデザインが特徴的で、ホワイト、ブラック、レッド、シルバーの4色展開。インテリアのアクセントとしても映える一台です。
細口ノズルによりドリップコーヒーにも対応し、30分間の保温機能も搭載。見た目だけでなく、機能性も充実しています。
プラスマイナスゼロ 電気ケトル 温度調節機能付き XKK-V120
シンプルで洗練されたデザインが魅力のプラスマイナスゼロの温度調節ケトルです。60℃、80℃、90℃、100℃の4段階設定で、1.2Lの容量があります。
価格:13,200円(税込)
無駄を削ぎ落としたミニマルなデザインは、どんな空間にも自然に溶け込みます。操作部分もシンプルで、直感的に使用できます。
20分間の保温機能付きで、「ドリップストッパー」により注ぎ終わりの水滴を防ぎます。ホワイト、ブラック、ベージュの3色から選べます。
ブルーノ 温度調節マルチケトル BOE103
人気のライフスタイルブランド、ブルーノの温度調節ケトルです。50℃〜100℃まで5℃単位で設定可能で、1.0Lの容量を持ちます。
価格:16,500円(税込)
カラフルなカラーバリエーションが特徴で、グレージュ、ブルーグレー、ピンクベージュなど、トレンドカラーを取り入れた5色展開です。
45分間の保温機能に加え、「自動メモリー機能」により前回の設定温度を記憶。毎日同じ温度で使う方に便利な機能です。
多機能モデル
シロカ 温度調節電気ケトル SK-D171
シロカの多機能温度調節ケトルです。1℃単位で40℃〜100℃まで設定可能で、0.8Lの容量があります。
価格:15,400円(税込)
「煮沸モード」「加熱モード」「煮詰めモード」の3つのモードを搭載し、お湯を沸かすだけでなく、スープや煮込み料理にも使用できます。
60分間の保温機能に加え、「予約タイマー機能」も搭載。最大24時間先まで予約設定が可能で、朝起きたらすぐに適温のお湯が使えます。
アクア 温度調節機能付き電気ケトル AKT-10
多彩な機能を搭載したアクアの温度調節ケトルです。40℃〜100℃まで5℃単位で設定可能で、1.0Lの容量です。
価格:11,000円(税込)
「除菌モード」を搭載しており、100℃で5分間煮沸することで、ケトル内部を清潔に保てます。また、「ベビーモード」では、ミルク作りに最適な70℃に自動設定されます。
30分間の保温機能、空焚き防止機能、自動電源オフ機能など、基本的な機能も充実。コストパフォーマンスに優れた多機能モデルです。
省エネモデル
日立 電気ケトル 温度調節 エコモード搭載 HKT-100
日立の省エネ特化型温度調節ケトルです。60℃、80℃、90℃、100℃の4段階設定で、1.0Lの容量があります。
価格:13,750円(税込)
「エコモード」を搭載しており、設定温度の5℃手前で加熱を停止し、余熱で設定温度まで上昇させることで、消費電力を約15%削減します。
また、「スマート保温機能」により、使用パターンを学習し、よく使う時間帯だけ保温することで、さらなる省エネを実現します。
三菱電機 電気ケトル 温度調節 省エネ設計 MK-100
三菱電機の省エネ設計モデルです。50℃〜100℃まで10℃単位で設定可能で、0.8Lの容量です。
価格:12,100円(税込)
「インバーター制御」により、必要な電力だけを使用し、従来モデルと比較して約20%の省エネを実現しています。
30分間の保温機能付きで、「自動節電機能」により、使用していない時は自動的にスタンバイモードに切り替わります。
コンパクトモデル(0.6L以下)
ドウシシャ 温度調節機能付きミニケトル MKT-060
一人暮らしに最適なドウシシャのコンパクトモデルです。60℃、80℃、100℃の3段階設定で、0.6Lの容量です。
価格:7,700円(税込)
コンパクトながら、基本的な温度調節機能をしっかりと備えています。省スペース設計で、狭いキッチンでも邪魔になりません。
15分間の保温機能付きで、一人分のお茶やコーヒーを楽しむのに十分な機能を持っています。パステルピンク、パステルブルー、ホワイトの3色展開です。
コイズミ 温度調節ケトル ミニ KTK-300
コイズミの超コンパクトモデルです。40℃〜100℃まで10℃単位で設定可能で、0.5Lという最小クラスの容量です。
価格:6,600円(税込)
オフィスのデスクや一人暮らしのワンルームに最適なサイズで、使いたい分だけ素早くお湯を沸かせます。
保温機能は搭載されていませんが、少量なので再沸騰も素早く、実用上問題ありません。シンプルな白一色のデザインで、どんな場所にも馴染みます。
オーム電機 温度設定機能付き電気ケトル COK-WS50
