

マッチングアプリ攻略術:オンラインのやり取りからスムーズに初デートに誘うコツ
目次
はじめに
マッチングアプリでマッチングしても、なかなか実際のデートにつなげられない…。そんな悩みを抱える男性は多いのではないでしょうか。特に、これまで彼女がいない初心者の方にとっては、オンライン上のやり取りから「会おう」と誘い出すまでの道のりが分からず、不安に感じることもありますよね。
しかし、心配はいりません。ちょっとしたコツやポイントを押さえれば、メッセージのやり取りからスムーズにデートの約束を取り付けることが可能です。本記事では、マッチングアプリで知り合った女性との会話を実際のデートへと発展させる方法を、具体的な会話例を交えながら詳しく解説します。初心者でも今日から実践できるテクニックや、陥りがちな失敗例とその対策も紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
まずはオンラインでのやり取りの基本から始め、徐々に実際に会うためのステップへと進んでいきましょう。それではスタートです!
マッチング後のファーストメッセージ:好印象を与えるポイント
マッチング後、最初のメッセージは非常に重要です。ここで相手に好印象を与えられるかどうかが、その後の会話の盛り上がりやデートの実現に大きく影響します。
丁寧な挨拶から始める:初めてのメッセージでは、いきなりタメ口(友達のような口調)ではなく、丁寧な言葉遣いを心がけましょう。「マッチングありがとうございます! ○○と申します。よろしくお願いします!」というように、感謝と自己紹介を簡潔に伝えると良いでしょう。初対面ですから、礼儀正しさは大切です。
相手のプロフィールに触れる:続けて、相手のプロフィール情報に触れた一言を添えると、あなたが彼女に関心を持っていることが伝わります。例えば相手の趣味欄にカフェ巡りとあれば、「カフェ巡りがお好きなんですね!僕もよく週末に新しいカフェを開拓するので、とても親近感を持ちました。」といった具合に共通点に触れてみます。共通の話題があると分かれば、相手も返信しやすくなるものです。
質問を入れて会話のきっかけを作る:一方的な挨拶や自己紹介だけで終わらず、相手が答えやすい質問を一つ投げかけてみましょう。例えば先のカフェの例であれば、「おすすめのカフェとかありますか?」と尋ねてみるのです。質問を添えることで、相手も返事をしやすくなり、会話のキャッチボールが始まります。
絵文字で柔らかい雰囲気を:文面だけだと硬くなりがちですが、適度に絵文字を使うことで柔らかい印象を与えられます。笑顔の絵文字やほっとした表情など、親しみやすいものを挨拶文の最後に付けるだけでも雰囲気が和らぎます。ただし、絵文字の多用はかえって稚拙な印象になることもあるので、多くても1~3個程度に抑え、使いすぎには注意しましょう。
【会話例:ファーストメッセージ】
男性:はじめまして、マッチングありがとうございます! ○○といいます。映画がお好きなんですね。 僕も週末によく映画館に行くのでつい嬉しくなりました。最近観た映画で何かおすすめはありますか?
女性:こちらこそ、マッチングありがとうございます! △△です。映画大好きなんです!最近は『スパイダーバース』を観ましたよ〜 ○○さんはアクション系お好きですか?
男性:『スパイダーバース』いいですね!僕も観ました! アクション系は大好物です!そういえば△△さんはカフェ巡りも趣味なんですよね?映画の後によくカフェにも行ったりしますか?
