

彼女とのデート代、平均は○○円!20代カップル平均と節約アイデアで賢く乗り切る方法
目次
20代カップルのデート代、みんな平均どれくらい?
「周りのカップルはデートにどのくらいお金を使っているんだろう?」と気になりますよね。20代の男女のデート代について調査したデータによれば、1回のデートにかかる費用は平均でおよそ5,000円~1.5万円程度が相場のようです。具体的には、ある調査では男性が約1万円、女性が約8千円をそれぞれ支払っており、その差は2千円前後とされています。また別の統計でも、1回のデート合計費用は平均約1.2万円という結果が出ており、世代間で大きな差はないことがわかっています。つまり20代カップルの多くは、1回のデートに1万円前後を使っているケースが多いようです。

もちろんデート内容やカップルの金銭感覚によって使う額はさまざまです。たとえば大学生や新社会人で収入が少なめの人は、1回5千円以下に抑えることも珍しくありません。一方、記念日や特別な日は2~3万円くらい奮発するカップルもいます。実際、初デートでは男性の6割以上が「全額または多めに支払った」という調査もあり、最初は頑張って見栄を張る(?)ケースもあるようです。ですが付き合いが続くにつれ、彼女と費用を分担する7:3や割り勘が最近のスタンダードになりつつあります。特に20代女性の4割以上が「デート代は割り勘がいい」と考えているというデータもあり 、昔に比べて男女で対等に負担する意識が高まっています。「男性がおごって当たり前!」という時代は少しずつ変わりつつあるんですね。
では、月あたりのデート費用で考えるとどうでしょうか。仮に週1回ペースでデートすると月4回ですから、月間合計では4~5万円ほどになる計算です。実際のアンケートでも、20代を含む男性は月に約3万円前後をデートに使っているという報告があります。一方女性側の月間負担は1~2万円程度と男性より低めです。このように毎週デートするとトータルではそれなりの額になりますが、頻繁に会うカップルほど「1回あたりの出費を抑える傾向」も見られます。週1以上で会うカップルの6割超が1回のデート代を1万円以下に収めているとの調査結果もあり、会う頻度に合わせて1回ごとの予算を調整している人が多いようです。逆にたまにしか会えないカップルほど1回にかける金額は高めになる傾向があります。例えば遠距離や多忙で月1回程度しかデートできない場合、その1回をリッチに豪華デートにする、といった具合ですね。
デート代は無理しない範囲で!その重要性とは
好きな彼女とのデートとなると、つい気合を入れて奮発してしまいたくなる気持ち、よ~くわかります。しかし、お財布事情を顧みずに見栄を張りすぎるのは禁物です。デート代は「無理しない範囲」で支払うのが長続きするカップルの鉄則と言えます。というのも、調査によれば毎月のデート代の支払いが「正直きつい」と感じている人は男性で33%、女性でも30%もいるのです。約3人に1人はデート費用でちょっとヒーヒー言ってる現状、思い当たるフシありませんか?(汗)
お金のストレスは放っておくと関係にも影響しかねません。実際、男性の支出平均が女性より多いことから、男性側の方がデート代負担に苦しさを感じやすい傾向が指摘されています。せっかく楽しいデートでも、「今月ピンチだから次のデートどうしよう…」なんて心の中で冷や汗をかいていたら台無しですよね。無理をして高い店に連れて行ったり毎回全額おごったりしていると、いずれ家計が破綻しかねませんし、あなた自身が金欠で余裕をなくしてしまいます。実は彼女の方も「そんなに毎回払わなくていいのに…」と思っているかもしれません。最近は前述のように女性側もデート代を一部負担することに抵抗がない人が多いですから、お互い遠慮せず話し合ってバランス良く負担する方が、お金の心配なくデートを楽しめるはずです。
また、デート代に使える金額は各自の収入によって適正ラインがあります。例えば、手取り20万円程度の20代社会人であれば、家賃や生活費を差し引いてデートや遊びに回せるお金は限られますよね。一般的には月収の10~20%以内に娯楽費(交際費)を収めるのが望ましいと言われます。仮に手取り20万円なら、デートに使えるのは月2~4万円程度が無理のないラインです。毎週デートするなら1回あたり5千~1万円、月2回なら1回1~2万円、といった目安になります。この範囲でやりくりすれば、デートも楽しみつつ貯金や他の出費にも対応できるバランスですね。もちろん個人差はありますが、一度自分の収入と支出を見直して「この額までならデートに充てても大丈夫」というラインを把握しておくと安心です。彼女にカッコつけたいばかりに背伸びしすぎると、後々自分が首を絞めることになります。無理のない予算設定こそが、デートを心から楽しむための秘訣ですよ。
