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メンズファッションプラス通信

【トイアンナの男子改造計画】ファッションであまり強い言葉を吐くな、弱く見えるぞ

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こんにちは、トイアンナです。「あまり強い言葉を吐くな、弱く見えるぞ」と言えば漫画『BLEACH』で最強キャラ、藍染の名セリフです。それまで「クソっ、俺の右手が……ッ、封印が解けてきやがって……」なんて学校で呻いていた少年や語尾を「だってばよ」にしていた女性が軒並み焼き払われる威力に、ネットの記事ではあらゆるシーンで引用されており、もはや元ネタは知らずとも使ったことのある方も多いのでは?

と、レジェンド級の有名セリフになった「あまり強い言葉を吐くな、弱く見えるぞ」ですが、ファッションでも同じような攻め方をする奴が多くて死にたくなるな? と思ったのは私だけではないはずです。元ネタのBLEACHの服がそもそも攻めて……ますし、とんがった靴とか、英文が刻んである十字架とか、男女問わずファッション初心者が死にがちなスウィートスポットはいくらでもあります。

もちろん私もその穴にズボズボはまった口でして、高校時代は “Can You Load A Gun to Innocent Kids?” (お前は無垢な子供へ銃を向けられるのか? )と刻まれた指輪を持っていたり、いつ死んでもいいようにと兵隊がつけるドッグタグを買ったりしていました。あれ、1文字書くごとにHPが減っていくな……おかしいな?

 

実はモノトーンこそ「あまり強い言葉を吐くな」アイテム

ところで「強い言葉」で有名な漫画『BLEACH』の攻め攻めファッションは、何より白と黒を中心とした服が多かったのを覚えていらっしゃいますでしょうか。死神の装束から滅却師に始まり、アランカル、エスパーダ、もう敵も味方も白・黒・白・黒。「中間色をほとんど使わず服装を区別できていたの、逆にすごい」と思います。画面が白すぎると批判されることも多かった作品ですが、私はなんだかんだファンでした。

ところが、この「逆にすごい」白黒ファッション、現実でもよく見かけます。ファッション初心者に! 実際は白・黒のように明暗がはっきりした色は非常に扱いづらく、むしろ初心者はベージュやグレーなど「ぼやっとして、どんな服にも合わせやすい中間色」を使うべきなのです。なのに……自分でもなぜだか分からないんです。初心者だった私は白黒さえ買えばなんとか許されると思っていました。

でも、白と黒しかない服はトーンを一切使わず漫画を描くくらいの冒険で、それが許されるのは久保帯人先生か、尾田栄一郎先生くらいなもんです。それを「せっかくスクリーントーンがあって便利な世の中で、画力もないのにこだわって白黒で描いちゃってんの?」を地で行くのが初心者ファッションなんだ……書いているのが辛い。

 

なぜモノトーンの服が初心者へ勧められるのか

ではなぜ白黒が街にあふれるのか。それはすでに全身モノトーンで歩いている人が多いからです。全身黒のひとはどこにでもいるけど、全身ベージュってそういないでしょ? だったら初心者は街中にいても許されそうな真っ黒コーデにすべきじゃない、と。

半分正しいです。全身グレーやベージュはかなりしんどいです。けれど黒一色、白一色は「カッコいい」とは遠い概念。たまたま、世の中にそうしている人が多いから許されているくらいの危うい色使いです。一色に染めて崇められるのは麻雀だけや。

モノクロ漫画の世界に飛び込む準備服で全身を染めるのは文字通り黒い歴史へ繋がります。じゃあどーすりゃいいの!? とゴミ袋にモノトーン服をぶち込むのはちょっと待ってください。白黒は「アクセントになる色」として重要な価値があるからです。

 

差し色として「強い色を使う」

たとえばベージュのパンツに、淡いブルーのワイシャツを想像してみましょう。爽やかですね、爽やかすぎて背景の青空へ溶けてしまいそうです。そんな彼を溶かさないために黒いクラッチバッグはいい感じに差し込めます。黒ラインが入ったブルーのスリッポンもいい。

白を活用するなら、白ベースのTシャツをワイシャツの下から少し見せるのも素敵です。(ただし肌着用の白シャツじゃなくて、Tシャツでお願いします)

いきなりスカイブルーやベージュを使うのに抵抗がある方は、ぜひグレーから始めてみてください。黒と白にグレーを追加するだけで、不思議なことにしっくりおさまります。白黒漫画でも、スクリーントーンがあるとやっぱり目に優しいのと同じです。

もし今の服が「ファッションであまり強い言葉を吐くな」状態になっているなら……ぜひ1度、漫画にトーンを貼るつもりで中間色を配置してみてください。

黒寄りの色が好きならカーキ、紺色、濃い茶色を。白系が好きならベージュ、グレー、そしてスカイブルー。1つ思い切ってジャケットを買うだけで「今日なんか違うね。いいじゃん」と言われるコーデへ成長できるはずです。そうして1枚、2枚と中間色を増やしていくうちに気付いてしまうはずです。「あれ?モノトーンってもしかして強いファッションだった?」と。そのときはきっと悶えると思います。

私?この原稿を書きながら、真っ黒なワンピースでまだ悶えています。あなたのファッションに、グッドラック。

 

著者:トイアンナ (id:toianna)

外資系企業での女性を対象とした消費者リサーチや500人を超える相談実績から現在はライターとして独立。
恋愛、キャリアからエンディングまで幅広くアドバイスを行う。
 
ブログ「トイアンナのぐだぐだ」は最高月間50万PVを記録。『恋愛障害~どうして「普通」に愛されないのか?~』など著書多数。

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