女性:よく分かりましたね!実は映画を観た後に感想を話したくて、カフェでお茶することが多いです
女性のプロフィール情報に触れつつ、共通の趣味を話題に盛り込んだ例です。このように自然な流れで質問を交えることで、お互いに返信しやすい雰囲気を作ることができます。ポイントは、相手が答えやすい話題を提供することと、自分との共通点をアピールすること。初メッセージでしっかりこれらができれば、好印象を与えられる可能性が高まります。
反対に、最初のメッセージで避けたいのは「よろしくお願いします」だけのシンプルすぎる挨拶や、いきなりため口でフランクすぎる表現です。例えば、「やっほー!元気?」のような友達ノリの出だしや、いきなりタメ口で馴れ馴れしくするのはNG。相手はあなたのことをまだよく知らないので、不快に感じてしまうかもしれません。また、初回から個人的な質問を詰め込みすぎるのも避けましょう(年収や過去の恋愛遍歴など、踏み込みすぎた質問は嫌われます)。あくまで最初は軽く触れる程度に抑え、相手に安心感を与えることを優先してください。
オンラインでの会話を盛り上げるコツ
ファーストメッセージを交わしたら、次はいよいよメッセージのラリー(やり取り)を続けて関係を深めていきます。ここでは、オンライン上での会話を盛り上げ、二人の距離を縮めるコツを見ていきましょう。
相手のペースに合わせる:メッセージの頻度やテンポは、人によって心地よいペースが異なります。相手がゆっくりめの返信ペースであれば、こちらもそれに合わせて焦らず返事を送りましょう。反対に、相手がテンポよく質問してくれたり、すぐに返信が来るようなら、こちらもなるべく早めに返すと「この人とは会話がスムーズだな」という印象を与えられます。自分ばかり一方的に送りすぎたり、逆に相手の返信を必要以上に待たせすぎたりしないよう、相手のペースを観察することが大切です。
話題はポジティブに:暗い話題やネガティブな話ばかりだと、せっかくマッチングしても会話が盛り下がってしまいます。仕事の愚痴や誰かの悪口などは初期段階では避け、なるべく明るく前向きな話題を選びましょう。たとえば、「最近はまっていること」や「休日のリフレッシュ法」など、話していてお互いが楽しくなるような内容がおすすめです。相手がストレス発散のためにマッチングアプリを利用していることも多いので、一緒にいて癒やされる、楽しいと感じてもらえるようなコミュニケーションを心がけます。
適度に自己開示する:会話を盛り上げるには、相手に質問するだけでなく自分の話も適度にすることが大切です。相手の話に共感しつつ、自分ならではの体験談やエピソードを少しずつ開示していきましょう。例えば、相手が旅行の話をしてくれたなら「羨ましいです!僕も昨年初めて一人旅に挑戦して○○に行ったんですよ」と、自分の経験をシェアします。自分のことを知ってもらうことで相手も心を開きやすくなり、「もっとあなたのことを知りたい」と思ってもらえるきっかけになります。ただし、自慢話にならないように注意です。高級車を持っている・高収入である等のアピールは、場合によっては嫌味に感じられるので控えましょう。
リアクションは大げさなくらいでちょうど良い:テキスト上では感情が伝わりにくいため、少しオーバーなくらいのリアクションで「楽しんでいる」「関心を持っている」ことを示すと会話が続きやすくなります。例えば、相手が面白いことを言ってくれたら「それは面白いですね!想像して笑っちゃいました(笑)」のように、しっかり反応して笑っていることを伝えます。また、相手が話してくれた内容に対して「すごい!」「知らなかったです、それ!」など感嘆する言葉を入れるのも効果的です。「この人と話していると反応があって嬉しい」と思ってもらえれば、相手もさらに色々と話してくれるでしょう。
敬語とカジュアルな言葉遣いのバランス:最初は敬語でやり取りを始めますが、メッセージを重ねてお互い打ち解けてきたら、堅苦しすぎる敬語ばかりだとかえって距離を感じさせることもあります。様子を見ながら、相手が少し砕けた表現を使い始めたら、自分も「ですます」調だけでなく絵文字や簡単なタメ口を交えたりしてみましょう。ただし、急に馴れ馴れしくしすぎるのは禁物です。例えば、呼び方もいきなり「ちゃん付け」「呼び捨て」にするのではなく、「○○さん」から始め、相手が自分のことをニックネームで呼んでくれるようになってから合わせる、というように段階を踏みます。礼儀を保ちつつ徐々にフランクになる、この加減が重要です。
会話が途切れそうなときは新しい話題を:メッセージを続けていると、ふと話題が一段落して返信に困る瞬間が訪れることがあります。そんなときは無理に話を引っ張るより、新しい話題を提供してみましょう。プロフィールに書いてあるけれどまだ触れていない項目があればそれについて尋ねたり、季節のイベントや最近の流行の話を振ってみたりします。例えば、「そういえば、もうすぐ春ですね〜お花見とか行かれますか?」と切り出すことで、また別の話の展開が生まれます。話題の転換は「ところで」「そういえば」を使うと自然です。沈黙が続く前にこちらから話題をリードすることで、「話していて楽しい人だな」と思ってもらいやすくなります。
