「ジバンシー」ってどんなファッションブランド?

ジバンシーのコンセプトは、「エレガンス」であるといわれます。とにかく、素敵で優雅な雰囲気のあるブランドといって間違いないでしょう。あのオードリー・ヘップバーンがイメージキャラクターを務めていたことでも知られます。

ジバンシーのトレンド推移

歴史

1951年に、ユーベル・ド・ジバンシー氏が設けたブランドが、ジバンシーです。1927年に、彼はフランスに生まれました。家が裕福であったため、彼は何不自由ない子供時代を送りました。最初は、法律家になるための勉強をしていましたが、10才の時にパリ万博に出された衣装を見て、ファッションデザイナーになりたいと思い始めます。シャネルやランバン、バレンシアガなどのコレクションの素晴らしさが心に響いたからです。ジバンシーは、ファッションデザイナーになるためパリに行き、ジャック・ファトやロベール・ピケなどの元で修業を重ねます。1952年になると、ジバンシーは自分のお店を開いてジバンシーのブランドを立ち上げました。最初のファッションショーにおいても、ジバンシーの斬新で優雅な洋服はとても話題になりました。そのため、「モードの神童」とも絶賛されます。また、オードリー・ヘップバーンの「麗しのサブリナ」や「ティファニーで朝食を」などの作品の衣装もジバンシーが担当しました。それに、ジバンシーの香水である「ランテルディ」もオードリー・ヘップバーンに気に入られていたことで有名です。その後の1956年にはレディスライン、1973年にはメンズラインが登場して注目を浴びます。ユーベル・ド・ジバンシーは一生の間デザイナーを続けました。その後、1997年からアレキサンダー・マックイーンがそのデザインを引き継ぎます。2001年からは、ジュリアン・マクドナルドがデザイナーに就任しました。そうして、ジバンシーは今でも高級ブランドの一つとして広く認識されています。

ブランドの特徴

このジバンシーの特徴として、上品なアイテムが多いことが挙げられます。ジバンシーといえば、あのオードリー・ヘップバーンもイメージキャラクターとなっていました。彼女自身、ジバンシーに対し、助言などもしていたようです。優雅で可愛らしいオードリー・ヘップバーンのイメージがそのままジバンシーの印象につながっています。

また、ジバンシーでは、その香水の香りが「抵抗できないぐらい魅力的」といわれています。日本で300万本を販売した「ウルトラマリン」なども有名です。それに、男性向け化粧品などもけっこう人気があります。どんな男性でも、ジバンシーの化粧品や香水を使うとイケメンに変身できそうです。

取り扱い人気商品

そんなジバンシーの人気アイテムといえば、財布、バッグ、ニット帽、化粧品などが挙げられます。ネクタイや腕時計、男性向け化粧品などもよく売れている商品です。

関連リンク

ジバンシィ オフィシャル サイト | GIVENCHY Paris