フェス女子は「誉めて落とせ!」エネルギッシュな彼女を愛する作法

こんにちは、トイアンナです。音楽系の野外フェス、行ったことありますか? 私は1度だけ参加しましたが、その日は大雨。土砂降りで冷え切った会場に震えつつテンションの高い参加者を見て「すごい……!」と圧倒されました。フェスは盛り上がるところなので明らかに、私の方が空気読めていませんでした。

そう、フェスって体力を使うイベントです。

・悪天候で泥まみれになることもいとわない
・興味のないアーティストでもとりあえず乗っていく力強さ
・宿に帰ってからBBQまでやるグループも

それでも愛する音楽のためフェスへ行く女性、すごい、えらい。フェス女子には混雑必至のなかで宿を確保する行動力も必要ですし、トラブルが起きても楽観的に乗り越えるエネルギッシュさまで求められます。Ms. ポジティブ。それがフェス女子です。

 

フェス女子を支える男性にも力が必要

しかし光あるところに影あり。フェス女子はモチベーションが上がりやすい一方で、明確な欠点があると……フェス女子さんが悩みを教えてくれました。

お答えくださったのは野外フェスに年数回は通うSさん。とびきりの笑顔が素敵で、保険営業というお勤め先も「天職です!」とのこと。ところが……。

Sさん:仕事、大好きですね。毎日違うお客様にお会いできて。お客様から「Sさんだからこの保険にするわ」っておっしゃられたりして感動しちゃって。あ、そのお客さんなんですけどね、この前ばったり駅前でお会いして……(中略)すみません話が脱線しちゃった! って、こんな風によく話が逸れちゃうんですよ。それで集中力が足りないんじゃないかって、怒られることがよくありますね。

トイ: 話が脱線するということは、クリエイティブなことが思いつきやすいかもしれませんね。

Sさん: そうそう! アイディアもポンポン湧いて出るんですよ。新しい営業ルートとか。あれもやりたい、これもやりたい! って。でもそれを実行する力はないっていうか、いつも途中で放り投げちゃうことが多くって。たとえば「友達のAちゃんとBちゃん、会わせたら絶対面白い~!」って思うんですけど、いざ日程調整とか考えると面倒になって忘れちゃって、あとから「あの件どうなった?」って言われたり。で、さらにめんどくなってLINE無視、みたいな……。

トイ: 発想がすばらしすぎて、実行力が追い付かないんですかね……?

Sさん: そーなんですよー! あ、自分で発想が素晴らしいって認めちゃった(笑) あと、人と会うの好きなんでパーティとかよくやるんですよ。自分の誕生日会すらやります。でもそういうのもツメが甘くて連絡忘れて来られない子がでちゃったりとか、やるのは楽しいんですけど細かいところでグッタリしちゃって。翌日寝込んだりします。

エネルギッシュに活動できるところはさすがフェス女子。一方、細かい部分をカタチにするのが苦手なようで、どんどんアイディアを思いつける一方で、体はひとつしかないというジレンマに陥るようです。

特にヒアリング調査でびっくりしたのが、フェス女子は「疲れることを想定せず大型イベントの翌日でも予定を入れてしまい、なぜここまでグッタリしながら遊んでいるのか自分でも理解できない」らしいこと。フェス女子は天真爛漫な子供のように、倒れるときも前のめりなのです。

 

フェス女子と付き合うなら、まず体力づくりを!

エネルギーの塊なフェス女子を支えらえる男性には、2つの条件が必要です。まず、同じくらい体力があること。フェス女子の趣味は音楽に限らずとも外歩きが多く、インドア系男子には厳しいものがあるでしょう。気になる女性がフェス女子なら、まずは散歩を日課にしてみては……? 

なお、さきほどお話を聞かせてくださったSさんに音楽以外の趣味をうかがったところ「映画鑑賞」と落ち着いた答えが返ってきてホっとしたのもつかの間。「1日に3館は回りますね。ヒット作も見たいけど、単館上映も気になるので」とやっぱりハードスケジュールでした……。

 

のびのびと生きるフェス女子を褒めて伸ばし、最愛男子に

そして次に欠かせないのが、お兄ちゃんらしさ。フェス女子は楽天的でアイディアを出すのが得意な一方、細かいツメが苦手です。そこで「今度のライブ、場所は〇〇でしょ? 宿とっておくね」「パーティなんでしょ? 帰り時間は気にせず楽しんでね」とフォローをしつつ伸び伸びさせてくれる男性は、フェス女子の命綱となるでしょう。

というのも、フェス女子は彼氏からもっぱら怒られることが多いのです。「もっと計画的に考えたら?」「いつまでも若い子みたいなことしてないで、落ち着けよ」と行動を制限されるのは、フェス女子にとって大きなストレス。思い立ったが吉日、すぐに転職したい、MBA行きたい、結婚したい! それがフェス女子です。

勢いでまっすぐ走っていく彼女を受け入れられる男性になれば、最愛男子になるのは簡単。フェス女子の自由な生き方を褒めて伸ばすことで、彼女のエネルギッシュな力を分けてもらいましょう!