「聞き役」になりすぎない:相手に話をしてもらおうと質問攻めにしたり、相槌ばかり打って自分の意見を全く言わなかったりすると、チャットがインタビューのようになってしまいます。会話はキャッチボールですから、相手の話に耳を傾けつつも自分からも投げかけることが重要です。たとえば、相手が「休日は料理をしています」と言ったときに、「料理が趣味なんですね、すごい!どんな料理が得意ですか?」と質問するだけでなく、「僕も最近料理に挑戦していて、この前初めて○○を作ってみました!」という具合に、自分のことも返しましょう。こうすることで会話に広がりが出て、単なる質問応答ではない「対話」へと発展します。
以上のようなポイントを意識してメッセージを続ければ、お互いのことを少しずつ知り、距離が縮まっていくでしょう。オンラインのやり取りだけで完璧に相手を知ることはできませんが、「この人ともっと話したい」「実際会ってみたい」と思ってもらえる土台づくりをする段階だと考えてください。次はいよいよ、その土台ができあがってきたタイミングで実際のデートに誘うステップについて見ていきます。
デートに誘うタイミングはいつがベスト?
メッセージのやり取りが盛り上がってきたら、次に頭をよぎるのは「いつデートに誘えばいいんだろう?」という疑問ではないでしょうか。誘うタイミングは早すぎても遅すぎても良くありません。適切なタイミングを見極めることで、OKをもらえる確率が格段にアップします。
一般的には、マッチングしてから数日~1週間以内にデートに誘うのが良いと言われています。なぜなら、あまりにも誘いが早すぎると「まだあなたのことをよく知らないのに…」と相手が不安に感じてしまう一方、誘いが遅すぎるとメッセージのやり取りだけで満足してしまったり、他の男性に先を越されてしまったりする可能性があるからです。
具体的には、メッセージのやり取りが4~5往復(※往復とはお互い1通ずつ送ること)くらい、日数にしてマッチ後3日~7日程度経った頃が一つの目安です。もちろん個人差はありますが、このくらいやり取りをすればお互いにある程度親近感が湧き、「直接会ってみてもいいかな」という気持ちになりやすいタイミングと言えるでしょう。実際、「メッセージはデートの約束を取りつけるための手段」と割り切って、比較的早めに誘い出した方が成功率が高いという声も多くあります。一方で、まだ相手の反応が硬いと感じる場合や、仕事などで忙しそうな様子が見て取れる場合は、無理に急がず数日様子を見ても構いません。大切なのは、相手があなたに対して十分安心感や興味を持ったと感じられるタイミングを逃さないことです。
見極めるポイントとしては、相手からのリアクションが良いことが挙げられます。例えば、あなたのメッセージに対して質問が返ってきたり、絵文字や「笑」のリアクションが増えたり、返信が早かったりするようなら、それは脈ありサインの可能性大です。逆に、こちらからの問いかけに対する返事がそっけなかったり、一日に1通しか返ってこない状態が続く場合は、もう少し会話に時間をかけた方が良いでしょう。焦りは禁物ですが、良い感触を得られているならタイミングを逃さず誘ってみる勇気も必要です。
では、具体的にどのようにデートに誘えば自然なのでしょうか。次のセクションで、実際の会話例を見ながらデートへの誘い方を探っていきます。
自然なデートの誘い方と会話例
誘うタイミングがつかめたら、次はいよいよ実際にデートに誘うフェーズです。ストレートに誘うのは緊張するかもしれませんが、会話の流れの中でさりげなく提案すれば、相手も受け入れてくれやすくなります。ここでは、会話の流れを利用した自然なデートの誘い方をいくつか紹介します。
1.共通の趣味・話題から誘う:やり取りの中で見つけた共通の趣味や興味があれば、それを口実に誘う方法が有効です。例えば、お互いにカフェ好きで盛り上がっているなら「○○さんとぜひ今度ゆっくりカフェ巡りの話をしたいです。一緒に気になっているカフェに行ってみませんか?」と提案します。映画の話題で盛り上がったなら「僕もその映画の話もっとしたいなぁ。よかったら今度映画の後にお茶しながら色々語りませんか?」という具合です。ポイントは「もっと○○さんと話してみたい」「一緒に○○してみたい」という前向きな動機を伝えること。お互いに盛り上がった話題で誘われると、相手も「それいいね!」と思いやすくなります。
2.食べ物の話題から誘う:食べ物やお店の話もデートに誘う定番のきっかけです。好きな食べ物の話になったら、「私も○○大好きです!実は美味しいお店を知っているので、よかったら今度一緒に行きませんか?」と誘ってみましょう。例えば、相手が「パンケーキが好き」と言ったタイミングで、「美味しいパンケーキのお店があるので是非…」と提案すると自然です。以下に会話例を示します。
【会話例:食べ物の話題からデートに誘う】
男性:△△さんは甘いものお好きって書いてましたよね。パンケーキとかもやっぱり好きですか?
