今のやり方は間違いだらけ? 結婚したい本命女性との初デートで誠意を見せる極意

こんにちは、トイアンナです。「本気の初デート」と聞いて、みなさま何を想像されますか? 私は想像力に乏しいので、夜景が見える謎に高層階のレストラン、視界には東京タワー。「いつものあれを」と彼のおすすめワインを楽しんだ後にバラの花束を渡され「僕と付き合ってくれないか」……。と、少女漫画でも今どきボツになりそうな展開しか思いつきません。死にたい。

しかし、実際にこんなロマンティック200%デートを初回にかます男性は意外といます。そして無残にも散っていきます。なぜ!? こんなにも相手のためおぜん立てしたのに!? そう、この世は理不尽なもの……。努力が報われるとは限らない……なんて哲学ポエムはこの辺で止めておいて、なぜ本命女性を高級ディナーにいきなり誘うと振られるかをお伝えしましょう。

「あなたが怖い」からです。

 

誠意は投資額ではなく、相手への配慮

ほとんどの女性は一般男性より体力がありません。そして誠実でない男性が暴力をふるったり「こんなに尽くしたんだから体くらいよこせ」と襲い掛かってきたりする事例をごまんと聞いています。だから自衛のために、付き合う前からの過剰投資を避けるのです。

誠意は相手へ投資した金額や、予約困難店へ鬼電かけまくった時間では決まりません。相手が欲しいものを考えて、それを与える配慮で決まるのです。フレンチが苦手な子だとわかっているのに一流メゾンを予約しても「あなたって最低」と思われるでしょう。

逆にモテる男性は「君のことを考えてこの結論にしたよ」という振る舞いが得意です。

「夜勤明けで疲れてるだろうし日帰り温泉行こうよ」
「おお、頑張ってたプロジェクト終わったの?ビアガーデンでぱーっと飲もう!」
「お酒苦手って言ってたよね。ノンアルが異様に充実してるイタリアン行かない?」

こういう自分向けにカスタマイズされたサービスに女性は弱いのです。

 

初デートなら女性が多くいるエリアのランチタイムが鉄則

まず、結婚したいくらい好きな相手との初デートは「女性が遊ぶエリアのランチタイム」にしましょう。都内なら表参道や麻布十番が代表格です。昼、かつ女性が多いエリアなら襲われるかも、暴力を振るわれるかも……と、女性なら誰に対しても抱く警戒心を突破できます。誠意は高級か否かより、時間と場所に表れるのです。

さらに夜デートと異なり、時間に余裕が生まれます。盛り上がらなければ17時前に解散してスマートな男性に見せてもいいし、話題が尽きなければそのまま「二次会」としてディナーへもつれこんでもいいのです。最終的に夜デートになったとしても「盛り上がっちゃって、気づいたら夜になってた」と好印象が残ります。

 

最初の減点を生き延びる「個人経営のイタリアン」

また、初デートはお互いのことをよく知らない時期。就職活動にたとえるなら一次面接と同じです。一次面接でスーツを着るも着ないも自由ですが、着ないことで「この学生は常識がなっとらん」と本質とは全く関係ない点で無駄に足切りされるリスクが増すのは明白でしょう。同じようにデートでも、まずは足切りにつながる無駄な減点を避けることが重要です。

<誠実な男性こそ陥りがちな最初の減点ポイント>

・清潔感のない外見
清潔感の条件はこちらに書きましたのでどうぞ。

・高すぎる・安すぎる服
全身グッチ、みたいな服装もカタギじゃなさそうで恐怖心を与えます。せめてロゴが隠れているものを選びましょう。服は値段よりも「シンプルで無難」が一番。100人に聞いた調査などを参考にどうぞ。

・高すぎる・安すぎるお店
高級レストランは怖いが、さりとてファストフードはさすがに色気がない……。というわけでランチなら1,000~2,000円の範囲が好まれます。ランチデートにすると、食費も控えめになるのは大きなメリットです。

・慣れていないお店で緊張しすぎる
慣れていないお店で失敗しても「本気だからって気合入れすぎちゃったわ!」と笑い飛ばせる度胸がなければガチガチに緊張して自滅します。あらかじめデートに使えそうなお店は下見を何度かしておきましょう。おしゃれランチが1人だと緊張する? 本命女性と2人の時はもっと緊張するから、むしろいい練習だと思いましょう。

・会話が自分の話ばかり
緊張すると自分の話をしたくなる、わかります。沈黙って怖いですよね。ですから相手へ質問しましょう。「最近買ってよかったもの」なんかはアイスブレイクに最適です。たとえ化粧品でも「へえ、全然知らないんだけど化粧品って面白そうだよね」くらいの無理をしても広げてみましょう。最近はメンズ向け化粧品もあるんですってよ!

 

減点を乗り越えたら、あなたの魅力はきっと伝わっている

さて、減点ポイントを避けるだけで暗記すべきことが終わりそうですね。でも大丈夫、ここまで配慮したいというあなたの気持ちがあるだけで、十分「優しい」という魅力が伝わっているからです。ここまでクリアして、本命彼女に脈があるならば、彼女から自然と「〇〇さんはどうですか」と話を振ってくれるはず。

たとえ最後はだめだとしても、やる後悔の方がやらない後悔よりずっといい。あなたみたいにいい人を振るなんて、彼女は誠実な男性を失うんです。その時こそ胸を張っていきましょう。「こんな誠実な男を捨てるなんてもったいねえなあ」と。そしておそらくはこんな言葉を言わずに、あなたはきっとゴールできますよ。あなたの恋、応援しています!