なんちゃってオタクは今すぐやめてガチオタになれ!さすれば恋の道は開かれるであろう

こんにちは、トイアンナです。オタクはモテない……のが通説となっています。が、実際にはそうでもありません。女性でもオタクはいっぱいいますし、オタクでも結婚している人は山ほどいます。というか、何を隠そう私も10年以上前に二次元の嫁を見つけ、毎年誕生日にはケーキを買ってお祝いしています。

そんな私も既婚ですが、結婚前に「俺と○○(二次元嫁)とどっちが好きなの? って質問だけはしないでね。答えられる自信ないから」とお願いしました。

かく言う夫にも二次元の嫁がおり、お互いにグッズを並べて
(夫) (夫の嫁) (私) (私の嫁) 
になって川の字で寝ていると「4人家族かな?」とウッカリ思います。

婚活パーティでもオタク同士の会が増えていますし「男性向け」「女性向け」の垣根を超えて楽しめるオタクコンテンツも増えてきました。オタクとの結婚は、特に同類のオタク女性にとって何でもないこととなっています。

ではなぜオタクは結婚しづらいのか。今から酷いことを言います。

コミュ障の言い訳に「俺ってオタクだから」を使っている人が多すぎるからです。

 

オタクでも布教を繰り返せば話し上手になる

オタクには大きく分けて2種類います。

1つ目は趣味が高じてオタク化した人。時計、車、ミリタリ、アニメと無数に枝分かれした趣味の先端で、今日も明日も趣味へ投資し続けます。「アニメを全部見てるわけじゃないけど、○○監督の作品なら」と特化している方も多く、その結果語り合える同志の数も少なくなります。

同志が少ないということは「一般向けにわかりやすくオタク趣味を説明する」経験も多く積むということです。

例えばアニメの紹介1つとっても、
「幾原邦彦って監督がいるのね。髪型が面白い人でさ、Google画像検索してみ? で、髪型そのまんまのアニメ作ってるのね。でも話は意外と宮沢賢治みたいな深イイ話なんだよ~。変な髪型の宮沢賢治ってすごくない?」

……くらいにライトでポップな説明ができる方が多いです。ここまでくだけた説明なら、知らない人も「ちょっと観てみたい」と思わせる力があります。知らない人に作品を布教できることは喜びの一つ。こうしてオタク男性はプレゼン能力がどんどん上がっていきます。

 

モテないオタクはコミュニケーションを放棄する

では2番めの「モテない」オタクはどんな方か。まずオタクになった動機が「作品を好きだから」ではないことが多くなります。何となく小中学校でぼっちになるのが怖くて、でもスポーツ万能なスクールカースト上位の男子とはつるめない。だったら……あのオタク集団なら、参加できるかな。そんな動機で趣味を始めます。

この手の男性にとってはオタク趣味が「心の居場所」となっていますから、それを布教するより新規参入してくるニワカを馬鹿にした方が自分のためです。新しい仲間が自分より同じ趣味で詳しくなってしまったら、オタク界隈でも居場所を失うかもしれないからです。作品の素晴らしさを非オタの方へ布教する必要性も感じないので、内輪ネタで盛り上がる傾向があります。

1番目と2番目のオタク、大きな差は「コミュニケーションを放棄している」かどうかです。たまたま趣味がオタクだった男性は、作品をポジティブに語る姿勢が「かっこいい」「私の知らないことを教えてくれる」とプラスに映ることも多くなります。

しかし「最近はいい作品ぜんぜん無いね~。やっぱり80年台の○○は~」と上から目線で語るだけの姿はどう映るでしょうか? 「詳しいんだね、すごいね」以外の感想を受け付けない会話をするオタクは恐ろしいほどモテません。オタクだからではなく、相手とのコミュニケーションを放棄しているからです。

 

モテるオタクになりたいなら、むしろガチオタになろう

もしあなたがモテるオタクになりたいなら、いっそガチヲタを目指しましょう。至高の作品を見つけて、人生が変わるほどのショックを受けてください。「俺がBlu-ray1巻はタダで買うから、騙されたと思ってこれ観てよ!」と言いたくなる何かを。

作品を一般の方へ布教するのは至難の業です。ちょっとやそっとじゃ「続きをツタヤで借りてみよう」とすら思ってもらえません。だからこそ、コミュニケーション能力が磨かれます。

相手も人ですから、いきなり作品を押し付けられても試してはくれません。アニメを布教するなら好きなドラマを聞き出してから好みのストーリーを勧め、ミリタリ布教ならダイエットに悩む女性へサバゲーダイエットの魅力を語る。こうして相手の望む話題を提供できるようになったとき――モテとあなたの居場所は、同時に見つかることでしょう。

※幾原邦彦監督のファンのみなさま、不躾な物言いに聞こえて申し訳ありません。少女革命ウテナのBlu-ray販売数アップのためです。ご容赦ください。