女性:甘いもの大好きです! パンケーキもよく食べますよ!
男性:実は、都内にすごく評判のパンケーキのお店があるんです! いつも行列なんですけど、平日なら割と入れるとか…。良かったら今度一緒に行ってみませんか?
女性:パンケーキ!それは気になります〜!ぜひ行ってみたいです。
この例では、食べ物という親しみやすい話題から、自然な流れで「一緒に行ってみませんか?」と誘っています。女性から「行ってみたい」という前向きな返事を引き出せており、デートの約束が成立した瞬間です。
3.行きたい場所の話題から誘う:相手に「行ってみたい場所」や「好きな場所」について聞いてみて、そこに一緒に行く提案をするのもスマートな方法です。例えば、「休日はどの辺で過ごすことが多いですか?」と聞いて、相手が「最近は○○で買い物することが多いかな」と答えたら、「そうなんですね!じゃあ今度その辺りで一緒にランチでもどうですか?」と誘ってみるのです。また、相手が「○○に新しくできたカフェが気になっている」と言ったなら、「おしゃれですよね!僕も気になってました。一緒に行ってみましょうよ!」という形で誘えば、「一人で行くよりあなたと行く方が楽しそう」というプラスの印象を与えられます。
4.シンプルに直接誘う:共通の話題など探さなくても、「もっと話したいから会いませんか?」とシンプルに誘うのもありです。遠回しにしすぎるより、ストレートな誘いの方が好印象な場合も多々あります。例えば、「△△さんとお話しするの、すごく楽しいです。ぜひ直接お会いしてお話しできたら嬉しいのですが、今度お茶かランチでもいかがですか?」と率直に伝える方法です。この言い方なら、相手に好意(もっと話したいと思っていること)を伝えつつ、カジュアルな提案なので重すぎません。
上記のいずれの方法でも共通して大切なのは、相手へのリスペクトを忘れないことです。「会いたい!」という自分の気持ちばかりを押し付けず、「あなたと話せて楽しい」「ぜひ○○さんの都合のいいときに」といったクッション言葉を添えると丁寧です。また、誘うときはなるべく具体的なイメージを示すようにしましょう。曖昧に「いつかご飯でも」と言うより、「来週末あたり、よかったら○○でランチどうですか?」と提案した方が、相手も予定を考えやすくなります。具体性があるほど、相手の想像も現実味を帯びてきます。
とはいえ、勇気を出して誘っても相手の都合で一度断られることもあるでしょう。例えば「その日は予定があって…」と言われてしまった場合、すぐに落ち込む必要はありません。大事なのは断られたときの対応です。「そうですか、残念です。またタイミング合えばぜひ誘わせてくださいね」と明るく返しておきます。ここで「いつなら大丈夫ですか?」「ダメでしたか…」としつこく聞いたり落胆しすぎたりすると、相手にプレッシャーを与えてしまいます。一度誘って断られたら、一旦は引いて別の日を改めて提案するか、相手から「この日なら」と言ってくれるのを待つくらいの余裕を持ちましょう。しつこくしない姿勢を見せることで、相手も「無理に誘ってくる人じゃないんだ」と安心します。
デートの日程調整と連絡先交換
さて、見事相手からOKの返事をもらえたら次のステップです。実際のデートを確定させるために、日程や待ち合わせ場所など具体的な調整をしましょう。ここでも紳士的かつスムーズな対応を心がけることで、初デートへの期待感を高められます。
候補日は2〜3提案する:相手が「行きたいです」と言ってくれたら、「やった!いつがいい?」と舞い上がりたいところですが、相手に丸投げするのはあまり親切ではありません。相手の負担を減らすためにも、あなたの方からいくつか候補日を提案しましょう。例えば、「僕は来週の水曜か土曜の昼間なら空いているのですが、△△さんのご都合はいかがですか?」と具体的に提示します。こうすれば相手も「その日はダメだけど翌週なら…」など答えやすくなります。「いつ空いてますか?」とだけ聞いてしまうと、相手は自分のスケジュールを一から考えて提案しなければならず、手間をかけさせてしまいます。ですから、自分から候補を出すのがスマートです。
