「コイツは無理」告白前に振られる男子のよくある失敗7選

こんにちは、トイアンナです。これまで、「彼女ができた!」と歓喜する男性が「3ヶ月で振られた……」と人生の絶頂と谷間を行き来するのを何度慰めてきたことでしょう。

彼女と付き合うのは新しいRPGゲームを買うのと同じ。ゲームシステムも判らないまま始めれば失敗するのは当たり前です。

「でも、失敗したくない!」

という気持ちに答えるため、今回は人生の先輩から「気になる相手へやって振られたこと」聞き出しました。あらかじめポイントを知っておけば恋愛も恐れるに足らず!

 

【失敗例1】 自分だけのディープな趣味の場所へ連れて行った

「初対面なんで、フォーマルな場所をと思って法学の勉強会へ連れて行ったんです。彼女は横で寝ちゃってて……。その後もっと勉強したら勉強会が楽しくなるよ。って言ったらバカにしてると思われたみたいで、そこから連絡取れなくなっちゃって」

そりゃそうだ!と思われるかもしれませんが、同類のミスを山ほど耳にします。「ゲーセンで格ゲーの対戦を見せ続けたら彼女の姿が消えてた」「レコード屋でいい音盤を2時間探してたらキレられた」などなど……同じ趣味の相手でもない限り、デートは2人とも楽しめる場所にしましょう。そして、趣味を理解しない相手へ強制するのはなおのこと止めましょう。

 

【失敗例2】 自分の体力だけ考えて歩き回った

一般的に女性の方が男性より体力が低く、2時間歩いたらカフェで1時間の休憩が求められます。これが嫌ならアウトドア系の強靭な女性と付き合うべし。そして休憩のためにあらかじめよさげなカフェを押さえられる男性は信じられないくらいモテます。

 

【失敗例3】 彼女の好みを真っ向から否定した

たとえ気になる彼女の趣味があなたと同じだとしても、同じ流派とは限りません。
「俺と同じ漫画が好きって言ってくれて盛り上がってたのに、実はBL(ボーイズラブ)好きと分かって。俺のキャラでカップル作られるのキモいんだけど? って笑いながら話したら振られました」

「相手と好みが合わなったら、その話題に触れるのを止める」のが恋愛初期の最適解です。どうしても趣味の方向性が合わないなら、付き合ってからまじめに話し合ったほうが建設的です。

 

【失敗例4】 デートの筋道をすべて彼女に決めてもらった

「いつも『〇〇君って本当に私のこと好きなの?』って振られる」と話していた知人男性からの相談。詳しくデートの様子を聞いてみると、行き先からご飯のメニューまで全部彼女任せで「なんでもいいよ」を連発していたことが発覚しました。

好きな相手にはお金だけじゃなく労力も払いましょう。ひとまず悪くないなと思えるデート先を選んで「こうしたいんだけどどう思う?」とLINE送るだけでいいでしょう。特に女性はこのミスをやりがちなので注意。

 

【失敗例5】 気づけば自分が9割しゃべっていた

自覚するのが難しいミスです。ほとんどの人類は「誰かの話を聞くより自分の話をしている方が楽しいと思う」生き物。デートは相手に話させたら勝ち判定が出るゲームのようなものです。相手の話を意図的に引き出しましょう。ビジネス書『超一流の雑談力』はデートでも役立ちます。あなたがたとえ中学生でも初デートの前にビジネスの雑談書を読むべし。

 

【失敗例6】 「これだから女は」発言をしてしまった

「婚活してる女性が『年収600万ないと無理』みたいな発言してるコラムがあったんです。それを2人で見てたんですけど、『これだから女はバカだよな〜』ってうっかり言っちゃって、半年後くらいに振られたんですけど、あの時の発言が許せなかったって言われて

「これだから男は」「これだから女は」とつい思ってしまうタイミングがあることは否定できません。しかしその発言をするとき、目の前の彼や彼女も「これだから」の対象としてバカにしていることをお忘れなく……代償はあまりにも高い。

また、女性は怒りを抱いてもその場では何も言わず、忘れたころに「あの時の発言が」と引っ張り出してくることが多いものです。時すでに遅しとなる前に、お互い話し合いの時間を持つと別れを予防できるでしょう。

 

【失敗例7】 店員へクレームの出し方が威圧的

「イタリアンで、メインが出てきたときに前菜のソーセージが出てこなかったんですね。それで『まだ出てきてないんだけど!?』って若い店員に怒ったのがいけなかったらしくて。それからLINEブロックされました」

「店員に失礼な態度を取るな」とは耳にタコほど恋愛指南書に書かれていることですが、いったい何が失礼に見えるのか、女性から話を聞くと……。

・店員へタメ口で話す
・怒りの感情を見せる
・お詫びに飯代タダにしろなどケチをつける
・店員が去った後もグチグチ言い続ける

などが感じ悪い……と思わせるようです。まあ、男女逆転させてもデートの場でこうされたらしんどいですよね。クレームは穏やかに「申し訳ないんですが、実は〇〇がまだ来てないみたいでして」と伝えられるとむしろ好感度が上がるので、柔和な態度で恋愛成就へつなげましょう。

 

7選もあると思いきや

このヒアリングを実施した際、私は「げっ、失敗するデートって7つも項目あるんかい」と怖気づきました。しかしふたを開ければどれも「人として相手へできる気遣い」の範囲に収まることが分かります。

彼女・彼氏が欲しい人だけでなく学校で友達に好かれたい、社会人として上司や同僚とうまくやりたいなら、すべて気を付ける価値はあるんじゃないでしょうか。

※個人情報を保護するため、発言内容を編集させていただきました。あらかじめご容赦ください。