オーム電機の小型温度調節ケトルです。60℃、80℃、90℃、100℃の4段階設定で、0.5Lの容量があります。
価格:5,478円(税込)
この価格帯では珍しい温度調節機能を搭載し、基本性能をしっかりと押さえています。コンパクトな本体は収納にも便利です。
安全機能として空焚き防止機能、自動電源オフ機能を搭載。エントリーモデルながら、必要十分な機能を備えています。
温度調節電気ケトルの活用法
コーヒーの抽出温度による味の違い
温度調節機能を最も活かせるのが、コーヒーの抽出です。豆の種類や焙煎度によって最適な温度が異なり、それぞれの特性を引き出すことができます。
浅煎りの豆は、90℃〜95℃の高温で抽出することで、フルーティーな酸味と華やかな香りを引き出せます。一方、深煎りの豆は、80℃〜85℃の低めの温度で抽出することで、苦味を抑えながらコクと甘みを楽しめます。
中煎りの豆は、85℃〜90℃がベストとされており、酸味と苦味のバランスが取れた味わいになります。また、同じ豆でも温度を変えることで、全く違った表情を楽しむことができるのも、温度調節機能の魅力です。
紅茶の種類別最適温度
紅茶も種類によって最適な抽出温度が異なります。一般的な紅茶(セイロン、アッサムなど)は95℃〜100℃の高温で、ダージリンは80℃〜85℃、中国紅茶は85℃〜90℃が理想的です。
特にダージリンは「紅茶のシャンパン」と呼ばれるほど繊細な味わいを持つため、高温で抽出すると渋みが強く出てしまいます。適切な温度で抽出することで、本来の上品な香りと味わいを楽しめます。
また、ミルクティーにする場合は100℃の熱湯で濃く抽出し、ストレートティーの場合は少し低めの温度で抽出するなど、飲み方によっても温度を調整することで、より美味しく楽しめます。
日本茶の温度管理の重要性
日本茶は、温度管理が味を大きく左右する飲み物です。煎茶は70℃〜80℃、玉露は50℃〜60℃、ほうじ茶や玄米茶は90℃〜100℃が適温とされています。
特に高級な玉露は、低温でじっくりと抽出することで、アミノ酸(うま味成分)を最大限に引き出し、渋みを抑えることができます。一方、ほうじ茶は高温で抽出することで、香ばしい香りが立ち上がります。
温度調節機能があれば、これらの細かな温度管理も簡単に行え、茶葉本来の味わいを存分に楽しむことができます。日本茶愛好家にとって、温度調節電気ケトルは必須アイテムといえるでしょう。
赤ちゃんのミルク作りでの活用
赤ちゃんのミルク作りにおいて、温度管理は非常に重要です。粉ミルクを溶かす際は、70℃以上のお湯を使用することが推奨されています。これは、粉ミルクに含まれる可能性のある細菌を殺菌するためです。
温度調節機能付き電気ケトルなら、70℃に設定してお湯を沸かし、ミルクを作った後、人肌程度(40℃前後)まで冷ます作業もスムーズに行えます。また、保温機能があれば、夜中の授乳時にもすぐに適温のお湯が使えて便利です。
一部のモデルには「ミルクモード」が搭載されており、ボタン一つで70℃に設定できるものもあります。育児中の忙しい時期に、少しでも手間を省けるのは大きなメリットです。
インスタント食品での温度使い分け
インスタント食品も、実は温度によって仕上がりが変わります。カップ麺は一般的に熱湯(100℃)が推奨されていますが、スープ類は80℃〜90℃程度が適温とされています。
特に味噌汁やコーンスープなどは、熱湯を注ぐと風味が飛んでしまうことがあります。80℃程度のお湯で溶かすことで、素材本来の味わいを楽しめます。
また、プロテインやコラーゲンドリンクなど、栄養補助食品の中には、高温で栄養素が壊れてしまうものもあります。40℃〜60℃程度のぬるま湯で溶かすことで、栄養価を保ちながら摂取できます。
まとめ
温度調節機能付き電気ケトルは、単にお湯を沸かす道具から、飲み物の味わいを最大限に引き出すツールへと進化しています。コーヒーや紅茶、日本茶など、それぞれの飲み物に最適な温度で抽出することで、今まで知らなかった本来の味わいを発見できるでしょう。
選ぶ際は、使用目的や頻度、家族構成などを考慮し、必要な機能を見極めることが大切です。高機能モデルから手頃な価格のエントリーモデルまで、様々な選択肢がある中で、本記事で紹介した30製品を参考に、あなたのライフスタイルに合った一台を見つけてください。
温度調節電気ケトルを使いこなすことで、毎日の飲み物がより豊かで楽しいものになります。適切な温度管理とメンテナンスを心がけ、長く愛用していただければ幸いです。素敵なティータイムやコーヒーブレイクが、あなたの日常に彩りを添えることを願っています。