場所や時間は相手に配慮:場所はなるべく相手の負担にならないところを選びます。相手が遠方に住んでいるなら中間地点、普段よく行くエリアがあるならその近く、といった気遣いを見せましょう。例えば相手が「普段は新宿あたりで遊ぶことが多い」と言っていたなら、「では新宿でお昼でもいかがですか?」と提案します。初デートではお互いあまり土地勘のない場所よりも、どちらかがよく知っているエリアの方が安心感があります。また、時間帯も夜遅くよりはお昼〜夕方くらいのほうが女性にとってハードルが低いことが多いです。明るい時間帯のカフェやランチデートなら、「まずは気軽に会ってみよう」という感じでOKしやすくなります。
待ち合わせ場所を決める:日程と大まかなエリアが決まったら、待ち合わせ場所を決めましょう。駅の○○出口前、ショッピングモールの○○入口付近など、なるべくわかりやすいランドマークを指定すると安心です。「新宿駅東口を出たところのスターバックス前で14時にお会いしましょう」といった具合に具体的に決めておけば、当日スムーズに合流できます。まだお互い顔を写真でしか知らない間柄ですから、「当日は青いシャツを着ています」など、自分の当日の服装や目印を伝えておくのも親切です。
連絡先の交換:マッチングアプリ上だけでやり取りしている場合、デート当日にスムーズに連絡を取るためにLINEなどの連絡先交換を提案しておくと良いでしょう。誘った側である男性から切り出すのが自然です。「当日の待ち合わせのために、良ければLINE交換しませんか?」と聞いてみましょう。デートが決まっている段階であれば、女性も不安なくOKしてくれることが多いです。ここでもし渋られたり既読無視されるようであれば、残念ですが相手はドタキャンするつもりか最初から会う気が薄かった可能性もあります(ただ、そのケースは稀なので心配しすぎないでください)。多くの場合はデートの約束が固まったら連絡先を交換し、当日はLINEで「今向かっています」と連絡を取り合う、という流れになります。
デート前日のフォロー:約束した日が近づいてきたら、前日か前々日に一度簡単なメッセージを送りましょう。確認と同時に相手を安心させるためです。例えば、「明後日よろしくお願いします!待ち合わせ場所はお送りした○○で大丈夫そうでしょうか。当日楽しみにしています」と送っておけば、相手もちゃんと覚えてくれているんだなと安心しますし、自分自身も最終確認ができます。このときも長々と書く必要はありません。シンプルに日時と場所の再確認と、軽い意気込みを伝えるくらいで十分です。
初デート当日に向けて:成功させるためのポイント
いよいよデート当日が近づいてきました。ここからはオンラインを離れ、リアルで会うステージです。せっかくつないだデートのチャンス、ぜひ成功させたいですよね。最後に、初デート当日に向けて押さえておきたいポイントを確認しましょう。
身だしなみと清潔感:第一印象を決めるのは外見です。当日は清潔感のある服装を心がけましょう。高級ブランドで固める必要はありませんが、シワのない清潔なシャツ、きちんと整えた髪型やヒゲなど、相手に不快感を与えない身だしなみが基本です。香水は軽めにし、体臭・口臭ケアもしっかりと。女性は細かいところまで意外と見ていますので、「この人と一緒に歩きたい」と思ってもらえるような爽やかさを演出しましょう。
待ち合わせには余裕を持って:遅刻は厳禁です。待ち合わせ時間には余裕を持って到着し、可能なら約束の5分前には指定の場所で待っているようにしましょう。万が一電車遅延などで遅れそうな場合は、必ず事前に連絡を入れてください。「あと5分で着きます!」と連絡が来ているだけで、相手の不安はかなり解消されます。逆に何の連絡もなく時間を過ぎると、それだけで信頼を損ねてしまいます。