無理しないデート費用の目安と具体例
では具体的に、「無理のないデート代」とはどの程度の金額なのでしょうか。ここではデートプラン別に、大まかな費用の目安をシミュレーションしてみましょう。自分たちのデートスタイルに当てはめて、予算感覚の参考にしてください。
●カフェでお茶デート:昼下がりに待ち合わせてカフェでお茶だけ、なんてライトなデートなら2人で約1,500~2,000円。スタバなどでドリンク2杯頼んでおしゃべりする程度ならお財布に優しいですね。公園を散歩してからカフェ休憩するデートなら交通費含めても数千円以内で収まります。学生同士や金欠のときでも無理なく楽しめる鉄板プランです。
●おうちデート&手作りご飯:どちらかの家でまったり過ごすデートも節約派には人気。スーパーで食材を買い込んで一緒に料理すれば材料費2,000円前後でディナーが完成します。市販のデザートや飲み物をプラスしても合計3,000円以下でしょう。映画やアニメを観たりゲームをしたり、家デートならではのゆったりした時間を過ごせてお金も節約できます。「たまには外に出たいね」という時でも、近所を散歩したり季節のイベント(夏祭りや花火等)に行けば出費は最低限で済みます。
●定番!映画+食事デート:20代カップルの定番といえば映画館&食事のコースではないでしょうか。映画代はペアで約3,000~4,000円(映画館の料金は1人1,500~1,800円程度)。その後の食事をカジュアルなレストランで済ませれば2人で5,000~6,000円程度、ちょっと良いお店に行けば8,000~10,000円くらいになります。トータルでは約1万円前後が目安でしょう。例えば映画チケット(ペア3,600円)+ファミレス夕食(2人で5,000円)なら合計8,600円。これを彼氏彼女で7:3くらいに分担すれば、男性負担約6,000円・女性負担約2,600円と比較的無理のない範囲になります。毎回完全折半でなくても、このくらいのバランスで交代に支払うなどすれば双方ストレスなく楽しめそうですね。
●テーマパークデート:たまには思い切り遊びたい!という日はテーマパークや遊園地デートもあります。例えば人気テーマパークの1日パスポートは大人1人7,000~8,000円ほど。2人でチケット代だけで1.5万円近く飛びます。ここにパーク内での飲食(ランチや軽食で5,000円?)、お土産代など加えれば合計2~3万円コースです。「非日常を満喫したい!」という特別なデートだけに、予算もそれなりに必要ですね。こうしたレジャー系デートは頻繁にやると破産しかねません(^^;。ですので、テーマパークは記念日など年に1~2回くらいにとどめ、普段はお金をかけすぎないデートでメリハリをつけるのがおすすめです。実際、20代カップルでは誕生日やクリスマスなどイベント時には普段の約1.8倍ものお金を使うというデータもあります。要するに「ここぞという時だけ奮発」派が多いということ。普段は節約しつつ、特別な日は思い切り豪華に…というメリハリ上手なやり方は、とても賢いと言えます。
上記はあくまで一例ですが、自分達の場合はどうかシミュレーションしてみると「無理しないデート代」のイメージが掴みやすくなります。例えば、「毎週末会うけど、お金が厳しいときは家デートと外デートを交互にしよう」とか、「月に1回は1万円超えの贅沢デートして、そのほかは安上がりに抑えよう」など、二人のペースや金銭状況に合わせて計画してみましょう。大事なのは、お金の心配でデートを憂うつに感じたりしないようにすること。「背伸びせず身の丈に合ったデートをする」のが長続きのコツですよ。

20代男子必見!デート代節約テクニックあれこれ
ここまで平均相場や予算感について見てきましたが、「とはいえ彼女とのデート、できるだけ喜ばせたいし自分も楽しみたい!」と思うのが男心ですよね。そこで最後に、無理をせずデートを充実させるための節約テクニックを伝授します。どれも20代のデートで実践しやすい方法ばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。
●クーポンや割引をフル活用!