笑顔と挨拶:合流したら、まずは笑顔ではっきりと挨拶しましょう。「はじめまして!○○です。お会いできて嬉しいです」と元気よく伝えれば、相手の緊張も少しほぐれるはずです。マスクをしている状況であっても、声のトーンや目元の表情で笑顔は伝わります。ぎこちなくても良いので、第一声は明るく元気に。
会話は相手主体で:初対面ではお互い緊張しますが、事前にメッセージで話題にしていたことなどから会話の糸口を探しましょう。オンラインで話していた内容(趣味や最近の出来事など)に触れ、「この前おっしゃってた◯◯ってこれですか?」といった具合に話題を掘り起こすと、スムーズに会話に入れます。ただし、いきなりプライベートな核心に触れるような話(家族のことや過去の恋愛の話題など)は避け、軽い話題から始めるのが無難です。リアルの場でも聞き上手と自分の話のバランスを意識し、相槌を打ちながら相手の話をよく聞きつつ、自分のことも伝えていきましょう。笑顔で相手の目を見て頷く、それだけでも好印象です。
支払いはスマートに:デートにつきものなのが会計時のやりとりです。特に初デートでは「奢るか割り勘か」は悩むポイントですが、ここはスマートに男性側が提案しましょう。例えばカフェでお茶程度なら「ここは出しておきますよ!また次回どこか行ったときにでもお願いします」と爽やかに奢るのも一つの手です。相手が恐縮しすぎないよう「気にしないでください」と一言添えると良いでしょう。もし相手が堅く遠慮するようなら無理に奢らず、「では今日は割り勘にしましょう。また次回改めてご馳走させてくださいね。」と次につなげる言い方をしてみてください。お金のやり取りはあくまでスムーズに、そして相手へのリスペクトを忘れずに。
別れ際のひと言:デートが終わり、解散するときには感謝の気持ちと次への布石を伝えます。「今日はありがとうございました、とても楽しかったです!」と感謝を述べ、「ぜひまたお会いできたら嬉しいです。○○の話の続きもしたいですね。」などと次回への含みを持たせると良いでしょう。相手も楽しかった場合、「こちらこそ楽しかったです、ぜひまた!」といった同意が得られるはずです。最後の印象も大事なので、笑顔で爽やかにお別れしましょう。
以上が初デート当日に向けた基本的なアドバイスです。やるべきことはシンプルですが、こうした細かな気配りが「またこの人と会いたい」という気持ちにつながります。
よくある失敗例と避けるべきポイント
ここまで、オンラインでのやり取りから実際のデートまで順調に進める方法を説明してきました。しかし人によっては、知らず知らずのうちに失敗パターンにハマってしまい、デートにつながらないケースもあります。このセクションでは、ありがちな失敗例と、それを避けるためのポイントを押さえておきましょう。
失敗例1: 文章がそっけなさすぎる
マッチング後のメッセージが短文すぎたり、リアクションが薄かったりすると、相手は「私と話す気がないのかな?」と感じてしまいます。例えば、女性が「今日は◯◯に行ってきたんだ!」と送ってくれたのに対し、「へー」「そうなんだ。」だけで終わらせてしまうのはNGです。それでは会話が広がりませんし、相手も返事に困ってしまいます。ちゃんと興味を示し、「◯◯に行かれたんですね!僕はまだ行ったことないんですけど、どんな所なんですか?」というように話を広げる姿勢を見せましょう。せっかくマッチングできたのですから、受け身になりすぎず能動的に会話を楽しむ意識が大切です。
失敗例2: 質問攻めでインタビュアー状態
上とは逆に、相手への質問ばかりを浴びせてしまうケースも失敗につながりがちです。確かに質問をすれば相手は答えてくれるかもしれませんが、尋問のように次から次へと質問だけを送り続けると相手も疲れてしまいます。例えば、「休日は何してるの?」「好きな食べ物は?」「兄弟はいる?」と立て続けに聞くのは避けましょう。一問一答を繰り返すだけでは会話が盛り上がりにくいものです。質問をしたら自分の話もする、相手の答えに対して共感や関連する話題を提供するといったキャッチボールを意識しましょう。