デート代の大部分を占めるのは食事代などの「飲食費」です 。まずここは削りすぎずとも賢く割引していきましょう。今や飲食店やレジャー施設には学生割引やカップル割引、ネット予約特典など様々な割引クーポンがあります。予約サイトやアプリを事前にチェックして、お得なクーポンは迷わず利用!映画館デートなら毎月1日の「映画サービスデー」(1人1,200円程度で鑑賞可)に合わせて行くなど安い日を狙うのも手です。ほかにも水族館や美術館の年間パスポートを思い切って買ってしまい、何度も活用して元を取るツワモノもいます。要は工夫次第で同じデート内容でも節約可能ということ。ケチ臭く感じるかもしれませんが、浮いたお金で彼女にちょっとしたプレゼントを買ったり美味しいデザートを追加できれば結果オーライですよね。
●交際用の共同貯金をしてみる
毎回のデート支払いで細かく割り勘するのが苦手なら、二人のデート貯金を作るのもおすすめです。例えばそれぞれ毎月決まった額(例えば月1万円ずつなど)を共通の封筒や口座にプールしておき、デートの支払いはそこから出すようにする方法です。こうすれば実質折半に近い形で自然に費用を分担できますし、「次のデート資金、あといくらある?」と予算管理もしやすくなります。余裕があるときは多めに貯金し、厳しいときは入金を減らすなど調整すれば無理なく続けられますよね。二人で一緒に家計管理をする感覚が生まれるので、将来を見据えた信頼関係も深まるかも?貯まったお金で旅行に行く計画なんか立てればモチベーションもアップします。金銭面でもチームワークを発揮してみましょう。
●安上がりでも楽しめるデートを極める
お金をかけずともアイデア次第でデートは十分楽しめます。「お金を使う=楽しいデート」ではないんです!例えば季節のイベントや地域のお祭りに一緒に行ってみる、公園でまったりピクニックをする、話題の〇〇無料スポットに出かけてみる等、低予算で思い出に残る体験は色々あります。社会人になると仕事で忙しくなりがちですが、逆に言えば「一緒にいられる時間そのもの」が貴重ですよね。高級レストランじゃなくても、ファストフードをテイクアウトして夜景を見ながら食べるだけでちょっとした特別感が味わえたりします。要は二人で「これやってみようか!」と創意工夫すること自体が楽しいイベントになるわけです。お金をかけずに楽しむ工夫ができるカップルは、長い目で見ても経済的に安定しやすく、良好な関係を築ける傾向があります。ぜひ創意工夫の節約デートにチャレンジしてみてください。
●背伸びしすぎないデートプランを心がける
彼女に喜んでもらいたい一心で、高級なお店を毎回予約したりプレゼントを頻繁に買ったり…そんな「カッコつけすぎデート」は長くは続きません。一度高い水準に慣れてしまうと自分も相手もそれが当たり前になり、後で下げにくくなる怖さもあります。むしろ最初から等身大で付き合い、お互い無理せず楽しめる範囲を探っていく方が信頼関係も深まります。「見栄を張らないデート」を実践しているカップルからは「背伸びをしないおかげでお互い金銭的にきついと思ったことはない」という声もあります。素の自分で向き合える相手とは、これから先もうまくやっていけるはずです。逆に金銭感覚が合わずデート費用感に大きなズレがある相手だと、どちらかが我慢を強いられて不満の原因になりかねません。そういう意味でも、無理のない範囲で付き合える相手かどうか見極めることは大事ですね。彼女が必ずしも高級志向ではないなら、自分だけ見栄を張らず等身大のプランで一緒に楽しむ方が、二人にとって有意義な時間になるでしょう。

まとめ:二人にとって心地よいデート費用バランスを見つけよう
20代カップルのデート代の平均はおおよそ1回あたり1万円前後。しかし、これはあくまで目安です。カップルの数だけ経済事情や価値観があり、デート代の正解は二人次第と言えます。他のカップルと比べて「ウチは使いすぎかな?」「ケチだと思われてないかな?」と心配になるかもしれませんが、大切なのはお互いが納得できるバランスを見つけることです。周囲の平均を参考にしつつも、自分達に合ったやり方でデートを楽しめていればそれが一番ですよね。
幸い、今の20代は昔と比べて金銭感覚が近いパートナー同士が多く、「デート代は二人で協力して負担するもの」という考え方が広まりつつあります。無理せず長続きしているカップルは、まさにその点が上手です。「背伸びしない範囲で目一杯楽しむ」「節約すべき所は節約し、使う所では使う」というメリハリを心得ています。あなたもぜひ彼女と話し合いながら、無理のないデート費用の目安を共有してみてください。二人で知恵を出し合えば、出費を抑えつつも思い出は倍増するはず!お金の心配を手放し、心からデートを満喫できる関係を築いていってくださいね。(^_^)