失敗例3: 返信を急かしてしまう
メッセージの返信が少し途切れただけで「忙しいところすみません…」「お返事まだですか?」と催促するのは悪印象です。相手にも生活がありますから、返事が数時間~半日くらい来なくても焦らず待ちましょう。特にデートの誘いに対して即答が得られないと不安になる気持ちは分かりますが、そこで「予定どうですか?決まりました?」と畳み掛けるのはプレッシャーを与えてしまいます。一度誘ったら相手の返事を気長に待つ、これも大人の余裕です。返信が遅くても相手を信じて待つことで、逆に「器が大きい人だな」と感じてもらえることもあります。
失敗例4: 自分語りが多すぎる
自分のことを知ってもらうのは大事ですが、相手そっちのけで自分の話ばかり延々と続けるのはNGです。特にメッセージで長文を連投したり、会ってからも自分の武勇伝や昔の恋愛話ばかりするのは避けましょう。相手が興味を示していない話題を延々語ることほど退屈なものはありません。相手の反応を常に気にかけ、「この話題、興味持ってくれていそうかな?」と考えながら話を振るようにしましょう。一方通行では会話とは言えません。
失敗例5: 下心を匂わせすぎる
早く仲良くなりたいあまり、下ネタを送ったり、ボディタッチ前提のような発言をしたりするのは論外です。例えば冗談のつもりでも「〇〇ちゃんって絶対モテそうだから心配だなぁ」なんて軽く言ってしまうと、相手によっては軽薄な印象を与えてしまいます。特にまだ会う前やデート初期段階では、節度を持ったコミュニケーションを心がけましょう。健全な関係構築の先にこそ、真剣な交際も見えてくるものです。
失敗例6: デートプランが独りよがり
なんとかデートにはこぎつけたものの、プランが自分本位だったために相手をがっかりさせてしまうケースもあります。例えば、「焼肉が食べたいから○日に○○ね」と自分の希望だけでガチガチに決めて誘うのは良くありません。これでは相手の都合や好みを無視しています。前述したように、相手に配慮した日時・場所選びが重要ですし、提案するときも「○○とかどうかな?」とお伺いを立てるニュアンスを忘れずに。デートは二人でするものですから、相手の意見も尊重しましょう。
これらの失敗例に共通するのは、「相手目線に欠けている」という点です。常に「相手はどう感じるかな?」と思いやる気持ちを忘れなければ、大きなミスは防げるはずです。もし過去に思い当たる点があった方も、次から気をつければ大丈夫。失敗は誰にでもありますし、改善していけば必ずや結果はついてきます。
おわりに
マッチングアプリでのオンラインのやり取りから実際のデートにつなげるまでの流れを、初心者の男性向けに解説してきました。最初は誰だって手探りで、不安になるのは当然です。しかし、基本的なポイントを押さえて丁寧にコミュニケーションをとれば、きっとデートのチャンスをつかむことができます。
大切なのは、相手への思いやりと少しの勇気です。画面の向こうにいるのは感情を持った一人の女性です。自分本位にならず、相手の気持ちを想像しながら行動することで、信頼感が生まれます。そして、勇気を持ってデートに誘ってみましょう。誘われるのを待っている女性も案外多いものですよ。
もし上手くいかないことがあっても落ち込まないでください。マッチングアプリではたまたまタイミングが合わなかったり、お相手の好みとマッチしなかったりということもあります。そんなときは今回紹介した失敗例と照らし合わせて次に活かせばOK。経験を重ねるごとに、きっとコツが掴めてくるはずです。
最後までお読みいただきありがとうございます。あなたのマッチングアプリでの出会いが素敵なご縁へと発展しますように!健闘を祈っています!